新しい旅の姿で 広島 ⑬ Last chapter

大正元年（1912年）から広島市内を走り始めた路面電車

1945年（昭和20年）8月15日
玉音放送によって、日本の降伏が国民に伝えられた日

No more Hiroshimas ! このHiroshimasのsは世界中の平和を願うsとなり
核兵器廃絶運動を代表するスローガンとなりました

原子爆弾の投下で失われた広島城の天守閣

平成6年(1994) 木造で江戸時代の姿に復元されました

穏やかな時を取り戻した5月連休の広島

帰途へ着く為空港へ　最後にもう一度＾＾広島風お好み焼きを
みっちゃん　広島空港店

スペシャルそば　1450円

イカ天・イカ・えび・肉・玉子・そば　
尾道では大混雑で食べられなかった「尾道ラーメン」
尾道ラーメン雄

尾道ラーメン　770円

ムフフ＾＾いたって普通～のラーメンでした

機窓からは瀬戸内海に浮かぶ島々が見えます

子供の頃から教科書やドキュメンタリー等、折にふれ原爆の恐ろしさを教えられてきました
戦争や原爆によって、家族や友を失い幸せな生活がなくなること
大人になり、新しい家族や友が増え・・・更に恐ろしさを感じ
二度とあのような事があってはならない　　8月6日には毎年黙祷をささげています

75年間不毛の地ともいわれた街　あれから76年
広島は逞しく、美しく、褒むべき街・永世平和都市になっています
五月連休の「広島旅」にお付き合いくださり有り難う御座いました＾＾

みっちゃん いせや 広島空港店 （お好み焼き / 三原市）

昼総合点★★★☆☆ 3.0

尾道 広島ラーメン 麺屋 雄 （ラーメン / 三原市）

昼総合点★★☆☆☆ 2.9

新しい旅の姿で 広島 ⑫ 尾道アイス

数多くの映画やドラマの舞台としても有名な港町・尾道

まるで映画の世界の景色の町です


アーケードから尾道水道脇の道路沿いに出て目指すは～
1939年(昭和14年)創業の手作りアイスクリームの「からさわ」

尾道で長年愛される、手作りアイスクリームが売りの人気店です

どこか懐かしさを感じる店内

海の前というロケーション

店内ではアイスモナカやクリームぜんざいなどを食べることができます
が、現在はコロナの影響でテイクアウトのみ

アイスモナカ　150円/個

美し～い！こんな美しいアイスモナカ初めて～！！
アイスも全然重くなく、たまごアイスのような～
パリパリとした皮の食感と、スーっと消えていくアイスクリーム
とてもサッパリとしていて、あっという間に完食　
更にもう一ついただき～！　　ん～あと2～3個は軽く食べられたかも＾＾

さて、大好きな桃のシーズン　
ブログで仲良しのまりっぺちゃんから、いち早く和歌山の桃が届きました！

和歌山県桃山町で採れる「あら川の桃」

福島の桃しか食べた事がない私　和歌山の桃は初めてかも！
こんなに美しく、まるで赤ちゃんのお尻のよう＾＾

みずみずしくて程よい甘さ！いつも有り難う！まりっぺちゃ～ん♪

美味しかったでぇ～！＾＾

新しい旅の姿で 広島 ⑪ 尾道

「尾道市」　

歴史の街、坂の街、文学の街、映画の街、猫の街など・・・
様々な表情を持っています

中世より交通の要衝であった尾道は
1168年備後大田庄の年貢積み出しのために蔵屋敷が建てられ
翌1169年には尾道が公認の港となりました

江戸時代には北海道～大阪を結ぶ大型船「北前船」の寄港も始まり
船が着いた時には、町がひっくり返るような賑わいを見せたそうです

観光スポットはもちろんですが
尾道で絶対に歩いてみたかった「尾道本通り商店街」へ

尾道市本通り商店街は、のどかな海の風景を望む海岸通りと
神社仏閣に続く山道の間にある路地にあります

尾道水道に沿って西から東に伸びる、全長約1.2キロの商店街

懐かし～い雰囲気の味わい深いお店が立ち並んでいます


まるで昭和の時代にタイムスリップしたかのようです


昭和レトロな銭湯「大和湯」　

今は女子も男子も入り口は一緒で、居酒屋さんとして使われています

ゆったりしたと時間が流れています
尾道に暮らす人々の様子・雰囲気がそれぞれの路地から存分に味わえます


商店街のお店の切れ間から見える、踏切とお寺の山門
これは～映画にも使われるわけですね　とても風情があります

新しいお店もレトロな雰囲気に馴染んでいて
懐かしさと新しさが共存する素敵な街「尾道本通り商店街」でした


東京五輪・パラリンピック開催に合わせて
今年は今月以降の祝日が一部変更になっていますね
明日・22日（海の日）から開会式と土曜を挟んで25日まで4連休
次回の更新は26日・月曜になります

