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オランダ・アムステルダム Ⅺ さよならアムステルダム [アムステルダム・ Netherlands]

自転車のある運河の風景 自転車大国・オランダ
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「北のヴェネツィア」と呼ばれる都市の一つ・オランダの首都アムステルダム
100km 以上の運河と約90の島々、1500もの橋から成り立っている上空から見ると~こんな感じ
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ヴェネツィアと同じ、運河に囲まれた街と言う事が良く分かります 
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ヨーロッパのハブとして、日本から直行便も発着するオランダ・アムステルダム
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アムステルダムはとてもインターナショナルな都市です
オランダ人は基本的に英語がとても上手  外国人だと分かると直ぐに英語で話してくれます
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美しい街並みや広々とした運河とともに、寛容性でも名高いオランダの首都アムステルダム
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アムステルダム中央駅からスキポール空港までは電車で約20分
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年間数百万人もの観光客が押し寄せる現実のアムステルダムも、実は今変わろうとしています
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街が観光客であふれ返って行楽地と化し、地元住民の不満が高まる中
寛容性も限界に達した様です
観光は年間820億ユーロ(約10兆円)の経済効果をオランダにもたらしています
それでも観光客の激増によって、寛容な精神が失われることが心配なのでしょう
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アムステルダムを訪れる観光客は
2019年の2000万人→2030年には4200万人に増えると予想されています
これは現在のオランダの人口の50倍以上 
確かに・・・オランダ全てが変わってしまいました
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空港は勿論の事、アンネフランクの家、運河クルーズ、ゴッホ美術館、ハイネケン・・・
全て混み混み~!ネット予約なしでは、何処も自らの足で観光する事が出来ません
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訪れる旅行者数と街の「ディズニー化」に歯止めをかけるため
アムステルダム市議会の主要政党は、対策案の内容を発表
メディア各社は「売春宿、大麻を販売するコーヒーショップで知られるアムステルダムが
パーティーを終わらせることになるかもしれない」と報じています
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その昔「KLMで行くオランダ」が賞金のクイズ番組もあった時代もありましたね
憧れのオランダは、哀しい事に・・・今や誰でも易々と訪れられる国となってしまいました[もうやだ~(悲しい顔)]
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風車やチューリップなど自然豊かなオランダ
アートやカルチャーが発展した自由都市として知られるアムステルダム
あの頃の長閑な景色のオランダが懐かしい・・・今回の駆け足旅で私も思いました
GWの長旅 ギリシャ~サントリーニ~アムステルダム・・・ここまで引っ張りましたが^^
最後は~アムステルダム・スキポール空港の「ラウンジ」紹介で月曜に締めくくりまます
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オランダ・アムステルダム Ⅹ 飾り窓 [アムステルダム・ Netherlands]

他の国では珍しい、その国独特のものは観光名物になりやすいですね
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アムステルダムでは「飾り窓」という通称を持つ合法的な売春地区が
ツアーなどの観光名所になっています
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以前、この辺りはとても治安が悪く、サラっと早足で通り抜ける地帯でした
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市内に3つある赤線地帯(Red light district)の中でも
最も古くて広く、アムステルダム中央駅から徒歩5分圏内にある「飾り窓
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飾り窓が盛り上がるのはネオンライトが赤く光る、夕刻から深夜にかけての時間帯
運河に映る赤く飾られた窓が、何とも言えず妖艶で美しいです
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その窓辺に立つ遊女たちは歩く人々の目を引きます
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肌も露わなランジェリーを身にまとった遊女たち
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オランダは売春が合法
つまり、遊女たちにも納税の義務や社会保障がある、法律で認められている職業なのです
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とはいえ・・・何らかの事情を抱えているケースも多いため
飾り窓に立つ女性の写真撮影はNG
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聞くに堪えない片言の日本語で客引きをするボーイには、もちろん社会保障はありません
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アムステルダムにはマリファナが購入できる「コーヒーショップ」と呼ばれるカフェも
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街中のお土産店もご覧の通り
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「CANNABIS」とは大麻の事
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あ~ぁ~~~良いの~?これで?と言った感じ^^
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アムステルダム市議会は2020年から「飾り窓」への見学ツアーを禁止すると発表しました
「性産業従事者を観光の名所と見なすのは、これからの時代に相応しくない」
飾り窓で働く女性への心理面への悪影響の懸念、などがその理由の様ですが・・・
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オランダは、売春やマリファナ、安楽死が合法で、同性愛もいち早く認めた国
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世界トップクラスの「自由」を謳歌する国ですが
そこまでエキサイティングな国で良いの??と思ってしまいます
アムステルダム・・・ゴッホもアンネもマリファナも・・・何で~も揃っています
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オランダ・アムステルダム Ⅸ オランダ名物「Haring ハーリング」 [アムステルダム・ Netherlands]

