そうだ 京都は、今だ。⑰ 京極かねよ

河原町通りから六角通りを入ってすぐ
風情のある店構えのうなぎ屋さん「京極かねよ」

大正初期に創業　　今もその当時の佇まいを維持していますが～
実は、戦前に火事に見舞われ三階が消失　　現在は二階建てとなっています

京都へ行ったら絶対！のお店ですが、予約は受け付けていません
7月の、殆ど観光客のいない京都でさえも～この行列です

下足番さんのいるお店は数十年ぶりです＾＾　京都は多いですね～

番号札をいただき、二階へ上がります

店主さんが仕切られている会計所　クルクル巻のコード付き電話ですよ～　
映画のセットに出てきそう　何だか昭和に戻ったみたい・・・

忙しなく動く「お給士」さん

タイムスリップしたかのような店内

案内された窓際の席は、少し斜めっています　が～それも味＾＾
懐かしい味の渋いお番茶が運ばれ～オーダー

お昼ですが・・・
先ずは～30分暑さの中で待った私達のご褒美は～
ビールでカンパ～イ！

創業以来守り続けられてきた百年注ぎ足し一子相伝のタレ

一本選りの鰻、火種は備長炭、熟練の職人の技・・・
すべてが相俟って「京極かねよ」の鰻になるわけです
きんし丼　並　2600円

器の蓋から京風玉子焼きがこんにちは～＾＾

タレの調節はセルフです＾＾

卵の掛け布団を奥ゆかしく＾＾捲るめと～下から鰻ちゃんが現れます
持ち上げた玉子焼きは想定外の分厚さです

受け継がれてきたタレで仕込まれた鰻　ん～美味しい！

そこに～ふんわり、ほんの～りと甘い玉子焼き
鰻＆卵焼き＆たれの、この一体感・・・素晴らしいです

関西の鰻店なので、関西風と思っていたら・・・関東風の味付け
玉子焼き・鰻ちゃんを一通り味わったので、山椒を投入
香り高い上質の山椒が、最後に全て一体となった美味しさを蘇らせてくれました
京都ならではの老舗・名店、何時間並んででも食べる価値ありのお店です＾＾

京極かねよ （うなぎ / 京都市役所前駅、京都河原町駅、三条駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.8