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小野小町の故郷 [Japan]

秋田新幹線「スーパーこまち」  お米のブランド「あきたこまち
秋田の象徴として「こまち」が使われる訳・・・ご存知ですか?
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平安時代の女流歌人・小野小町は1200年程昔秋田県湯沢市に生まれました
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百人一首でも有名な小野小町はとても美しい娘で、13歳にして都へのぼり
都の風習や教養を身につけ、その後20年宮中に仕えたそうです
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容姿の美しさと優れた才能から「多くの女宮中並ぶものなし」と言われていましたが
色々人には言えない・・・辛い事もあったのでしょうね  
故郷恋しさに、36歳の時に小野の里(湯沢市小野)に帰郷
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数々の逸話や伝説を残し、92歳で世を去ったと言われています
その時代にしてはかなりの長生きですよね 
やっぱり~人間は己の思うように、ストレスなく生きた方が長生きできるのでしょうね
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秋田県湯沢市では毎年6月の第2日曜日とその前日の2日間
平安時代に活躍した小野小町を偲んで「小町まつり」が開催されています
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「まつり」は祝詞奉上に始まり、巫女舞で神前を清め
市内から選び抜かれた七人の小町娘が登場し、小野小町が作った和歌を朗詠し奉納します
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市女笠(いちめがさ)の衣装に身を包んだ小町娘がそろりそろり~と通る姿に
平安時代の雅な世界を体感できます

写真撮影会も行われていました  バズーカ砲を持ったおじさん軍団
「6人と一緒に並んでくださいよ~!」等と煽てられ~木に登ったサルのviviちゃん
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絶世の美女としての多くの逸話を持ち
その歌が、古今和歌集や小倉百人一首に撰ばれ活躍した女流歌人・小野小町
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華やかであり、哀しい小町の生涯を終えた地も~ここ秋田県湯沢市です
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一面の田園の広がる秋田県桐木田には、小野小町の産湯に使ったとされる井戸が
「桐木田の井戸」として今でも残されています
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まつりが行われる「小町の郷公園」に造られたレプリカの「桐木田の井戸」
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小町まつりの開催日は、古くから芍薬の花香る六月第二日曜日
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湯沢市には「深草少将(ふかくさのしょうしょう)の百夜通い」という伝承が残されています
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小町に想いを寄せていた深草少将は都を去った小野小町を追いますが
「百夜連続で私の元に芍薬を1株ずつ植えて、百株になったら想いに応える」
という条件を出されました
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こうして深草少将の百夜通いがはじまったのですが・・・
この伝承にちなみ「小町まつり」は芍薬の咲く6月中旬に毎年行われています
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この地に咲く芍薬の美しさと小町伝説は~後ほど・・・
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ウソの様なタイミングで、小町まつりから戻った家に届けられた「小野小町」の扇子
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以心伝心とはこれ如何に・・・ブログで仲良しのまりっぺちゃんからの京土産でした
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手すきの和紙
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和紙の紙皿
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小野小町を偲びながら家路に就くと~小野小町が家に着いていた!と言う驚きのプレゼント
まりっぺちゃ~ん!想いは重なりいつも心に届いてま~す 有り難う~!

今日から数日、虫博士の所(東京)にいます コメントのお返し遅れるかもしれませんが・・・宜しくお願いしま~す 
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