アムステルダムと言えば「トラム」と呼ばれるほど、町全体に路面電車が走っています
何処へ行くにも「トラム」または、この線路を跨いで歩くのがアムステルダム
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フェルメールの「牛乳を注ぐ女」が所蔵された
世界屈指の美術館「オランダ国立美術館」が見えてきました
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大好きな線画の王・レンブラントの絵も沢山所蔵されています
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ここを回っていたら~一日が暮れてしまうし、以前も来ているので今回はスルー
美術館建物下の道路を通って~「ハイネケン工場」
工場見学の為の長蛇の列を見て~あきらめて・・・歩きます
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先ずは~あれを食べなきゃね^^
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オランダの代表的な魚料理「Haring・ハーリング」 英語では「ヘリング」といいます
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北海で取れるニシンの一種
生ニシンをマリネしたもので、オランダ人の国民食です
お刺身&シメサバのような感じなので、日本人の口に実に良くあうんですよ
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オランダ各地の魚屋やマーケットで必ず味わえる一品
ニシン漁が解禁される5月下旬から6月頃が一番旬な時期なので、楽しみにしていました♪
オランダのハーリングの歴史は実に古く、中世までさかのぼります
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この生ニシンの保存法は14世紀末ごろにゼーランドの漁師によって開発され
他国への輸出アイテムとしてオランダの富の蓄積に一役買ったもの
「ハーリング」はオランダ経済の立役者でもあったわけですね
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こんな由緒ある歴史を持つ「ハーリング」 オランダでは実にポピュラーな食べ物で
ハーリングの専門屋台もオランダ各地に良く見かけます
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「Stubbe’s Haring」はsingel運河に架かる橋の上の人気店
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地元・オランダ人はフォークを使わず~国旗付きのようじでニシンを刺し
タマネギと絡め、ペーパー皿からスルスル~っと口中へ流し込む「アムステルダム流」
私・・・この食べ方には自信がないので~^^
「ブローチェハーリング」とオーダー パンに挟まれたハーリングサンドイッチです
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ブローチェハーリングには国旗楊枝は付きませんが~
「写真を撮るならこうした方が絶対にスペシャルよ!!」と、優しいお店のおばさん^^
後ろで構えているのが見えるでしょ?^^ ゴロゴロとしたピクルスも一緒にいただきました
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北海の荒波に揉まれ、脂がた~~っぷり乗ったハーリングバーグ^^
口の中にジワ~っと「ニシン」の旨味と、マリネした酸味が広がり~たまらなく美味しいです!
ビタミンA1, B1, B2, B6, B12, C,D,Eなどを含み、軽く醗酵=健康にも良いそう
お刺身文化の日本人の方には是非とも試していただきたい「食」
スモークしたサーモンの照り焼きも買ってみました
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はぁ~~これこそスモークサーモンの食し方 
サラ~っとタレを付けて焼かれたスモークサーモンにレモンを絞って・・・
もう、想像できますよね?^^ この二品の為にオランダへ来ても良い!という感じ
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屋台のカウンターまでへ自転車で乗り付け購入し、自転車を漕ぎながらハーリングを頬張る・・・
正しく「ザ・オランダ」の風景です
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オランダ・アムステルダム Ⅷ アンネ・フランク [アムステルダム・ Netherlands]

