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Withコロナの夏休み 沖縄⑭ 国際通り [Japan 沖縄]

沖縄観光の玄関口・名は国際通り メンソ~レ!
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国際通りは、那覇市の県庁北口交差点~安里三叉路にかけての約1.6kmの通りです
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戦後の焼け野原から目覚しい発展を遂げたこと
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長さがほぼ1マイルであることから~「奇跡の1マイル」とも呼ばれ
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沖縄県で最も賑やかな通りで、那覇最大の繁華街です
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戦後、当時は何もなかった国際通り周辺に
人々に娯楽を楽しんで欲しい・・・と
米軍政府と琉球政府の協力で、民間会社が劇場を建設しました
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その劇場は、第二次世界大戦中に沖縄地上戦で亡くなった~
アメリカ従軍記者アーニーパイルの名前を取り「アーニーパイル国際劇場通り」と名付けられ
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後に「国際通り」と呼ばれるようになったそうです
とても活気のある商店街のイメージがあるかと思いますが~
メイン通りの裏側には、戦後の名残り残る通りが沢山有ります
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表通りよりもこちらの裏通りの方が・・・私は昔から好きです
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何十年経っても姿を変えずに、島民の暮らしと共存している通り
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昭和の時代へタイムスリップした気分になれます
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表の国際通りはまさにショッピング天国!
お土産物はもちろん、地元の人が利用するデパート「リウボウ」
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沖縄の定番お土産ちんすこうや、やちむん(陶器などの焼き物)
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沖縄らしいデザインのアクセサリー、面白グッズ、海ぶどうやパイナップル
島とうがらしなどの特産品といった様々な商品も、この通りでは安価に手に入ります
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観光地でありながら、沖縄本島の人々の日常生活を垣間見ることもできる「国際通り」
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端から端までお散歩する場合の所要時間は約30分ですが
裏通りで沖縄島民の生活に触れながら歩くと~2時間は必要かも・・・
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Withコロナの夏休み 沖縄⑬ 玉泉洞 [Japan 沖縄]

時速40㌔制限の島 その速度にストレスを感じても、美しい景色が心癒してくれます
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年間100万人が訪れる、東洋で最も美しいといわれる鍾乳洞「玉泉洞」
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入り口にはコロナ対策 ここは泡盛では有りません^^
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玉泉洞は、私達人間がアフリカで誕生する~はるか昔
30万年という気の遠くなるような・・・
自然の営みが創り上げた鍾乳洞「玉泉洞
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1967年3月 沖縄がアメリカ統治にあった頃
愛媛大学学術探検部の調査隊・山内浩教授によって最初の探検・調査が行われ
その全貌が明らかにされた鍾乳洞です
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鍾乳石の数は100万本以上と、国内最多です
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全長は5000メートル 国内最大級といわれる天然記念物の玉泉洞
知らぬ人がいないほどの~有名な観光鍾乳洞となりましたが
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現在公開されているのは890メートル
残りのエリアは研究用として保存されています
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洞窟内には様々な鍾乳石があり
東洋一洞と呼ばれる空間一面に林立する無数の大石筍
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昇龍の鐘と呼ばれる純白で光輝く白銀の石柱
まるで天井に無数の槍が刺さっているかのような槍天井
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今もなお、鍾乳石は成長を続けています
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鍾乳石とは一体どういったもの??
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雨水は空気中や土中で二酸化炭素を取り込むことで弱酸性になります
そして地中にある石灰岩を溶かしながら洞窟内の天井や壁に~にじみ出ます
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その過程で二酸化炭素が抜け、炭酸カルシムが沈殿化することで
様々な種類の鍾乳石ができると言われています
青の池は玉泉洞の中間地点にあります
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鍾乳洞内を流れる川の水が溜まっていて
水中からブルーのライトが当てられることで幻想的な景色~
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珊瑚を主成分とした琉球石灰岩でできた玉泉洞は
県外の鍾乳洞にくらべ鍾乳石の成長が早く
3年に1mmというスピードで成長しています
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こちらの鍾乳石の成長が早い理由は、沖縄の気候が影響しているそうです
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人類にとって貴重な雨水
その雨水の水と石灰岩の成分が分離し
大自然の営みによって~鍾乳石が形づくられ、鍾乳洞が造られる
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国の天然記念物に指定されている玉泉洞
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人工的な手を加えず、自然の力だけで創り出した造形美です
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Withコロナの夏休み 沖縄⑫ スチームダイニング しまぶた屋 [Japan 沖縄]