新しい旅の姿で 広島 ⑩ 尾道へ・千光寺

広島からレンタカーで尾道へ向かいました
ETCカードを持参　尾道自動車道経由で広島から1時間の快適なドライブ

尾道は広島の南東部に位置し
瀬戸内海に面した、古くから海運による物流の集散地として繁栄している町です

坂と海と社寺の町としても有名ですね

先ずは尾道観光の定番・パワースポット「千光寺」へ

駐車場から結構坂道を歩きます　
尾道の街並みと瀬戸内海の景色に感動

鼓岩（つづみいわ）別名「ポンポン岩」とも言われています

岩の上を石で打つと「ポンポン」と鼓のような音がします

右側の岩の傷は大阪城築城の時
石垣材として搬出すべく割りかけたノミの跡といわれています

尾道水道に臨む千光寺山（せんこうじやま）はもともと山全体が千光寺の寺域です


大宝山権現院千光寺は標高140m

尾道港を一望する大宝山の中腹にあり、素晴らしい眺めです

その中腹の崖にへばりつくように建っているのが千光寺の本堂です

美しい朱塗りの建物は「赤堂」と呼ばれています

京都の清水寺と同じ舞台造りの本堂
「赤堂」と読んで字のごとく建物は美しい朱色をしていて
本堂内からの眺めはまるで朱色の額縁に収められた一枚の風景画のようです

林芙美子も「放浪記」の中で「赤い千光寺の塔が見える」と書いています
千光寺山随一の巨岩奇岩「三重岩（みかさねいわ）」

空海の創建とも伝えられる真言宗の古刹の周り
とにかく沢山の猫がいます

なぜ尾道に猫？なのでしょう・・・
おそらく～尾道の歴史に関係があるのでしょう

尾道は昔から寄港地として栄え
江戸時代には北海道と大阪を結ぶ「北前船」という大型船も寄港したといいます
と、いうことは・・・漁船がいっぱい、魚がいっぱい、だったから？

ジブリの可愛い物語「崖の上のポニョ」のモデル地
「時をかける少女」「転校生」「さびしんぼう」等・・・
数々の映画の撮影地でもある尾道　山を下り商店街を歩いてみましょ

新しい旅の姿で 広島 ⑨ 感染症対策された朝食

21階から眺める広島の朝

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島もすぐそばです

クラブルーム宿泊者は「クラブラウンジ」「レストラン」
どちらの朝食もいただく事が出来ます

どの国々でも朝食は「クラブラウンジ」より「レストラン」の方が～
種類も多く楽しいので、一応ラウンジを覗きましたが＾＾

6階レストランへ

入り口にはアルコール消毒と手袋が置かれています

自然光を取り入れた開放感溢れる空間

経験豊富なシェフが厳選した食材を使った料理の数々が
ブッフェスタイルで楽しめます




お客様の要望を聞きながら、シェフが目の前で腕を振るう卵料理

ホテルの朝食で一番の楽しみは～この卵料理です

オムレツを注文して席へ戻ると
テーブル上にはブローブキャッチが置かれていました

フワトロ～のオムレツが運ばれ～朝食をいただきます

瀬戸内の雑魚等、広島名物を取り分けてきました

味、新鮮さはもちろんのこと、五感を刺激する品数
良いホテルはやはり～朝食で分かります

シェラトングランドホテル 広島 （その他 / 広島駅、広島駅、猿猴橋町駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.3

新しい旅の姿で 広島 ⑧ 広島の牡蠣

原爆ドームから徒歩1分の元安橋の東詰
元安川に浮かぶ｢かき船・かなわ｣

広島湾の一番外側にある無人島・大黒神島のそばに自社の筏を所有し
牡蠣を養殖されています

広島の牡蠣は・・・
江戸時代初期には牡蠣養殖業者によって大阪まで船で運ばれ、直接販売が始められたそうです
江戸時代中期には徐々に大阪以外の都市にも販路を広げ
単に牡蠣を打って（殻を開けて）販売するだけではなく
そこ（船上）で試食をさせるようになり～

船の上に座敷を設け、牡蠣料理を食べさせるようになったそうです
それが「かき船」　
幕末には牡蠣船でかきを料理し、食べさせることが流行したと言われています

原爆ドーム近くに係留する「かき船」　全国でも希少な存在です

2階の個室を事前予約　　西端の一番長めの良いお部屋に案内されました
コロナ禍なので、こういったお店では個室予約が必須です
（野球選手、芸能人、マスコミ等が来られるかな・・・との見解）