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小学4年時 夏休みの「読書感想文」の為、母が私に与えてくれた「アンネの日記」
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私が「日記」を書く事が好きになったのは、まさにその時からです
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ちょうど~4年時担任の小坂先生が
子ども達とのキャッチボールに、全員「毎日の記録」を義務付けました
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小坂先生は自分の時間を削っても、いつも私達と向き合ってくれました
(2児の子を持つ母だったのに・・・今思えば大変だったと思います)
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アンネは親にも世にも言えない小さな喜びや恋、日々の不安を
回転する隠れ家の本棚の裏部屋で、白いページに綴っていました
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母から与えられた書は、幼心に胸に強く突き刺さりました
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ショックでした こんな事が世界で起きていたなんて 
どうして罪もない人達・子どもがガス室へ? ヒットラーって何? ドイツってどんな国?
幼い頃、そんなことを考えながらこの本を読みました
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ドイツによる占領時に、アムステルダムの隠れ家で暮らした日々について2年間の日記を綴り
悲惨な生活環境や恐怖の中でも、明るく希望を失わなかったアンネ
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アムステルダムへ行きたい!との思いが募ったのもこの時からで
ヨーロッパへ行くなら先ずは「オランダ」と思い、初ヨーロッパ渡航は「オランダ」でした
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ユダヤ系ドイツ人の少女アンネ・フランク
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オランダでもユダヤ人連行が頻繁に行われるようになり
フランク一家はアンネの父・オットーが経営していた会社の建物の奥側部分3階・4階
そこの屋根裏部屋を改築し、身を隠すように暮らしました
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以前は生家を、日記と同じ・そのまま見る事が出来ました
数十年前ここへ訪れた私は、財団へいくらかの寄付をしアンネの暮らした家へ入場しました
今ではこの様に異常なまでの行列 そして~多額の入場料
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こちらが~本来のアンネ・フランク家の入口
ここからゲシュタポが入って来たかと思うと、ここに立つことすら恐怖を覚えます
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フランク家の4人以外にも、4人のユダヤ人が住んでいたこの隠れ家
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日記にも記された有名な回転する書棚です
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1944年8月4日にドイツのゲシュタポ(秘密国家警察)に発見・密告されてしまったフランク一家
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アンネたちの隠れ家生活に終止符が打たれました
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ちなみにアンネの日記の記載は、その3日前の8月1日が最後です
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数十年前、アンネの家を訪れた際 
回転する本棚を回し裏部屋へ入室した私は、涙が頬を伝いその場へ座り込んでしまいました
「アンネ基金」に賛同した私の僅かなオランダ$・ギルダーは
生家に隣接する記念館を併設するまでとなってしまったのかと思うと
嬉しいような、哀しいような・・・
あの頃のままの部屋・階段・暮らした様を時世に伝えるには、様々な手直しが必要だったのでしょう
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「アンネの日記」を読まれた方だけが分かるムント塔 ・ Munt Tower
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彼女も聞いた「時を刻む鐘の音」は、時にアンネの心躍る(待ち合わせ)鐘の音だったようです

今でもアンネが聴いていた時と同じ「時」を刻む「鐘の音」です  
私には何度聴いても哀しい「音」に聴こえてしまいます
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オランダ・アムステルダム Ⅶ 橋のある風景・カナルクルーズ [アムステルダム・ Netherlands]