星のやのディナーだけではなく・・・
沖縄へ来たのだから~バリバリの沖縄料理を色々食べた~~い!!
人気店なので、お客様が少ない開店時間17時&個室を予約しました^^
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国際通りから1本奥の通りにある「スチームダイニング しまぶた屋」
沖縄料理やあぐー豚を提供するお店です
窓際の小さな個室へ案内されると、手書きのwelcomeカードが置かれていました
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先ずは~勿論^^オリオンビールでカンパ~イ!
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あぐー豚のせいろ蒸しと沖縄料理のコース
「琉球前菜2種盛り」 ジーマーミー豆腐と海ぶどう
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こんなに美味しいジーマーミーは初めて! 
豆腐なのにトロットロ~~! 海ぶどうのタレもゴマ風味のポン酢で美味しい~
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「しまぶた屋の豚サラダ」 アグー豚が入れられたサラダです
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「あぐー豚のせいろ蒸し」
蒸し器に、あぐー豚の竹筒つみれを先に並べて下さいとの事
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紫芋やゴーヤ、人参や大根など・・・野菜を満遍なく広げ~
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上にあぐー豚を乗せ
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3分間待ちます
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あぐー豚って、香りと言うか野性味が強いのに上品な味の豚肉ですね
低コレステロールのあぐーの持ち味が最大限に引き出され
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蒸すことで余分な脂が落ち、食材の旨みと栄養を損なう事なくいただけます
雪塩、シークワーサーポン酢、ゴマだれ、はお好みで・・・
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雪塩はどの食材を食べても、持ち味の旨味を感じられます
シークワーサーサワー  飲み物は琉球グラスで・・・
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「あぐーのミルフューユみぬだる」
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豚腿のスライスにゴマペーストを塗って重ね蒸したもの
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さらに黒ごまのタレでいただきます 中々手が込んでいる逸品です
「しまぶた屋のラフテー」
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「あぐーのゴーヤーチャンプルー」
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「ぐるくん唐揚げ」
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「あぐーのそぼろ茶漬け」
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デザート  マンゴーアイス
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これだけコースで3,980円はウソのような価格
沖縄の物価は安いのですが、本土のあぐー豚が高すぎるのかも・・・
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お料理を運ぶ店長さんは、その品々の説明と好感度200%の素晴らしい応対 
でも・・・どうしてマスクしないの?? 今、これでしょう??
「マスク着けるように言われてないので~^^」と、愛想の良い女子アルバイトさん
お料理もとても美味しいし、サービス・気遣いも素晴らしいお店なのに・・・
その後、大変な事態となってしまった沖縄ですが~
9月18日からお店を再開された店主さんから
「今はしっかりフェイスガードを着用しています!」との[mail to]がありました

沖縄の方がこのviviブログを見ていらしたらごめんなさい
コロナ禍中の7月時に沖縄へ出掛けた際の私の率直な感想です
沖縄は知事を始めとし、コロナへの意識が余りにも低過ぎ!と思いました

スチームダイニング しまぶた屋沖縄料理 / 美栄橋駅県庁前駅牧志駅

夜総合点★★★☆☆ 3.8


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Withコロナの夏休み 沖縄⑪ 第一牧志公設市場 [Japan 沖縄]

