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南イタリアの旅 ソレント レモンの香り漂う町 [イタリア・Italy]

カンパニア州ナポリ県にあるソレント
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ナポリ民謡(カンツォーネ)「帰れソレントへ」でも有名ですね
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私は高校時の音楽の教科書で習いましたが、主人は知らない・・・と
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この日の気温は22~3度の過ごしやすいお天気でした
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ズ~~ム! 世界中の人がバカンスに訪れるだけあって、5月のソレントは「夏」^^
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ん?「あれじゃない?」さらにズ~~~ムしてみると~私達のソレントのホテルが見えました
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レモンのグラニータ(シャーベット)を売る屋台
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グラニータよりレモンチェッロが・・・飲みたい^^
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「いいよ~!グラニータも入れて上げるよ!」
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「ギョッ・・・飲めない・・・喉が燃える・・・」
この辺りでは食前酒として飲まれているレモンチェッロ レモンのリキュールです
炭酸等で割らないと私には無理・・・主人は「美味しい~!」とチョッピリ舐めて
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街中へ向かい走っていくと、どんどん道が狭くなって行きます
それにイタリアお得意の路駐!!
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それにしても~何やら良い香り~~~
左側が薔薇 右側がレモン その花々の香りでした
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何処をどう走っても「レモン」の木がいっぱいです
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これがレモンの花
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皮が分厚いのが特徴の南イタリアのレモン ゴツゴツしていますね
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プルメリアとジャスミンを混ぜた様な、心安らぐ香りのレモンの花
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目抜き通り「コルソ・イタリア(Corso Italia)」に出ました
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左に5分ほど進み、町の中心となる「タッソ広場(Piazza Tasso)」
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後ろの白い車は、ソレントの町中を走る観光用機関車です
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ここ中心部は高台にありますが、私達の宿泊先は海の目の前
細いカーブを曲がり~
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さらに下へ降りて行きます
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アマルフィーやポジターノ、カプリ島へ向かう船着き場の直ぐそばのホテル
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マテーラから3時間半 ソレントの町は安全でちょっとリッチなリゾート地です
町は高台、下は輝くブルーの海のナポリ湾のソレント
目の前は青く美しいナポリ湾  ホテルへチェックインします
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南イタリアの旅 ソレントへ [イタリア・Italy]

マテーラ最後の朝 いつも通り鐘の音が部屋の中に響き渡ります
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鍵は中に置いて、重い扉を閉めて部屋を出ます
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毎朝お散歩で出会ったおじさんにもさよなら~アディオ~
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ガタゴトと石畳をトランク引きながら駐車場(路駐)へ歩きます
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五日間のマテーラ 「時が止まった洞窟の町」ともこれでお別れ・・・悲しい[もうやだ~(悲しい顔)]
また絶対にここに来る!と決めて~駐車した場所の目印となる所へ到着 
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今日は超距離移動 サレルノ経由ソレントへ 約400㌔(仙台⇔東京)のドライブに出発!
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素朴なイタリアを体感する南イタリア
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風景は本当にのんびりしていますが~
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イタリア人は全員F1ドライバーになれる!という噂もあるほど・・・
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スマートの様なちっちゃな車でも皆さんガンガン飛ばします 
主人も頑張って飛ばしてます! なので~私の写真もガンガン飛ばしてま~す
アウトストラーダA3号線  ツアーバスも暴走族の様に飛ばします
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世界的に見てもAT車が主流なのはアメリカと日本くらい
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シフトレバーが右MT車なのに違和感なく~
ワイパー作動、エンストと言ったお約束事もなく~ 運転できる主人って凄い!!
な・ん・て・・・そちらの感動をしていると~丘の上に沢山の町が現れて来ました
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海賊から逃れて、丘の上に教会と共に造られた町の数々
「いつか、この町町を訪ねるレンタカーの旅も楽しいかもね~」
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「その時は又マテーラに泊りましょうね~」 
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ここの分岐点は間違えない様に・・・
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ド~~~ンと目の前に現れたのは「ヴェスーヴィオ火山」
この火山の噴火によって、一日で町が消えてしまった「ポンペイ」は又後で・・・ 
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ソレント半島の入口までやって来ました ここまでで約3時間
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A3は快適に走ることが出来たのですが、ソレント半島に入ると~道幅が狭い!
「ワァ~絶景!車停めよ~う!」
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ナポリ湾の絶景が眼下に広がりま~す!
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着いた~ソレント~~「帰れ~ソレント~♪」
ソレントを拠点とした旅も~感動続きです^^
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南イタリアの旅 Matera/マテーラ ブルーアワー [イタリア・Italy]

