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そうだ 京都は、今だ。㉕ 秋麗の京都 [Japan 京都]

今年最後の旅は、夏記事も終わらぬうちに・・・また「京都」^^
北アルプス連峰もすっかり雪景色
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錦織りなす「秋の京都」へは~仙台から約1時間一寸の大阪・伊丹へ 
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「六甲山」上空 この辺りも今は美しい景色なのでしょう
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伊丹からリムジンバスで更に1時間 京都到着
(何気に仙台から京都は遠いです[もうやだ~(悲しい顔)]
京都タワー
夏に見た姿と変わりませんが、背景は真っ青な空が秋空にチェ~ンジ♪
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かぶや大根が美味しい時期
京都は千枚漬けが有名なだけに、駅構内では実践販売が行われていました
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夏の京旅で、すっかり「鴨川」の虜になってしまった私
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今回のホテルは鴨川を望む部屋数・数室の贅沢なホテル「ALZA KYOTO」
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二重サッシの窓を開けると~
鴨川の流れと秋の彩を味わうことが出来るお部屋です
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夏に食事をした川床 納涼床は全て冬支度
こうして対岸からマジマジと見ると、建物の歴史の重みが感じられます
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広い部屋、素晴らしいロケーション、小さな子の宿泊は不可
床暖房のせいか、空調を付けなくても部屋が暖か~
しっとりと京都を楽しむための大人の為のホテルです
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秋の鴨川を眺めながら一息ついた後は~
早速「京の秋」を満喫するため出掛けます
萩の花がまだ咲いていました
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なのに、町は紅葉色  京都の秋は「赤」が美し~い
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夏記事mixで京都旅お付き合いください[るんるん]
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そうだ 京都は、今だ。㉔ 京都八坂神社 [Japan 京都]

清水寺から八坂の塔を眺め「八坂神社」へ続く道を歩きます
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「八坂神社」の「南楼門」
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京都の中でも「祇園さん」の呼び名で親しまれ
全国各地から多くの参拝者が訪れる「八坂神社」
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京の東側を昔から守ってきた「八坂神社」
疫病退散、無病息災のご利益があるとされています
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八坂神社といえば日本三大祭に数えられる「祇園祭」がとくに有名です
本来なら七月の一カ月間にわたって行われるこの祭
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絢爛豪華な山鉾巡行のほか
十七日の夕刻に西楼門の前に三基の神輿が集う神幸祭も見どころの一つでしたが・・・
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二年ぶりに祇園に置かれた「山鉾」を見れただけでも
今年の夏に京都へ訪れた甲斐がありました
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茅の輪くぐり
お参りする人が「疎」になったタイミングを見計らって潜る事がで出来るよう
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茅の輪を例年よりも長期間設置されていました
大国主社
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因幡の白兎と大国主の伝説にちなみ
兎を模した縁結びの授与品も置かれていました 
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蘇民将来(そみんしょうらい)を祀る疫神社
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ここに祀られている蘇民将来は
牛頭天王(ごずてんのう=素戔嗚尊)から
疫病を免れる茅(ち)の輪を授けられたという伝承があります
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蘇民将来に縁のあるものは疫病にかからないとされ
祇園祭では、粽(ちまき)に疫病退散を願掛けするそうです
私も買ってきて玄関に下げています 疫病退散!
美人になれる祇園神水
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八坂神社本殿東の大神宮社前で湧き出していました^^
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祇園造と呼ばれる荘厳な「本殿」  国の重要文化財に指定されています
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本殿と拝殿を一つの屋根で覆うという建築様式が他に類を見ないことから
祇園造と呼ばれ、現在の建物は1654(承応3)年に徳川四代将軍家綱が再建したものです
檜皮葺きの大きな反りが美しい~
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八坂神社にはたくさんの不思議な伝説が伝わっていて、本殿もその一つ
都の人々が語り継ぐ話の中では、この本殿の下に大きな池があり
水脈が平安京の西に位置する神泉苑や、南の東寺まで続いているということ・・・
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本殿を見上げると、鮮やかな青色の龍の木彫りが
柱の上に付けられた「龍吼(りゅうぼえ)」と呼ばれる龍の頭の木彫りが
二礼二柏手に応えて鳴くからとか・・・確かに拍手がとても響いて感じがしました
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水と龍にまつわる八坂神社
古くは祇園感神(かんじん)院・祇園社と呼ばれていたこともあり
花街として知られる祇園の名も、その門前街として栄えたことに由来します
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京都の市街地を東西に貫くメインストリートの一つ、四条通
その東の起点に鎮座する「八坂神社」は
全国にある八坂神社や素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀る約2,300の神社の総本社です
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四条通に面した「西楼門」は東山を象徴する建物で国の重要文化財とされています
7月・夏の京都遊び記事の合間に、秋色の京都も満喫してきました^^
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夏・京都記事に紛れ込ませ、秋・京都、日本の美意識の「侘び・寂び」を
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暫くの間、私の足跡として綴っていきたいと思います
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そうだ 京都は、今だ。㉓ 京の台所「錦市場」 [Japan 京都]