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以前は国際通りに隣接していた市場・第一牧志公設市場
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戦後のヤミ市から続く、60年以上の歴史を持つ「沖縄の台所」とも呼ばれています
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1950年に開設した第一牧志公設市場は、1972年に建替をし、現在の建物となりました
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沖縄県の食材が一同に集まり「沖縄の台所」と呼ばれるだけの事がある市場です
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市場内は、新鮮で色鮮やかな魚たち
どう見ても熱帯魚の青い魚は、お刺身で美味し~いイラブチャー・青ブダイです
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イセエビも元気!
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アバサー(ハリセンボン)
ハリセンボンは極上のダシが出るので、沖縄料理のアバサー汁に使われます
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でも・・・皮をはぎ取られている姿は~人間の様にも?宇宙人の様にも見えてきます
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本土では滅多にお目にかかれない「あさひ蟹」
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2階には食堂&イートインスペースがあり~
市場で買った食材を安価で調理してくれるので
新鮮な食材で作った、出来立ての沖縄料理をいただくこともできます
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ホントは・・・一番こんな感じの地元食を味わいたかったのですが、こんな最中ですものね
そのお楽しみは~この次沖縄へ来た時に味わう事にします
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豚の足(テビチ)やバラ肉(三枚肉)豚の顔の皮(チラガー)まで売られている光景
まるで~異国(台湾)のようです
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「座って休んで行って!そこに椅子があるから!」
と、おじさんの優しい言葉に「頑張って下さいね!!」と声をかけ
レモンジュース立ち飲みで少し一休み
物価が昭和の時代で止まっている感じ・・・
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美味しそうなゴーヤーや島らっきょ、ヘチマ等の漬け物等が売られています
「食べて行って~食べて~!」と手に乗せてくれようとしますが・・・
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今は一番デンジャラスな試食! 普通ならwelcomeでいただきますが・・・
ごめんなさい、次回訪れた際に買いますね
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沖縄の食文化に欠かせない食材が、ずらりと販売されている
地元の方にも愛され続け、那覇最大の観光スポットの市場ですが・・・
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地元客も殆ど見かけることなく、ガラッガラガラでした
ハワイと同じ、観光で暮らしている島ですものね
コロナ禍で大変な状況なのはとても良く分かります 
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でも、コロナへの意識が低いかも・・・と、7月に私達観光客が受けた印象値は
この後の沖縄感染者数の急増数値と比例していました
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Withコロナの夏休み 沖縄⑩ 金城町石畳道 [Japan 沖縄]

首里城公園の南側斜面に位置し
14世紀~19世紀にかけて栄えた、琉球王朝時代の城下町・金城町/きんじょうちょう
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首里・金城町は蔦の生えた石垣や赤瓦の民家など王国時代の面影を残しています
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首里城から島添坂・シマシービラを下り錦城町大通りへ
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ワァオ! こんな普通の場所にもハブは出るのね~
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「金城町石畳道」は長さ300m 
琉球石灰岩が敷かれた石畳道で首里城から続いています
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尚真王しょうしんおうの時代(1477~1526)に
首里城から南部へ行く道として造られたそうです
戦争で一部がなくなり残されているのは、この300mのみ
当時は総延長約10kmにも及んだ道だったそうです
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この石畳道は沖縄県指定文化財ですが、石畳沿いの家々は普通に生活しています
沿道の石垣は琉球石灰岩で、沖縄独持の石積みの手法である「あいかた積み」
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道幅約4mの敷石も大小琉球石灰岩を組み合わせた「乱れ敷き」
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両脇に沖縄の古民家やガジュマルの木々が生い茂り
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石畳と調和した城下町の風情を残している「日本の道100選」の一つでもある道です

パソコン入れ替え作業中の為、記事upやnice&コメントのお返しが遅れています
スミマセン・・・viviちゃんがnewパソコンに慣れるまで気長にお待ちください^^
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Withコロナの夏休み 沖縄⑨ ひめゆりの塔 [Japan 沖縄]