This is the Netherlands! これぞ~オランダと言って良い写真でしょ?
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こちらは運河クルーズ船のポスターです^^
この様な景色は~オランダではそう簡単に見れませんので悪しからず
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アムステルダムの歴史ある運河を航行する運河クルーズ
このクルーズ船を利用するのは最もポピュラーで街を巡るのにうってつけの方法です
「運河クルーズ」のスタートは、アムステルダム中央駅の近くにある発着場から
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どのクルーズ船もとても人気です  チケットを買うにも行列、買ってから入船にも行列
長い線を避ける為、私達は事前にネットのタイムスロットを予約していました
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アムステルダムは水に囲まれています 
主要となるこの運河は、17世紀のオランダ黄金時代に建設されたものです
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入船時にイヤホンを渡され、自国に合わせて解説を聞きながら約1時間のクルーズです
昔は~「CHN」や「KOR」なんてチャンネルはありませんでしたが~今や・・・
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「アムステルダムの運河の景観」は、優れた都市計画を現在に伝えている事
その美しさから2010年に世界遺産に登録されました
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いつ訪れてもこの運河は何も変わらず、秒針の音が聞こえるかのようです
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色とりどりの歴史ある建物が、運河沿いに隙間なく密接して建てられています
オランダは雨が多い国だけに、家が前傾しています
壁伝いに湿気入り込むのを~少しでも防ぐ事が出来ますよね
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運河沿いには17世紀の豪商の邸宅やアンネの隠れ家・教会
このレンガ造りの建物の天辺の形から、いつごろ造られたのか歴史を知る事が出来ます
間口が狭く階段が急な為「引っ越し」や「家具搬入」は
最上階の住居窓の上部に飛び出ている「リフト棒」を使って窓から荷物を入れ込みます
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陸からの景色とは目線の高さが違うので、また違った趣のある景色を楽しむことができます
倹約家のオランダ人に「不必要」と叫ばれている「オペラハウス」
船内イヤホンのアナウンスでも、正々堂々と同じ事が言われていました
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クルーズ船は、大小いくつもの橋の下を潜り抜け進んでいきます
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沢山の橋が架かる細い水路でも、スイスイ~と事も無げに通過
道ゆく人々、他の船の観光客と手を振り合ったり、見るだけではない楽しい時間が過ごせます
この場所はとても貴重な場所です 何故なら~船の上からしか見る事が出来ない「橋」
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7つ連なる橋」という7つの橋が 一直線に並んで見えるスポットなんです
この場所からしか見ることはできないので、クルーズ観光の見逃せないポイントの一つ
運河クルーズ初だった主人に、このポイントを見せたくてクルーズ予約しました
お待ちかね~ゴッホの絵でお馴染みの「はね橋(マヘレ)」
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ゴッホの絵は「アルルのはね橋」 彼が療養していたアルル地方のはね橋とされていますが
実際にはこの「マヘレのはね橋」がモデルになっているようです
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水の都アムステルダムは、とても美しい運河の街
アムステルダム中央駅を中心に環状の運河が広がっています
運河クルーズでは、世界遺産に登録されているオランダの首都アムステルダムを
地上とはまた違った目線で楽しむ事が出来ます 
ゴッホ・アンネ・レンブラント・ハイネケン・クルーズ・・・
倹約国だけに~オランダは全てネット予約必須です♪
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オランダ・アムステルダム Ⅵ 花びら舞う5月のアムステルダム [アムステルダム・ Netherlands]

雨の多いアムステルダムにも青空が顔を出しました^^
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ホテルのオーナーさんから「この脇の通りに美味しいスイーツ店があるよ!」
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と聞き~足繁く毎日通った^^スイーツ店
ハイ通りをスパイ通りに抜ける途中にあります
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色とりどりのケーキも美味しそうでしょ?
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オランダ名物の「ストロープワッフル」もどっさり売られています
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日本の屋台でも売られているような?^^イチゴチョコ 何せチョコレートが美味しい♪
これが美味しくて~ハマっちゃいました が~お値段は日本円で1本900円
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生ワッフル バターの芳醇な香りが麗しくとっても美味!
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街角で売られているラズベリー プッチプチを朝食代わりに食べながら・・・
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街歩き&色々食べ歩きはどの国でも新鮮で楽しいです
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地元人にも人気のスイーツ店
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5月の街中には陽の光を浴びてハラハラと舞う花びら
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花びらなのか、葉なのか分からずとも~
5月ですが初春の様な、雨露・花びら・葉片・・・キラキラ輝くアムステルダム
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オランダ・アムステルダム Ⅴ チーズ [アムステルダム・ Netherlands]