「にしき」と呼ばれ親しまれてきた京の台所「錦市場」
京都観光で~ここは外すことが出来ません♪
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京都市のほぼ中央に位置し
京都のメインストリート・四条通から一筋北にある錦小路通りの寺町通から高倉通まで
約390メートルにわたって続いている商店街です
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レトロチックな~赤緑黄の色鮮やかなアーケード
1993年に完成したこのアーケードは、錦市場を象徴する顔になっています
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錦市場の地下には、古くから地下水が豊富に流れていて
その地下水を冷蔵庫代わりに利用できたことから~
魚の商いに適していたと言われています
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390メートルの長い市場を歩くことは
400年の長い歴史の道を歩く・・・ことでもあります^^
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歴史は古く、8世紀の昔からこの地で魚市場「魚の立ち売り」が行われてきたそうです
1600年代には江戸幕府より魚問屋「錦之店」の称号が許され
朝廷や社寺へ、新鮮な魚を献上する事が出来る魚市場として栄えるようになったそうです
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平安時代から~現代まで
京都人の胃袋を支えてきた、まさに京の台所と呼ぶにふさわしい市場ですね
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現在は130以上の店舗が軒を連ね
朝はプロが仕入れに訪れ、午後は京都市民がが夕食の食材の買い出しに来る
コロナ以前には、国内外から京名物を求めてやってくる観光客でも賑わってた市場
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京の旬の食材や京野菜、湯葉、鰻、乾物などの食材から~
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寿司、豆腐、デザート、おばんざいまで・・・様々な食品が並んでいます
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終戦直後は、大混乱に乗じて日本全国に闇市が乱立し
錦市場にも闇市景気の波が押し寄せたそうです
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それ以前から「錦市場は産地と直接取引」をしていたので
全国から物資が集まり
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店頭に商品を並べると行列ができ、飛ぶように物が売れていった
「口に入るものなら、なんでも売れた」という時代もあったそうです
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「のとよ」 川魚の専門店です
鰻や鮎の塩焼きなどその場で焼いた物が売られています
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メインは魚ですが、と~~~っても気になった品・・・すずめ
全国でも珍しく、貴重な食べ物です^^
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創業天保年間から続く老舗中の老舗「麩房老舗(ふふさろうほ)」
100食限定の「京生麩の田楽」が販売されていました
8時間じ~っくりと炊き上げた、自家製の田楽味噌が塗られています
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「津乃称」 可愛い~たこ&たまご
本物のタコの卵は余り好きではありませんが~
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甘じょっぱく煮られたタコの頭に入れられた「うずら」がとても美味し~い
知り合いの「打田漬物」^^
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私的には、台湾の市場や夜市を思い出させてくれる「錦市場」
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日本にもこう言った市場がまだ残されている事、正直驚きました
市場・夜市なら、好きなもの食べ歩き~♪が楽しみの一つですが・・・
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現在、その楽しい「歩き食べ」は禁止されています
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「錦市場」   アジアを旅した事がある人なら絶対に訪れるべき~
ワクワク&楽しい、日本の歴史を感じられる市場でした
海外へ出られない今、ハマってしまった^^京都へまた出掛けて来ま~す
次回ブログ更新は来週後半の予定です
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SHICHI NO CAFE & PIZZA・シチノカフェ [gurmet sweets&bread]

