オランダ・アムステルダム Ⅺ さよならアムステルダム

自転車のある運河の風景　自転車大国・オランダ


「北のヴェネツィア」と呼ばれる都市の一つ・オランダの首都アムステルダム
100km 以上の運河と約90の島々、1500もの橋から成り立っている上空から見ると～こんな感じ

ヴェネツィアと同じ、運河に囲まれた街と言う事が良く分かります　

ヨーロッパのハブとして、日本から直行便も発着するオランダ・アムステルダム

アムステルダムはとてもインターナショナルな都市です
オランダ人は基本的に英語がとても上手　　外国人だと分かると直ぐに英語で話してくれます

美しい街並みや広々とした運河とともに、寛容性でも名高いオランダの首都アムステルダム

アムステルダム中央駅からスキポール空港までは電車で約20分


年間数百万人もの観光客が押し寄せる現実のアムステルダムも、実は今変わろうとしています


街が観光客であふれ返って行楽地と化し、地元住民の不満が高まる中
寛容性も限界に達した様です
観光は年間820億ユーロ（約10兆円）の経済効果をオランダにもたらしています
それでも観光客の激増によって、寛容な精神が失われることが心配なのでしょう

アムステルダムを訪れる観光客は
2019年の2000万人→2030年には4200万人に増えると予想されています
これは現在のオランダの人口の50倍以上　
確かに・・・オランダ全てが変わってしまいました

空港は勿論の事、アンネフランクの家、運河クルーズ、ゴッホ美術館、ハイネケン・・・
全て混み混み～！ネット予約なしでは、何処も自らの足で観光する事が出来ません

訪れる旅行者数と街の「ディズニー化」に歯止めをかけるため
アムステルダム市議会の主要政党は、対策案の内容を発表
メディア各社は「売春宿、大麻を販売するコーヒーショップで知られるアムステルダムが
パーティーを終わらせることになるかもしれない」と報じています

その昔「KLMで行くオランダ」が賞金のクイズ番組もあった時代もありましたね
憧れのオランダは、哀しい事に・・・今や誰でも易々と訪れられる国となってしまいました

風車やチューリップなど自然豊かなオランダ
アートやカルチャーが発展した自由都市として知られるアムステルダム
あの頃の長閑な景色のオランダが懐かしい・・・今回の駆け足旅で私も思いました
GWの長旅　ギリシャ～サントリーニ～アムステルダム・・・ここまで引っ張りましたが＾＾
最後は～アムステルダム・スキポール空港の「ラウンジ」紹介で月曜に締めくくりまます