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チーズ大国のオランダ
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最高のチーズを食べながらワインを飲もう~と思いゴッホの後は夕刻お散歩
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夕闇・・・とは言え、アムステルダムの時間は既に8時
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夏には11時過ぎまで明るい、いわゆる白夜となります
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アムステルダム中央駅 
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街には沢山のチーズ店が軒を連ねています
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ワァオ~~嬉しい♪
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日本の百貨店やスーパーでも、オランダ産チーズが売られていますが
高級と言われるオランダ産チーズも、オランダならその半額以下で購入できます^^
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しかも、作り立てで新鮮なもの&レアものが多く~嬉しい限り!
でもね、チーズをお土産に買って帰る際は、その重量に注意です
若かりし頃、チーズに感激した私・・・
チェックインカウンターで追加料金3万円を・・・泣く泣く支払いました
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本物の黒トリュフが入れられた贅沢なチーズや王道のゴーダチーズ
Rook kaas・ロークカースと呼ばれるオランダのスモークチーズ
ゴートチーズと呼ばれる、山羊の乳で作ったチーズ
沢山の試食をして↑この4品をディナー用&お土産用に購入^^
チーズだけでは寂しいので~アムステルダム名物フリッツ・FRIETを買い込みます
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フリッツとはフレンチフライの事 
ソースの種が20種類以上あるので色々フレーバーが楽しめます
余り外食産業が発達していない(外食を好まないお国)オランダは
こうしたテイクアウトのお店が沢山在ります 5月なのに手袋 持参したviviちゃんも立派^^
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サントリーニ島の後だったので余計に寒さを感じ
だったら~美味しい「つまみ」で、部屋飲み&旅反省会しよう~^^という事になった訳です
それにしても~直滑降のこの階段 まだ飲む前なのでこうして写真が撮れてます
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いつも、旅に出ると早寝の主人を置いて~一人買い物や飲みに出る私ですが・・・
流石にこの階段は自信がありませんでした 
出来る事なら~アトラクションの様に、段ボールで滑り降りたい!階段
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ブロック型に切ったゴートチーズにマスタード
フリッツにはゴーダチーズソース
チーズ尽くし&ビール&ワイン=旅の疲れ&画像無し! 
白熱した旅反省会と共に~アムステルダムの夜は更けて行きました^^

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オランダ・アムステルダム Ⅳ ゴッホ美術館 [アムステルダム・ Netherlands]