7月の海の日連休  本土はまだ梅雨が続いていましたが
6月に梅雨明けした沖縄は、30度越えの暑さに海も輝いていました
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糸満市にある「ひめゆりの塔」へ向かいます
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家々の屋根の上に据え付けられている悪霊を追い払う魔除け「シーサー」
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殆どの家で見掛けます 独特ですね~この雰囲気
「ひめゆり学徒隊」の慰霊塔に到着
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コロナの影響も有るのでしょうが・・・全くと言って良い程、観光客が居ません
これには驚きました 昔「沖縄」といえばここが一番の観光地だったんですけどね
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太平洋戦争末期
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沖縄師範学校女子部と県立第一高等女学校の生徒222人が
沖縄戦の看護要員として動員され、123人の若い命が奪われた「ひめゆり学徒隊」
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負傷兵を看護する為に陸軍病院の外科壕へと
軍命により動員された女子学徒たちが動員された場所は・・・
陸軍病院とは名ばかりの、昼間でも暗いガマ(洞窟)でした
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動員された女子学徒には、3ヶ月足らずの即席の看護教育が施されました
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教育内容は、人体知識や創傷の経過と処置、注射器や担架の使い方、伝染性疾患
講義終了後に試験を実施し、病院で演習・実地が行なわれたそうです
優秀で真面目な娘たちだからこそ習得できたのでしょう
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短期間ながら教育を受けた女子学徒らは、陸軍病院・海軍病院・野戦病院に配属されます
そこでの主な仕事は、負傷兵の食事の世話や排泄物・汚物の処理、包帯交換など
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ごつごつとした岩の上に、簡易ベッドが設置されているお粗末な所・ガマ
ガマは、日が差し込む入口付近のみが薄明るく、少し奥へ入ると真っ暗な闇の中
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そしてそこには・・・
自分達の身を守ってくれるであろう「赤十字」の旗は有りませんでした
そう、彼女達は戦場の前線に立たされたのです
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1945年4月 米軍兵上陸 
医療用品が不足し不衛生な暗いガマの中
彼女達は傷口からウジ虫が湧いている軍人の処置を行い
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自分で用を足せない軍人の陰部に触れ、排泄の介助を行い
足や腕の切断手術を受け、痛み暴れる軍人を彼女達が押さえつける
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お腹から内臓が出ている者 顔面に銃弾を受けて顎が無い者
手、足、指を奪われた者 耳や目を奪われた者
脳が炎症し、叫び暴れる者 ベッドの上で手榴弾を抱え込み爆破させて自殺する者
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銃弾や砲弾が飛び交う中、命がけで水を汲みに行く
膿や血の付いた手で、おにぎりを握り・・・それを食べる
昼夜を問わず、彼女達は働き続けました
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ひめゆり平和祈念資料館には、「伊原第三外科壕」が実物大で再現されていて
ひめゆり学徒隊について、見て知る場となっています
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「ひめゆり」の名の由来
沖縄県立第一高等女学校を「乙姫」  沖縄模範学校女子部を「白百合」
その両方の名前を合わせて「姫百合」と名付けられ
戦後からひらがなで「ひめゆり」と使うようになったそうです
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「子どものころは戦争ばかり・・・」生存者の方は語っています
「ひめゆり」は、今の中学3年から大学1年にあたる年代だったそうです
222人が看護要員としてかり出され、123人が命を落としました
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Withコロナの夏休み 沖縄⑧ 星のや沖縄・ディナー [Japan 沖縄]