日没の時間は20時半の5月の南イタリア 
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20時近くになると、路地や各家々にオレンジ色の灯りが灯されます
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人類が誕生した石器時代にタイムスリップしたかのような~この町
これまでも古代ローマ時代に関する、様々な映画のロケ地として使用されてきました
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近年では、メル・ギブソンの「パッション」のロケ地として選ばれた地です
私的にはこれ以上有名になって欲しくない!と思う地でした
ristorante「フランチェスカ」 人気店で、チェックしていたにも拘らず~
予約いっぱいで、哀しいかな・・・一度も入店できず
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そろそろブルーアワー:blue hourの時間がやって来ます
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日の出前と日の入り後に発生する~空が濃い青色に染まる時間帯・ブルーアワー
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朝が苦手な私は、この幻想的な眺めは夕刻にしか見る事が出来ません
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古代のエルサレムの町並みのロケ地選びの為、このマテーラを訪れたメル・ギブソン
「町を初めて見た時、頭が真っ白になった・・・全てが完璧だった~」
という言葉を残しています
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私が言葉を残すとしたら~同じく「頭が真っ白」&「呼吸も止めてしまう町」
これまで生きてきて、街自体にこんなに感動を得たのは初めてです
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現在、マテーラは犯罪率が少なく、最も住みやすいイタリアの町の一つに数えられています
街そのものに手加えなく、商店等も少ない為でしょう
まりっぺちゃんが編んだ帽子の様な・・・思わずシャッターを切りました
孫が出来たら~まりっぺちゃんに編んで貰おう~っと♪
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この日はメーデーと言うことも有り、街中は欧州からの観光客でいっぱいでした
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マテーラの洞窟住居として1993年にユネスコの世界遺産に登録されたのをきっかけに
観光地として認知され、欧州からは沢山の観光客も訪れていますが
日本ではやっと認知されつつある、イタリアの中でも穴場的と言えるスポット
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時間が止まったかの様に、夜にはひっそりと静まり返る姿を見せる町
治安は良いのですが、恐怖さえ感じる美しさです
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昼の顔・夜の顔が全く違う「マテーラ」
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夜はサッシ住居内部もオレンジ色です
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「もう、ここから動きたくない[もうやだ~(悲しい顔)]」と主人に訴え、次の地のキャンセルを願うほど~
マテーラは昼も夜も魅力的な街です
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イタリアの恥部ともされた街が、イタリアのホスト国の一つとなり
2019年の欧州文化首都となることが決定したマテーラ
日本人を含め、外国人観光客で溢れる事なく~
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昼と夜・夫々の顔が・・・本当に言葉に言い表せない程の景色・Sceneryでした
見るもの全てが、眼にも心にも頭にも~そのまま!の感動を与えてくれる世界遺産・マテーラです
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南イタリアの旅 マルティーナ・フランカ/Martina Franca [イタリア・Italy]

マルティナ・フランカ/Martina Franca
白い壁の建物と、バロック様式のダイナミックな建物が混在している町です
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サン・ステファノ門から中心部に入り
目抜き通りのヴィットリオ・エマヌエーレ通りを歩きます
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主人はこの町をとても気に入った様で~車を停める予定もなかったのですが、街歩き
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歴史的市街区内だけでも11もの教会があるマルティーナ・フランカの町
美しさ、立地はユネスコの平和文化メッセンジャーのモニュメントにも認定されています
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viviちゃん 一瞬フラフラ・・・少し低血糖?気味になり~一人ジェラートを
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イタリアーノは~カメラを向けるといつも決まって最高の笑みをくれます
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ピスタチオのジェラートを頬張りながら町散策を続けます
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イタリアの町には~それぞれカトリックの守護聖人が定められています
マルティーナ・フランカの守護聖人は2人 聖マルティーノと聖女コマージアです
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白い石灰岩や大理石で作られたバロック様式の建物が多い為~
「白いバロックの町」の異名を象徴する美しい町・マルティーナ・フランカ
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日本人には知名度は低い町ですが、歴史のある魅力溢れる南イタリアの町です
整えられた白大理石の旧市街はとても美しく、治安が良いので安心して歩けました
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車があれば気軽に訪れる事が出来る~この「マルティーナフランカ」
ガイドブックにも半頁しか載らない程の小さな美しい町
近隣の電車は一日に一本しか停まりません
まだまだ撮りたい風景がここにも沢山有りましたが~
オーナー君から夕食のお誘いの電話があり・・・マテーラへ戻ります
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南イタリアの旅 イトリアの谷にある・マルティーナフランカ [イタリア・Italy]