東北人に広島の初春はかなりキツい気温で・・・喉がカラカラ～
お水より～先ずはビールを＾＾

広島名物尽くしのお昼食　6900円
先附　山菜の白和え

生かき

スコッチウィスキーをすこっち＾＾垂らし
厚切りの瀬戸内レモンを豪勢に絞って～いただきます

まさにイタリアのマフィアの香りさえ漂う広島の牡蠣　素晴らしい～！
（地元・松島の牡蠣とは全く違う大きさで、恥ずかしくなるほどです）
焼き牡蠣

どうしても食べたくてリクエストした「牡蠣酢」

瀬戸内産鯛のあら炊き

鯛のお刺身

牡蠣フライ

レモンの酸味のするオリジナルソースでいただきます

広島牛ステーキ

柔らかく臭みのない美しい味です

あなご飯

お椀

香の物

デザート　季節のフルーツ入りジュレ

食後にはお酒を造る際の「仕込み水」と今治タオルのおしぼり

広島産の名物の美味を全て堪能
予約時後に
「何か食べたいお料理、食べられない物はありますか？」と、お電話をいただきました
生活排水の影響を受けない綺麗な海水で育った広島牡蠣、お刺身、あなご
どのお料理も素晴らしい物でしたが、お店の方の「おもてなし」も極上でした
全国でも希少な「かき船」　広島の財産＆自慢ですね

かき船 かなわ （懐石・会席料理 / 原爆ドーム前駅、本通駅、紙屋町西駅）

昼総合点★★★★☆ 4.0

新しい旅の姿で 広島 ⑦ もみじ饅頭

宮島表参道商店街

嚴島神社へと続く、観光客の定番コースともいえる
大鳥居が見えてくる石鳥居まで約350mの商店街です

宮島杓子や宮島彫といった民芸品や土産物店

かきや穴子を使った宮島の名物グルメが味わえる店

もみじ饅頭店などが軒を連ね、お土産探しや食べ歩きを楽しむ人々で賑わいます

宮島みやげの定番、もみじ饅頭はその場で焼きたてを味わえるお店もあります

そぞろ歩くだけでも心が浮き立ってきます＾＾

この辺りが埋め立てられたのは江戸時代後期
やがて昭和の高度成長期にこの通りがメインストリートになりました

名物・もみじまんじゅうのお店は11件あり
それぞれ個性的な味をひと工夫しています

「県花」でもあり「宮島町の木」でもある「紅葉」を型取って作られたもみじまんじゅう

紅葉谷にある旅館「岩惣」の女将から「大切なお客様への手土産に、紅葉谷の名にふさわしい菓子が作れないか」と依頼され、明治後期の和菓子職人・高津さんが
「紅葉形焼饅頭（もみじかたやきまんじゅう）」を完成させたそうです

以来、原料や製法に研究・改良を加え
今では宮島はおろか、広島に欠かせない銘菓として賞賛されるまでになりました
私達も焼き立てを数軒梯子し食べ歩きました

広島の「にしき堂」は生もみじでも有名ですが
宮島の「岩むら」が私的にはオーソドックスで一番美味しいかな・・・
ここでしか買えませんからね＾＾

連絡船に乗り広島へ戻ります

新しい旅の姿で 広島 ⑥ 安芸の宮島

日本三景のひとつで、世界文化遺産に指定された「嚴島神社」

厳島神社の景色は、潮の満ち引きでその印象が全く変わってきます
満潮時は海に浮かぶような幻想的な雰囲気ですが
私達が訪れた時間は干潮時　大鳥居もくぐれるほど潮が引いていました

厳島神社のシンボルともいえる「大鳥居」ですが
1875年の建立から140年以上が経過し損傷や老朽化が進んでいるため
2019年6月より大規模な保存修理工事が行われています

当初工事予定期間は2019年6月から2020年8月とされていましたが
2021年5月現在もこの様なお姿　これはこれで今しか見れない貴重な姿かもしれません
コロナ禍、ゆっくり時間をかけて・・・更に美しい姿を見せて欲しいですね