ディナーは高い天井のダイニングルームで・・・
シチリア料理の技法を使った沖縄食材の魅力を引き出すコース料理
「琉球シチリアーナ」です
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先ずは~ビールとワインでカンパ~イ!
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「ストゥッツィキーノ」
玉手箱の様に置かれた器^^
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「ストゥッツィキーノ」とは、イタリアの食前酒文化に欠かせない「おつまみ」
手作りグリッシーニや野菜のチップスが貝殻の上に~♪ 
こちらはFree replacement 何度でもいただけます
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二つ目の玉手箱「ストゥッツィキーノ」が開けられます
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生ハム・サラミ・チーズにブルスケッタ、オリーブ、ドラゴンフルーツ・・・
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もうこれだけで「星のや」 ほしいの・や~^^
「焼きたてフォカッチャ」
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「海老のゼリー寄せと人参ピュレ」
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うみぶどうが海老の旨味を下の方から~引き出してくれます
「豚肉のインボルティーニとゴーヤ」
インボルティーニとは、イタリアの家庭料理・おふくろの味・・・といったところ
食材を肉、魚、野菜で巻いた物をローストしたり煮込んだりして食べるお料理です
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パルメザンチーズは目の前で擂り下ろされます
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ゴーヤってどうしてこんなに豚肉と相性が良いのでしょうね~
ミルフィーユの様に巻かれた柔らかなお肉は沖縄特産のアグー豚 
程よいロースト加減が絶妙です
手作り焼き立てパンは、お料理毎に姿を変え~さり気無く置かれます
黒糖のパン
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オリーブオイルは貝の器に・・・
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「パスタ・コン・レ・サルデ」
乗せられている緑はフェンネル
フェンネルは、古代ギリシャ・ローマ時代から食用や薬用に広く利用されてきたハーブです
一見地味な色合いのパスタですが~一口いただいて・・・
腰を抜かすほど美味! うん、うん!う~ん!と、頷くしかない美味しさでした
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南イタリア(マテラ)では、パスタに炒めたパン粉をかけていただきましたが~
「星野や」でもそれを忠実に再現しています 
パン粉話でスタッフさんと暫し談笑^^
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新鮮なイワシ・アンチョビ・にんにくに松の実が入れられたカペッリーニ
髪の毛の様に細いパスタ「カペッリーニ」は魚・イワシに良く合います
ローマが玉子を使ったカルボナーラなら
こちら、シチリア(南伊)のパスタの代表選手が魚貝のカッペリーニ
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「カジキマグロのカルトッチョ」
カルトッチョとは~紙で具材を包んでオーブンで焼き上げるイタリア料理の調理法
ですが・・・イタリアではカルトッチョはいただいていません^^
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紙で包んで焼くことで、中の食材が蒸し焼きにされて水分を保ち
ふっくら~と仕上がります
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オーブンされた包み紙を、目の前で開いていただいたので
ふわ~っと広がる香りが格別です
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「牛肉のグリルとファルソマグロ」
ファルソマグロとは、薄く伸ばした仔牛の肉に
ゆで卵や挽き肉・サラミなどを詰め、トマトソースなどで煮込む~
特別な日にイタリアのマンマが作るお料理です
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グリルされた牛肉は噛む事を忘れるほど~とろける様に柔らか 
「パッションフルーツとマンゴーのグラニータ」
デザート前のお口直しです
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プクプクとした泡は・・・ナント!生姜の泡 
ゴロッゴロと入れられた、今が旬の沖縄マンゴー&パッションフルーツ
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「カンノーリ」
映画「ゴットファーザー」にも毎回登場するお菓子「カンノーリ」
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マフィアも虜にする程~美味しいリコッタチーズを使ったシチリア発祥の菓子
沖縄の海をイメージしたかのようなコバルトブルーのお皿に乗せられて・・・
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最後のお茶うけは「星のや」だけに~星の砂の上に載せられた小さな菓子たち
生キャラメルやビスク
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どのお料理も全て「星のや沖縄」コンセプトのシチリア(南イタリア)を意識し
沖縄の食材を掛け合わせ「おもてなし」エッセンスを加えた~素晴らしい品々でした
いつもなら、一つ一つのお料理に「美味しい」ものは「美味しい」と書き加えますが
もう、書く必要がありません  始めから終わりまで~五感全ての美味なお料理でした
私達の1テーブルに常に4~5人のスタッフが常駐
壁の後ろからイヤホンマイクを使い、其々が様子見しながらのサーブ
この「美味しい」「美しい」「心遣い」「お・も・て・な・し」には~
対価を支払っても・・・いえ、それ以上の価値のあるディナーでした