オリーブ畑が広がるイトリアの谷にある町・マルティーナフランカ
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とんがり屋根住居のトゥルッリで有名な、アルベロベッロの二つ隣りの町です
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オリーブ畑に、ぽつぽつと点在している~とんがり屋根のトゥルッリを見ることができます
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イトリアの谷周辺の町では比較的大きな町 マルティーナ・フランカ(Martina Franca)
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この町、日本での知名度はさほどない為、ツアーで訪れる人は殆んどいません
そう言った地を回れる醍醐味は~やはりレンタカー[車(セダン)][ダッシュ(走り出すさま)]
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こんな所にもトゥルッリが残されています
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先ずは~車を停めましょう
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イタリアのパーキングシステムはコインのみ
1時間・3時間・一日制で、地域によって金額が変わるのは日本と同じです 1時間1€=約140円 
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イタリア(特に南イタリア)では自動販売機を良く見掛けます
マルティーナフランカは治安の良い所なので、自販機が荒らされる事無く設置されていました
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ビールも売られていましたが、IDカードのチップを翳さないと買えないシステム
これは~海外では当り前の事です(日本でもこのシステムは導入すべき!)
小さな小瓶で喉を潤したかった?^^のですが~IDが無い為・・・買えませんでした[もうやだ~(悲しい顔)]
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イタリア人は喫煙者がとても多いので、タバコの自販機は他の地でも設置されています
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マルティーナ・フランカは、他のイトリアの谷にある町と同じ様に~
迷路状の旧市街が高台に広がっています
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バロック様式の大きな教会がいくつもあり、街並みそのものもバロック風なのが特徴
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サン・ステファノ門(Porta di San Stefano)をくぐって中心部に入り散策してみます
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南イタリアの旅 アルベロベッロ リオーネ・モンティ地区 [イタリア・Italy]

サンタ・ルチア教会のすぐ右側 
「サンタ・ルチアの見晴らし台/Belvedere Santa Lucia」
そこから見るアルベロベッロの住居群「モンティ地区」
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一般住民が普通に暮らしている住居「アイア・ピッコラ地区」から~
アルベロベッロ最大の観光エリアである「モンティ地区」へ下りて行きます
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さぁ、アルベロベッロ最大の観光エリア・モンティ地区の散策です
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モンティ地区にあるトゥルッリは1,000以上
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現在はそのほとんどがレストランやバー、お土産ショップ、宿泊施設へと姿を変えています
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どこを歩いても絵になる風景ばかり
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至るところでインスタ用の・・・写真撮影をしている観光客
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フォトジェニックな写真は撮れても・・・
私的には~向かい側の「アイア・ピッコラ地区」の方が生活感を感じられて好きです
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その建物の裏側にある背景や歴史を旅に出る前に調べたり&知ったりすると~
ゴヤゴヤと観光客やツアー客がごった返している雰囲気・・・嫌い&ガッカリ~です
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前記事で「脱税の為に破壊し易い為、この様な家屋が造られた」と書きましたが
その云われを聞くと~フムフム・・・と建物を上から下まで舐めるように見てしまいます
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トゥルッリの建設が始まったのは14世紀半ば~と言われています
17世紀始めにアルベロベッロの領主となったジャンジローラモさんなる人物
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パン屋さんや小麦粉屋さんなどの商業施設を始め、沢山の住居を建てることで~
アルベロベッロに人を誘致し、アルベロベッロの都市化計画を始めた事が
この町の発展となるきっかけ
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ところが~「住居の数に応じた納税」を義務付けられていた領主のジャンジローラさん
「自分が治めている街に多くの人に住んで欲しいけど、税金は払いたくない」と考え
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アルベロベッロ内では「トゥルッリ」以外の家の建築は禁止する!
と~条例を出し、政府のチェックが入るタイミングに合わせて簡単に解体できる~
「トゥルッリ」のみを住居として認めることにしたそうです
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あらら~身勝手・・・だと思いますよね?
でも、彼のこの身勝手なルールによって~当時はまだ40ほどしかなかったトゥルッリが
一気に1,000以上にも増え~
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現在世界遺産に登録されている
「モンティ地区」や「アイア・ピッコラ地区」が形成されたと言われています
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政府のチェックが入るたびに住民に家(トゥルッリ)を解体させ
ジャンジローラモはせっせと脱税に励んでいたんですね 
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ケチな領主ジャンジローラモのおかげで~
今のアルベロベッロが出来たと言っても過言ではありませんね
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モンティ地区はお土産屋さんで溢れています
可愛い~お孫ちゃんを抱いたお爺ちゃんのお店で、お気に入りの絵皿を見付けました
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旅の心得で「少し安くなります?:Quant Costa?」笑顔&片言のイタリア語
「Una bella ragazza è buona!:美しい君ならいくらでも良いよ~!」
イタリア人男性は灰になるまで女性の味方です
なので~ついでに・・・もっと~笑顔で値切りましたよ^^
お爺ちゃんとジャンジローラモの話&アルベロの歴史をしたかった私ですが~
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背後から見ているお嫁さんと「まだぁ~!?」の顔をしている主人に挟まれ
「近い将来又ね!:Tornerò più tardi!」とキスをして~マテーラへと戻ります
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南イタリアの旅 アルベロベッロ アイラ・ピッコラ地区 [イタリア・Italy]