仙台市街から車で40分の菖蒲田浜
この辺りは東日本大震災の津波によってすべての家々が姿を消しました
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隣の表浜・外人浜は現在は遊泳禁止となっています
震災前はサーファーで有名な海岸でした が、サーファーの姿がちらほら・・・
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松島湾に隣接する七ヶ浜
その名の通り七つの浜が在ります
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震災復興、七ヶ浜頑張ろう!の意で作られた
「SHICHI NO RESORT・シチノリゾート」
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海の駅、リゾート施設、お洒落なカフェ、コンドミニアムホテルが
敷地内に隣接し、建てられています
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七ヶ浜の「花渕浜」まさに海の目の前「シチノカフェ」
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裏松島の島々と海を眺めながら時が過ごせるカフェです
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海と空 どこまでも続く水平線・・・
さわやかな潮の香りと波を揺らす静かな風に吹かれていると
日頃のストレスやモヤモヤも、ここでリセット出来そうなくらい気持ちが良いです
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かなり広く、海と松島の島々がよく見える明るい店内
カウンター席とテーブル席があります
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こちらのお店は基本セルフです
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バスクチーズケーキを買ってテラス席でいただきました
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昨年、予定していたバスクへ行けなかっただけに~
バスクチーズケーキに寄せる思いは一入です
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外側を黒く焦がした濃厚な風味のあるチーズケーキ
ねっとりとしていて美味しい~
潮風を感じ海を見ながら仲良しと時を過ごす
コロナ禍のストレスを発散?するかのように~沢山の人が訪れていました

シチノカフェ&ピッツァカフェ / 本塩釜)

昼総合点★★★☆☆ 3.0


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そうだ 京都は、今だ。㉒ 龍のひげ [Japan 京都]

京都市役所駅近く「河原町通り」から路地へ入って100mほど
裏道にひっそり佇む創作フレンチのお店「龍のひげ」
植物の「リュウノヒゲ」から~
生命力の強い植物なので屋号に選んだそうです
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かなりの人気店なので、しっかり予約をして伺いました
カトラリーを使わず
箸をつかっていただくスタイルのフレンチレストランです
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フレンチなので、私は日本酒 主人はワインを・・・
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「龍のひげコース」は~
「夏色はじける思い出を辿る旅」 2021 文月のメニュー
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前菜
テーブルの上に置いてあった「折り蟹」を解くとお品書きが書かれています
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☆シェフ・見舘孝司からのご挨拶 夏への冒険の扉を開けて
・夏の御料理で彩られた宝箱 白い砂浜散歩するカニの折り紙
お寿司の桶で運ばれてくる八寸
なんと15種類もの一口料理
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二種のピクルス オリーブとベーコンのガトー 鴨ロースと林檎のコンポート
蛸とズッキーニのマリネ うずら 海老 生麩 玉子ののカステラ
鶏のコンフィ 無花果 焼湯葉 いぶりがっこ 鮭の幽庵焼き グジェール ~
和風の味付けのものも多く、日本料理のような感覚
もうこれだけで大満足&十分、いえ過ぎるほどの宝箱 見事です!
☆晴れ渡る夏空を彩る花火大会
~オープニングセレモニー~
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フォアグラとガスパチョとバジルのサラダ オレンジソースと・・・
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☆龍のひげの枯山水 ~変わらぬ想い~
本日の造里 二種の余韻  マグロとヒラメ
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マグロは胡麻ダレに大葉  ヒラメは酢味噌に金山寺味噌
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☆夏の世の夢 ~満天の星降る森で 浮かぶ月を眺めながら~
オランデーズスフレ 蛸/たこのミキュイ 天使の海老のグリエ
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ニシン茄子のムースと筑前煮のゼリー寄せの2層仕立て
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梅肉ソース、山椒オイルもムース同様の主役です 素晴らし過ぎ・・・
☆風に漂う刺激的な夏の香り ~冷たい素麺で納涼を感じて~
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スパイス香るカレー素麺 海老出汁のジュレ チーズソース
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全て感動の素晴らしい「食」に「飲」も進みます^^
お飲み物は如何ですか?と聞かれ、爽やかなカクテルを・・・
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と、お願いすると~カンパリベースのカクテルを作って下さいました
☆夏の太陽に 輝く小川 ~陽だまりで楽しむ川遊び~
亜優の85℃24h コンフィ田楽仕立て ひとくちの鱒のタルタル
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亜優=鮎です 85℃で24時間優しくじっくりローストした鮎
天の川へ一緒に上って行きたくなるほどの美味しさに言葉を失いました
☆ステーキ
黒毛和牛サーロインの炙りステーキ
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低温調理サーロイン 柔らかく旨味がギュッと詰まっています
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殆どお塩だけでいただきました
☆信楽焼の羽釜で炊き上げた釜めし
6種類の釜飯の中から好きなものを選びます
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京都だけに「おじゃこ」を選択♪
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赤だし
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きちんと漬けられた糠漬けも涙が出るほど美味しい~
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☆桃色の恋の一雫 ~雫に映る思ひ出を眺めながら~
白桃のプディング ピスタチオのアイス レモンのエスプーマ
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☆ハーブティー
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会席をベースにフレンチの技法を取り入れているこのお店は
食べログ2021年の全国100名店に選ばれています
このお店へ行く為だけに京都へ行っても良い!
と、真面目に言いきれる!素晴らし~~いお料理のお店でした