星のや沖縄イタリアン / 読谷村)

夜総合点-


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Withコロナの夏休み 沖縄⑦ 星のや沖縄 [Japan 沖縄]

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部屋の前に広がる海岸は現在沖縄でも珍しい自然海岸です
この日は大潮でした
ウミガメが産卵に来る時期だそうで、砂浜から海へ線を引いたような跡が残るというお話
博学故に選ばれたであろうスタッフさんと話していると
「旅」と言う目的以外の~楽しい時間が得られます これは実に素晴らしい事
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イノーと呼ばれる豊かな珊瑚礁に囲まれた海
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水が引いた珊瑚の間に沢山の綺麗な貝殻が
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部屋に持ち帰ってテーブルの上に置いておいたのですが
ナント!これが全てヤドカリ!! あらま、ワサワサと動き始める姿が可愛い~♪
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主人が砂浜に・・・もう一度戻しに行きました
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小さな赤ちゃんヤドカリも沢山歩いています
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打ち寄せる波の音と、ヒグラシの鳴声
コロナとか、介護とか、全て忘れられる一時 来てよかった・・・
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ライブラリーまで再び砂浜をお散歩
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「ライブラリー」と言うだけに、本も沢山置かれています 
星野さん好みの本なのかしら? 
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フレッシュジュース、珈琲や紅茶、ハーブティー&手作りのクッキー
本を読みながら・・・プールサイドで寛ぎながら・・・部屋に持ちかえって・・・
いつでも好きな時にいただくことが出来ます
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「宵の座」では琉球空手が披露されていました
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海と繋がるインフィニティプールは、24時間泳ぐことが出来ます
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日没時間は19時半 一日の終わりを輝かせる夕日とご対面^^
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空を閉じるように~夜が近づいて来る静かなひととき・・・
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一早く梅雨明けする7月の沖縄は、一番良い季節かもしれません
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Withコロナの夏休み 沖縄⑥ 首里そば [Japan 沖縄]

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首里城見学後、向かったのは~那覇市の中でも人気そば店
食べログTOP5000にも選ばれているお店の超有名店「首里そば」
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地元の方にもかなり人気なんですね~駐車場は満車
入店も順番待ちで、10分ほど外で待ちました
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店内柱に張り付けられたメニューはいたってシンプル
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お賽銭を入れる様に^^「ちんすこう」も置かれています
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手際よく、お客様の出入りを一人で切り盛りするおばさん 素晴らしい! 
首里そば 中 500円  私は 小 400円
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三枚肉、泡盛で煮込まれた赤肉、白かまぼこ、針しょうがが乗せられています
麺は朝4時から仕込まれるという手打ちの麺 コシがあるのに切れが良い!
ん~~~~美味しい!!ホント、美味しい~!!
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沖縄県産豚肉&かつおと島塩のみを使って作られたスープ
あっさりしてるのに~奥が深い!
私としては滅多にない事で、スープをすべて飲み干してしまいました
これはむしろ飲みきるべきスープ!! だって美味し過ぎます!!
テーブル上に置かれた「島とうがらし」を少し垂らして味の変化を楽しみます
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じゅうしい 200円
どのテーブル席の方々も注文しているので、興味津々で頼んでみました
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そばのスープで炊いたご飯ですね 見た目は炒飯の様に見えますが~
そばの味を邪魔しないさっぱり&あっさり感 沖縄の母の味なのでしょうね
氷ぜんざい 150円
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小さな白玉?的お餅とあっさりと煮込まれた小豆は「黒あずき」
食後の「デザート」ではなく「涼」と「栄養」を取るもの
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沖縄はどのお店にも「氷あずき」が置いてあります
小豆と言えば~北海道のイメージが強いのですが沖縄の黒小豆も有名です
琉球石灰岩の土壌と照りつける太陽、豊かにそよぐ風の環境の中で
たくましく育まれた、古くから琉球の生活に慣れ親しんできた黒小豆
沖縄のルーツを辿るべき「食」をランチで堪能しました
それにしても~物価が安い!^^