オランダと言えば「ゴッホ」
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絵画の巨匠「フィンセント・ファン・ゴッホ」生誕の地です
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ゴッホ美術館
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今はExitとして使用されているこちらが、昔はEntrance・入り口でした
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チケットの購入はオンラインでのみ可能 渡航前に購入しvoucherを持って優先入場
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ゴッホ=絵画の神様と崇拝し、部屋にも彼の絵を沢山飾ってある我が家
この美術館には何度も訪れました
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達朗と同じくらいゴッホオタクなので
彼の作品を簡単に説明をしながら^^館内の絵をご一緒に巡りましょう
灰色のフェルト帽を被った自画像」1887年
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この絵はニューヨークにもあり、そちらでも観た事があります
ゴッホ好きな虫博士もNYで1番初めにゴッホの「自画像」を見に行ったそうです
ですが、NYの自画像とNLDの自画像ではやはりタッチが違います
彼は数十点自画像を描いています フォルムは同じですが筆触はまるで違うんです
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麦わら帽子をかぶった自画像」1887年
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イーゼルの前の自画像」1888年
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ファン・ゴッホの寝室」1888年
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パリのオルセー美術館でも観る事が出来ました 同名の作品は3点あります
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中学生(カミーユ・ルーランの肖像_郵便配達夫の息子)」1888年
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荒れ模様の空の麦畑」1890年
我が家の階段踊り場に掛けてある、私がゴッホの絵で一番好きな絵です 
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ひまわり(15本のひまわり)」1889年
同じ「15本のひまわり」は東京の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館にも所蔵しています
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ゴッホは「ひまわり」を何点も描いています
そのうち一般的に思い浮かべる「複数のひまわりが花瓶に挿されている状態のもの」
そちらに限定すると6点、それ以外の状態のものを入れると11点が現在確認されています
「複数のひまわり」は実際には7点ありましたが
1点は日本で戦時中に消失したため現存するのは6点、と言うのは有名な話です
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ゴッホがこれらの「ひまわり」を描いたのは
ゴッホの10年ほどの画歴の中で南仏アルルで暮らした1888年から89年間のわずか1年ほど
ゴッホにとって「ひまわり」は自らを映す鏡のようなものであり、夢や希望の象徴
精神的に不安定だったゴッホは、心の空洞を埋める為ひまわりの絵を描いたといわれています
ゆりかごの側に座る女性」1887年
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アルルの跳ね橋(アルルのラングロワ橋と運河沿いの道)」1888年
この絵も大好きで、我が家の虫博士の部屋に掛けてあります
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ゴッホは「ひまわり」に限らず、一度自分が描いた作品を見ながら
もう一度描き直すということをやっています
これはゴッホに限らず、他の画家も良くやる事なんです
モンマルトルの野菜園」1887年
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サント=マリーの浜辺の釣り船」1888年
この絵も好きな絵 ピアノのある部屋に掛けてあります
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日本の版画芸術はファン・ゴッホの最も重要なインスピレーション源で
彼は熱心な浮世絵コレクターでもありました
高級売春婦」1887年
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浮世絵版画は彼にとって刺激剤で、それまでとは違った物の見方を教えてくれたようです
19世紀後半、日本から渡来するものは何から何までもてはやされる時代
フィンセントもこの「ジャポニスム」の洗礼を受けました
梅の開花(広重を模して)」1887年
漢字まで模写しているのが面白いですね
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わずか10年の間に油彩、素描等、数百点の作品を残したゴッホ
耳を落とし、銃で胸を打ち、自らの命を絶ちました 
光と色彩の独自の使い方、筆やパレットナイフのストロークを活かした厚塗りの手法
20世紀の主要な芸術の流れに大きな影響を与えた・・・
ゴッホは偉大なる神の様な芸術家でした

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オランダ・アムステルダム Ⅲ kroket・クロケット&街歩き [アムステルダム・ Netherlands]

自転車と運河 実に絵になる景色です
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「北のヴェネツィア」と呼ばれる都市の一つ・オランダ
首都アムステルダムは、100km以上の運河と約90の島々&1500もの橋から成り立っています
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オランダ人は節約家・倹約家と言われます
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自分たちのバカンス・旅行や家具、子ども達への教育にはとてもお金をかけます
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でも、貰ったプレゼントが気に入らないと、レシートを貰って返品&交換しに行くそうで
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来客時に出すのはお茶とクッキー数枚
確かに外食産業は少なく、イタリア・ギリシャ等と違い~
遅くまでお酒を飲みながらのんびりと戯れている、家族や恋人の姿を見る事は殆どありません
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外食産業は少ない代わり、手軽に食べ歩き出来る物がアムステルダムのグルメです
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アムステルダムのお手軽グルメで外せないコロッケ「クロケット・kroket」のお店FEBO
FEBO」の創業は1941年 アムステルダム市内だけで20の店舗を構えます
黄色い看板に赤字で「FEBO」と書かれているので、とても目立つんですよ
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お店と言えど~店内には「自販機」が並んでいます
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フランス起源と言われるクロケットは、ベシャメルソースが主流
ですが、FEBOではいくつもの新クロケットが開発され、沢山の種類があります
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コイン投入口に提示された金額分のコインを入れると~カバーが開き取り出せます
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昔・ギルダーの時代より、数段種類が増えた事にビックリ!
おまけに~ハンバーガーやフライドポテト、フライドチキン等も入れられてます
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迷っちゃいますが~viviちゃん、オランダ語は全く分かりません^^
Kalfsvleeskroket:仔牛ひき肉クリームコロッケ
Rundvleeskroket:牛ひき肉クリームコロッケ
Satékroket:エスニック焼き鳥コロッケ
Vitaaltje:ベジタブルコロッケ
Speciaaltje:牛肉、豚肉、玉ねぎ、スパイシーハーブのメンチ
Bami:インドネシア風焼きそばコロッケ
なんとな~く分かるような分からないような・・・食べてみれば味が分かる!で良いでしょ^^
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定番らしき~「Rundvleeskroket」牛ひき肉コロッケ 2.5€=260円 
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ん~~~~アツアツ!ホクホク~! 寒いオランダ、体も暖まります
日本のコロッケ周りに使われてている「パン粉」が
「ぶぶ茶」を細かく砕いたような・・・サクサク&プツプツ感 
コロッケですが~やはり「クロケット」と言うネーミングが似合う味です
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コロッケ、しかも小さく&自販機・・・なのに良いお値段ですよね 
オランダは昔からとても物価が高い国です 
長身のオランダ人がホフホフと言いながら頬張り、自転車に跨って家路を急ぐ・・・
正しく倹約家の多いオランダならではの風景です
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yumiちゃんと一緒に入ったお店、まだ残ってたことに感動し~「ゴッホ」へ向かいます