☆こちらのお店は10月30日で一時休業し
来年・1月早々から烏丸四条ダイワロイネットホテル1階に店舗を移されます☆

龍のひげフレンチ / 京都市役所前駅三条駅三条京阪駅

夜総合点★★★★ 4.5


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そうだ 京都は、今だ。㉑ 寺田屋 [Japan 京都]

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幕末一の人気者、坂本龍馬
激動の時代の中、日本の内と外に同時に目を向け
古い考えにとらわれることなく、新しい日本の国の姿を夢見た若き英雄です
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坂本龍馬が襲撃された場で
悲劇の事件として名高い「寺田屋騒動」の舞台となった「寺田屋」
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金閣寺よりも、清水寺よりも、二条城よりも、八坂神社よりも~~
私が京都で一番行きたかった所
明治維新の立役者の龍馬が身を寄せた船宿です
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文久2年(1862)4月23日
討幕急進派がこの寺田屋に結集し決起を企てた「寺田屋騒動」
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寺田屋は鳥羽伏見の戦いで罹災し、現在の建物はその後再建されたものです
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慶長2年(1597年)から伏見で船宿を営んでいた寺田屋
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1597年と言えば・・・関ヶ原の戦いが1600年なので~
豊臣秀吉が亡くなって、徳川家康の時代へと移っていく・・・これまた激動の時代
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伏見にはたくさんの船宿があり、寺田屋もその一つで薩摩藩の定宿でした
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寺田屋の目の前は川 ここに船をつけて宿へ入っていったのでしょう
その薩摩藩の定宿にどうして土佐藩(脱藩浪士ですけど)の龍馬がいるの?
それは薩摩藩士のふりをしていたから・・・
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「寺田屋事件」があったのは慶応2年1866年
この事件の直前(2日前)、薩長同盟が結ばれました
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それまで反目し合っていた薩摩藩と長州藩が
龍馬の仲立ちで「これから我々は協力していこう」となったわけです
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とはいえ~あの時代・・・SNSもありません
世間に対して「同盟結びました!」と発表出来る術もありません
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締結のわずか2日後に伏見奉行所(つまり幕府側)にバレた・・・
というよりも~それまでの龍馬の動きから
「坂本龍馬は何やら怪しい」と勘繰られていたのですね
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その時、龍馬を襲った伏見奉行所の捕吏は7~80人・・・とも言われています
とにかく、大勢で宿を取り囲んだのでしょう
それに対して、龍馬は手を切りつけられながらも脱出に成功
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薩摩藩邸に逃げ込みます
龍馬も一緒にいた長州藩士の三吉慎蔵も、危険を知らせたお龍も無事[もうやだ~(悲しい顔)]
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大勢で押し掛けた捕吏に、龍馬は短銃で応戦し鉄砲で4発撃ち
その銃の痕跡がこうして残されています
その時の短銃は、私の大好きな「高杉晋作」にもらったもの
幕末は役者が豊富です^^
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この時、龍馬は手を切られました
その傷の湯治に、この伏見から船で薩摩の霧島温泉にお龍と出かけたのが
日本最初の新婚旅行と言われています
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龍馬はその刀傷で左手の人差し指が不自由になってしまったので
写真を撮るときには左手を隠しているのでしょう
わずか三十数年という短い人生を駆け抜け、日本を変えよう!とした若者
死後150年経ってもこんなに愛されているのは、知恵のあった龍馬だからこそ
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ペリーの来航から大政奉還までわずか14年・・・
短い間に様々な事件があって、明治という新しい時代が築かれて行きました
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時代を変化させる大きな舞台となった「寺田屋」
幕末、大大大~~好きなviviちゃん 
幕末&山下達郎談義をしたら~数十年語り合えます
寺田屋・ここに泊まりたい!と訴えましたが
きちんとしたホテルに泊まろうよ^^と、主人の意向で却下[もうやだ~(悲しい顔)]
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寺田屋の建物は、見学受付は午後3時40分までですが
その後の時間は旅館として営業されています  
泊まれる・・・現役の「旅籠」です  
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そうだ 京都は、今だ。⑳ いざ、伏見へ [Japan 京都]