首里そば沖縄そば / 首里駅儀保駅

昼総合点★★★★ 4.0


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Withコロナの夏休み 沖縄⑤ 首里城 [Japan 沖縄]

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新型コロナウイルス 感染拡大防止対策強化のうえ6/1より開園していましたが
自県による感染拡大防止策の為、8/2~臨時閉園しています
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若い頃、沖縄は月に1~2度訪れていましたが
1992年に正殿が復元されたので、このお城を見るのは初めてです
永遠の28歳のviviちゃんですが~年がバレます^^
はい、私の若かりし頃には~このお城は在りませんでした
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本土復帰20年を記念して首里城公園として開園された「首里城」
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琉球王国の政治、外交、文化の中心地として威容を誇った首里城は
高い文化的・歴史的な価値があるとされ
2000年12月・日本で11番目の世界遺産として登録されました
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鮮やかな朱色に彩られた姿は、王国の歴史や文化の息吹を伝える雄姿であり
沖縄のシンボルだったのですが・・・昨年、消失してしまいましたね
あのニュースはかなりショックでした[もうやだ~(悲しい顔)]
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沖縄の歴史と文化のシンボル的存在の首里城・・・実は消失は5回目です
太平洋戦争の沖縄戦で焼失後、昨年1月に30年に及ぶ復元事業が完了したばかりだったのに
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沖縄戦以前は、1453年、1660年、1709年・・・焼失するたびに再建されてきました
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2000年には、中国と日本の融合した独特の建築様式などが評価され
首里城跡が世界遺産に登録
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同年の九州・沖縄サミットでは、こちらの北殿で各国首脳の夕食会が催されました
その頃の私は~首里城より「外務省機密費流用事件」の方が興味津々でした
九州沖縄サミットの経理には億単位のお金が泳いでいましたからね^^
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琉球王国とは・・・今から約570年前(1429年)に成立し、1879年まで
約450年間、日本の南西諸島に存在した王制の国です
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北は奄美諸島から南は八重山列島までの琉球諸島
約3万2千年前から人類が住んでいた事がわかっています
日本の鎌倉時代に当たる12世紀頃から、一定の政治的勢力が現れ始めていました
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その後、琉球では独自の国家的な一体化が進み
中国をはじめ、日本、朝鮮、東南アジア諸国との外交・貿易を通して
海洋王国へと発展して行ったわけです
首里城はその海洋王国の政治・経済・文化の中心であったとされています
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1879年(明治12)春、首里城から国王が追放され「沖縄県」となった後
首里城は日本軍の駐屯地、各種の学校等に使われたそうです
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1930年代には大規模な修理が行われましたたが、1945年にアメリカ軍の攻撃により全焼
消失&修復、消失&修復、を繰り返す・・・運命のお城ですね 
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戦後、跡地は琉球大学のキャンパスとなりましたが
大学移転後に復元事業が推進され~現在に及んでいます
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世界遺産に登録された建物
「九州・沖縄サミット 首脳晩餐会」の会場ともなったこの城
どうしてこんなに消失を繰り返すのでしょうね
欲や企みの渦巻く地には、真の幸せで穏やかな時はやって来ないのかも・・・
(と、viviちゃんなりの見解です^^)
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