FEBO Ferdinand Bolstraatコロッケ・フライ / アムステルダム)

昼総合点★★★☆☆ 3.1


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オランダ・アムステルダム Ⅱ Canal View Amsterdam [アムステルダム・ Netherlands]

晴れ女の威力はサントリーニ島で使い果たした?かの様な・・・オランダに似合うお天気
西方海上から吹き付ける風が強く、曇った天気が多いのがオランダの特徴
雨季や乾季がなく、一年を通して雨が良く降ります 
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私が来たからには~きっと今に晴れるでしょ^^
車の渋滞は目にしませんが、自転車の数は半端ないのがアムステルダム
昔からガソリン代が高い事、盗難等の被害が多い為
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友人のyumiが車から降りる際、オーディオデッキを外していた事を思い出します
(yumiちゃん、この記事みてるかしら^^) 
アムステルダムと言えば「カナル」=「運河」です
アムステルダムには、無数の運河が張り巡らされています
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このカナル沿いに泊まりたかった私 アンネの家も直ぐそばです
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個人旅行の楽しみは~宿泊先選びから始まります♪
カナルハウスは17世紀頃~東インド会社で貿易をして成功した人が
運河沿いに建てたお家のこと オランダに来たならカナルハウスへ泊まらなければ^^
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道に面している所は狭くて、奥になが~い敷地をしています
1階ブザーを押し、オーナーさんの開錠を受け中へ 
分かってはいましたが・・・「ゲッ・・・トランク持って上がれない・・・」階段
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しかも3階 私は撮影隊 主人とオーナーさんが荷物を運んでくれました
この階段・・・酔ったら間違いなく滑り落ちる&上れない直滑降!
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部屋へ入ると~目の前はカナル 向かい右にはアンネの家が見える最高のロケーション
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色々オーナーさんとお話し、細長いウナギの寝床の様なお部屋を写します
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書棚も~アンネの家の書棚を想像してしまいます
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裏窓から見る景色
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ベッドルーム
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オーナーさんの心遣いのワインとスイーツをいただいて暫し休息
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海洋性気候の為、冬に雪が積もる事は滅多にないオランダですが、緯度はカナダとほぼ同じ
北海道とは異なる厳しい寒さの為、こんな古い家でもセントラルヒーティング
とにかく部屋が暑いです 撮り忘れましたが、バスルームは床が石造り  
熱せられた石床のバスルーム(トイレ一体型)は水をかけながら入りました
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晴れ女がやって来たからか? 曇天好きなオランダの雲をかき分け、陽が差してきました
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先ずは~近くから・・・街歩きしまします
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