かつては伏水(ふしみ)と表記されていたほど、質の高い伏流水に恵まれていた伏見
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京阪電車の伏見桃山駅
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さっそくイラストの龍馬がお出迎えしてくれます
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幕末の名残プンプン&ワクワク感Maxの私 実は京都で一番訪れたかった地です
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伏見は豊臣秀吉が城を築いた城下町を土台に
江戸期には、大阪と京都を結ぶ物流拠点として栄えた活気ある町でした
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安土桃山時代から江戸時代にかけて開発が行われ
京都と大阪を結ぶ水運の拠点として栄えた伏見
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酒造りが盛んになると
伏見の川には酒やその原料となる米などを運ぶ輸送船などが行き交いました
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当時の便利な乗り物と言えば船
京と大阪は淀川水運で結ばれて、人々は三十石船に乗って行き来していました
その京の玄関口が伏見
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現在運航している「十石舟」は、屋形船仕様の遊覧船
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酒蔵が立ち並ぶ伏見の街にしっとりと溶け込んでいます
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十石舟が運航する濠川(宇治川派流)は宇治川へと流れ、淀川に通じる川
かつてここを多くの船が行き交い、付近は船着場として賑わったといいます
もうこれだけであの時代を想像・・・幕末へとタイムスリップ~!
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幕末の歴史の舞台ともなった伏見
現在もその名残を感じられる場所が数多く残っています
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龍馬とお龍はここから三十石船に乗り
日本初といわれる新婚旅行に出発したと言われています
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その場所に今立っているのかと思うと・・・思わず気分が高まります
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若者たちが日本を作り上げるために熱く闘った地・伏見
私も熱く~暑く(/_;)回ってみました この後も幕末です^^
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そうだ 京都は、今だ。⑲ FAUCHON HOTEL京都・アフタヌーンティー [Japan 京都]

