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セルフメディケーション 家康になる [healthful]

新緑の頃、山の斜面や林のなかで淡紫紅色や白い花を咲かせるイカリソウ
花の形が錨(イカリ)に似ているので「イカリソウ」と呼ばれています
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我が家の「庭の花」でも毎年紹介しているこのイカリソウ
その昔、母が山から一株抜いて地植えした物が、果てしな~く^^増えて続けています
紫色だけだったのに・・・どういうわけか~最近は白も咲く様になりました
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花も可憐で美しいのですが、風にそよぐ葉がとにかく綺麗!
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毎年その葉が気になっていましたが、コロナ君のお蔭で草取りに精を出し^^
改めて~「イカリソウ」について調べることが出来ました
そして~驚くべきことが分かり・・・家康に結びついてしまったわけです
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徳川家康は生来学問好きであったと言われ
とくに医薬に興味があり、山野草を自ら調剤しては服用していたそうです
駿府に退隠してからも「駿府薬園」「久能薬園」という、二つの薬園を開設し
和漢の薬草を数多く栽培していました
生涯壮健で、五十歳が平均寿命であったその当時、七十五歳の長寿をまっとう
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その家康公が飲用し続けていた薬草が「ドクダミ」と「イカリソウ」との事!
地上部を採取し、来年もまた出てもらえるように根はしっかり残して
天日に干しました
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中国大陸にも広く分布し、古来から漢方医学では「健胃・強壮」のための生薬
乾いた葉は良い香りがします お茶の葉の匂いです
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神経衰弱、健忘症、糖尿病、循環器系にも効果があるとされ
抗菌効果があることも近年分かって来たそうです
茎の部分は硬いのでハサミでチョキチョキ
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葉も茎も荒めにきざみます
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近年注目されている「セルフメディケーション」と呼ばれる考え方を
400年以上前に実践していた家康公の英知 実に素晴らしいですね
きざんだ葉と茎を一日量(5~10g)でお茶パックへ詰めます
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500~600の水で30分ほど、半量になるまで煎じます
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更年期?スマホ癖のせいか、最近左手が痺れていましたが~
このイカリソウを煎じたお茶を飲んでビックリ!私は痺れが消えました
主人も私も疲れ知らずです 抗菌効果・免疫力アップでコロナ菌も撃退!
でもね・・・かなりどころではなく、殆ど「罰ゲーム」に等しい・・・苦い~~~!
一気に喉へ流し込んでも・・・苦い!! 良薬は口に苦しとは正しく
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GW中に採り終えたのにその後もまだまだ出続け、第二段も採取しました
飲用し「世の安寧」のみを願った家康  私達も世界の安泰を願い、苦い茶を飲んでいます[ふらふら]
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