島全体が聖地とされ、伐採を禁じられたため豊かな原生林が残されています
古来より神々の島として崇められ、歴史も古く、史実に残る多くの人が崇敬してきました

特に平清盛・平家一門の宮島崇拝は有名で、嚴島神社の造営まで行っています

引き潮の時だけ姿を現す「鏡池」


海底から水が湧き出し、引き潮時にはこの様な不思議な姿を見ることが出来ます

海を敷地とした大胆で独創的な配置構成
平安時代の寝殿造りの粋を極めた建築美で知られる名社

（人が入り込まないshotを撮れるのも今だからこそ＾＾です）
廻廊で結ばれた朱塗りの社殿

潮が満ちてくると、恰も海に浮かんでいるように見えます

世界的にも珍しい海上に建つ建造物群と背後の自然が一体となった景観

人類の創造的才能を表す傑作として、1996年には世界文化遺産に登録されました

歴史的にも文化的にも非常に価値が高く
世界中から観光客が絶えない、広島県が誇る国宝建造物です


御神籤箱を振り、番号を見て自分で御籤を取ります

37番籤＾＾　結ばずにお財布の中へ持ち帰りました

引き潮で沢山の貝が姿を現します

高さ16mの大鳥居を間近に見られるのは干潮の時だけですが
＆修復中の姿を見られるのは今だけ　貴重な時に訪れる事が出来ました

宮島は、昔から人は住んではいけない神の島として崇められているそうです
なので、ご神体である島に「杭は打てない」として
潮の満ち引きする海辺に厳島神社は建立されたと言われています

新しい旅の姿で 広島 ⑤ 宮島へ

広島の玄関口JR広島駅

地元の生活路線であるJR山陽本線を利用して「安芸の宮島」へ

広島駅から宮島口駅までは約30分
交通系のICカード（SuicaやPASMO、ICOCAなど）が利用できるので
きっぷレスで利用出来るのが嬉しいです　東日本の私達はSuicaを利用

改札を出ると正面向こう側にフェリー乗り場が見えます　徒歩で5〜6分の距離

JR宮島フェリーと宮島松大汽船の2社が宮島までの定期船を出しています
料金はどちらも180円ですが、広島駅からJR連絡で入場しています

宮島までの所要時間は約10分　
心地よい瀬戸内海の海風を感じます

広島だけに「牡蠣棚」が広がる海を渡り～

あっという間に宮島に到着です

限りなく透明な海に感動～　

宮島　　日本の瀬戸内海西部、広島湾の北西部に位置する島です
日本三景の一つとして私の住む地の「松島」「天橋立」に並ぶ景勝地です

古くから島全体が、自然を崇拝する文化で構成され
歴史の表舞台に登場することも多い歴史ある宮島は～

野生の鹿が多いことでも有名です
神の使い「神鹿（しんろく）」として大事にされています

宮島は本土から離れた孤島

どうやって鹿たちが孤島の宮島に訪れることが出来たの？

鹿はあの巨体ですが、泳ぐのが得意で何キロもの距離を泳ぐことが出来るそうです

宮島に人が移住し厳島神社を建設するより遥か以前から
鹿たちは宮島を住処とし繁殖を繰り返し数を増やし
次第に人々と共存するようになったそうです　人間より鹿が咲きだったのですね

春日大社と同じように、宮島の鹿も神の使いとして伝えられています

鹿といえば「鹿せんべい」のイメージがありますが
宮島の鹿は、鹿せんべいなどの餌やりは禁止　勿論、販売もされていません

神の使いの鹿たちに追われながら
厳島神社へ向かいます

新しい旅の姿で 広島 ④ 夜はホテルで

駅直結なのに・・・静かなホテルでした

女優ミラーは嬉しいのですが、洗面台が部屋を向いてるのは・・・ん～

若いカップルには不向きですね　と言うか、余りよろしくないかも

夜外食は控えたいので、ラウンジで過ごすことにしました

20階以上にはカードキーを翳さないと上れないので
部屋番号等は聞かれることなく～クラブラウンジへ

朝食・ティータイム（ケーキやクッキー等）のサービスに加え
17時～20時までのカクテルタイム等が宿泊料に含まれています

ワインを始め様々な種のお酒が用意されています



GWなので、お子様連れの方も多かったです

大好きなオリーブが有るのは嬉しい＾＾

チキンのトマト仕込み

瀬戸内ジャコのお浸し

暮れ行く広島の西の空を眺めながら～ビールでカンパ～イ！

蒸しホタテ

瀬戸内海鮮のグラタン

色々取り分けて・・・

主人はその後赤ワイン　私はカシスオレンジで可愛らしく＾＾

瀬戸内の海鮮をおつまみに、広島の夜を楽しみました
クラブルーム宿泊者には、チェックインと同時に
ラウンジサービス＆私の様な我儘女子のリクエストも、全て応えてくれます
コロナ禍だけに、ホテルで過ごそうと思っている人が多いせいか・・・
クラブフロアーは満室
ですが、エレベーターでは何方とも一緒になる事はありませんでした

シェラトングランドホテル 広島 （その他 / 広島駅、広島駅、猿猴橋町駅）

その他総合点★★★☆☆ 3.3