FAUCHON HOTEL KYOTO・フォションホテル京都
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吹き抜けのロビーエントランスから続く大階段を上っていくと~
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目の前に開けるサロン・ド・テ
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パリでも人気のアフタヌーンティーを、京都バージョンでいただく事に^^
私たち以外のお客様は、アフタヌーンティーのみに訪れた方で
かなり前からの予約でいらしていたようです
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ここへの宿泊もぎりぎり数日前の予約でしたが^^
フォションならアフタヌーンティーも楽しまない?
と、決めアフタヌーンティーの予約も宿泊時にお願いしましたが~
無理矢理の^^取れた時間はアフタヌーンティー終了間際の16時
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アフタヌーンティーの提供時間は11:00~13:00 14:00~16:00 の2部制
ですが、ご宿泊なので時間を気にせずごゆっくりどうぞ・・・との事
アフタヌーンティーと言うよりはスイーツディナーと言う感じ 
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「フォション アフタヌーンティーセット~ l’été(レテ・夏)~」5500円
・ウェルカムティー
フォションを代表するフレーバーティー「アップル」のアイスティー
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お菓子やお料理に合わせてフォションブランドの紅茶をティーマスターがブレンド
・フリーフロードリンク
フォションオリジナル紅茶23種のブレンドティーを
何回でも、何種でもお願いすることが出来ます
フォションホテル京都のオープン記念のお茶
チェリー、洋ナシ、タンジェリンを使った緑茶のフレーバーティー
「ワンナイト イン キョウト」
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緑茶のフレーバーティーは、気に入ったものには出会えません
この紅茶だけで大満足でしたが~
「是非、私に次のお茶を作らせてくれませんか?」
ティーマスターの吉川さんが私達のテーブルに付きっ切りで・・・^^
この日だけのオリジナルティーを私達の為に作って下さいました
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ティーポットは南部鉄器の鉄瓶 紅茶を美味しく頂く為の砂時計
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薔薇、白茶などをmixしてあるお茶は、目でも鼻でも心でも楽しめます
天然の香りが真面目に素晴らし~い!
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茶葉ごとに蒸らす時間を説明して下さるので
それを感じ、意識しながら、煎れたてのお茶の香りを五感で味わう事が出来ました
カップ&ソーサーはJLCoquet(ジャン・ルイ・コケ) カトラリーはクチポール
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<上段>
本日のマカロン
バトン ショコラ
マーブル ケーキ
ムース・ココ・フレーズ
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ミニ マドレーヌ
ショコラ グリオット
ムース・ココ・フレーズが絶品!
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<セイボリー>
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小さな野菜のタルトフィーヌ 滑らかなフロマージュブランのクリーム
グジェール
フォアグラとジンジャー香るパンドエピス
ミニクラブサンド
ミニクロックムッシュ
<スコーン>
プレーンスコーン
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こんなに美味しいスコーンは初めて!
クロテッドクリーム
ストロベリージャム
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<デザート>
マンゴーのパルフェ
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・パリでも人気のくちびるケーキ(ビズビズ)
別料金ですがいかがですか?と言われ~勿論^^
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・ピンクはライチのムースにフランボワーズのジュレ
・イエローはココナッツとホワイトチョコのムースとマンゴーのジュレ
口に入れた瞬間、遊び心のある見た目とは違う、フワフワとして上品なお味
世界のグルメが認める美食のステイタスブランドと言われるフォション
ティーフードはどれも美味しく素晴らしい~☆
小さくても全てが存在感のある美味しさでした
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マンゴーやパッションフルーツ、ライムなど
6月~8月にかけて美味しさを増す夏の味覚がふんだんに使用され
この季節だけの限定メニューを楽しむことができました
今なら和栗や洋梨、みかん等に姿を変えているのでしょうね

Salon de The Fauchon紅茶専門店 / 清水五条駅京都河原町駅祇園四条駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


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そうだ 京都は、今だ。⑱ 夏の夜の鴨川沿い [Japan 京都]

7月の京都は~夜も暑いです^^
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夜の気温も26℃・・・タイの夜の方が体感的に涼しく感じました
夜の鴨川沿いを散策
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風情ある灯りは京都の夏ならではの彩です
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「高札場」
幕府や領主が決めた法度や掟書など、やはりここ鴨川に掲げられていたのですね
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鴨川は桟敷ケ岳付近を源とし
桂川の合流点に至るまで京都市内の南北を流れる約23kmの河川です
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夏、鴨川の岸辺に木組みの床を張り出し
納涼を兼ねて料理を楽しむ「川床(かわどこ)」は京都の風物詩にもなっています
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鴨川は北区雲ヶ畑・桟敷岳を源とし南下、上京区出町付近で高野川と合流後
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市街地東部を南へ貫通し、伏見区下鳥羽で桂川と合流し淀川に入ります
この立地のホテルも次回の候補かも・・・
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「日本紀略」に書かれたのが古く、文学や歴史にしばしば登場します
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悠久の歴史の中で千年の都と京文化を育んできた鴨川
その周りには歴史を語るべく姿も沢山残され
それを守っていこうとする現代の人々の思いを感じる事が出来る場所です
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恐ろしいほど静寂な京都の夜 
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これは~今だからこそ味わえる・・・
後ろから刀を持った侍が駆けてきそうな幕末シーンがイメージできるほど
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静かな京の夜でした
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大都市にありながら、清澄さを保つ・・・宵の京都・鴨川沿い
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きっと今だからこそ・・・大好き&憧れの幕末の宵を感じながら
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川床上を吹く風に付き夜を感じられたのでしょう
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沿道の街頭下に設置されたブラックボックスならぬ「箱」
ホテルの方に聞いたところ、祝日には国旗に変わり
街を揚げて「日の本」を祝い、国の祝日を意識しているのだそうです
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国旗を掲げる家々は在りますが
町全体で、こうした事が日常的に行われている街・町は他にはないと思います
我が国を築き上げた地故の、さり気ない敬礼は京都ならではなのかもしれません
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秋を歩こう  [happy]

10月3日に一早く紅葉を見たい!と山形「月山」へ出掛けました
が、美しい錦秋の山は・・・雪を纏った冬山と、一瞬で姿を変えてしまいした
10月19日に初冠雪が観測された月山 
10/24 山形自動車道からの眺めです
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松尾芭蕉が詠んだ「せみの句」
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閑かさや岩にしみ入る蝉の声」でも知られる東北を代表する古刹「山寺」
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天台宗の高僧慈覚大師が860年に開山し
奇岩怪石からなる山全体が修行と信仰の場になっています
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この「山寺」から、山形県と宮城県との県境にある「面白山」へ
秋の山を歩いてみました
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紅葉川
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夏には心地よい葉陰を見せていた緑葉も
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間もなく落葉を迎えます
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「面白山↑」の標識どおりに舗装道を進みます
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天高く馬肥ゆる秋
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「空は澄み渡って晴れ、馬が食欲を増し、肥えてたくましくなるほど過ごしやすい秋」
空気が澄み、とても高く感じられる秋空 美味な食たち^^
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心身ともに快適に暮らせる秋 素晴らしい季節ですね
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蒲・ガマの穂絮(穂綿)
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面白山
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面白山は、山形県と宮城県の市町村境にある
奥羽山脈のほぼ中央に位置する山です
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面白山と言えば~一昨年、熊とご対面で・・・[もうやだ~(悲しい顔)]
泣き泣き下山した記事を覚えていらっしゃる方も多いかと思います
私にとっては鬼門の様な山~熊よけの鈴を身に着け歩きました
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この辺りには登山道が沢山あり
登山者のレベルに応じた様々な難易度を選べます
前回はいきなり難易度の高いコースを歩き&熊ちゃんに出会いましたが
今回は初心者コースで、サル君・野猿(巨大)に遭遇[もうやだ~(悲しい顔)]
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昨日の都内では「刃物を持った男が電車に!」と騒がれていましたが
(どなたも被害の無かったことを祈ります)
昨日今日の宮城のnewsでは
「熊が出た!」「猿に気を付けて!」と、流れるくらい~普通にいます^^
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仙台側から見ると、面が白く見えることから~「面白山」と名付けられたそうです
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「面白山」駅に到着
初級者から健脚者まで幅広く楽しむことができる「やまがた百名山」
今回出会ったのは、熊ちゃんでなく~猿君[ふらふら]
中秋~晩秋の晴天でベストな時期に歩く(18000歩)ことが出来ました
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