アルベロベッロでトゥルッロ(とんがり帽子の家)が沢山集まっているエリアは
モンティ地区」と「アイア・ピッコラ地区」の2地区
1996年(虫博士の生まれた年)に世界遺産に登録されています
前記事から紹介してる写真は生活感溢れる①「アイア・ピッコラ地区」
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現在でいう「乾式工法」と呼ばれる建築方法が使われています
モルタルなどの接着剤を一切使用していない為~ すぐに解体できてしまう、という点がトゥルッリの最大の特徴
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解体が簡単と聞くと、住み心地が悪そうな印象を受けるかもしれませんが
それなりに快適な生活を送れる」のがトゥルッリのすごい所
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トゥルッリの壁は二重構造になっていて、内壁と外壁の間には土砂がサンドされています
この土砂は、雨が降った時に雨水を濾過しながら地下まで誘導する排水路
雨が降っても石の隙間から雨水が漏れてくる心配はないそうです
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日差しが強く、雨が少ないアルベロベッロでの生活において
水を有効活用することも計算されていたんですね
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ポポロ広場の方へ戻ります
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やはりこちら側の地区は生活感が有ります
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イタリアは水道水も飲めますが、製水器が有りました とても安かったです
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サンティ・メディチ教会​/Basilica dei Santi Medici Cosma e Damiano
​​​​​アルベロベッロの守護聖人コズマとダミアーノが奉られています
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左右対称に建てられた鐘楼が特徴的な、ネオクラシック様式の教会です
気温はさほど高く無いのですが、日差しが強い! 少し休憩します
Central Bar
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傘の日陰が気持ち良い~テラス席
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たっぷり汗をかいたので・・・小瓶のビールでカンパ~イ
運転手の主人は~一口だけ・・・^^
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パニーニを半分
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イタリア(ヴェネツィア)名物のスピリッツ 私のお気に入りです♪
殆どのイタリア人が食前に飲んでいます オレンジ味のサッパリとしたリキュール
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西ヨーロッパにおいて先史時代から使われていた、はるか昔からある建築技術を
現代の世界でも見ることが出来るアルベロベッロ
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次はもう一つの「モンティ地区」へと下りてみます

Central Barカフェ・喫茶(その他) / アルベロベッロ)

昼総合点★★☆☆☆ 2.9


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南イタリアの旅 アルベロベッロへ [イタリア・Italy]

マテーラから車で1時間
ムルジェとよばれる広大な石灰岩台地の上に位置する「アルベロベッロ」へ向かいます
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イタリア南部、プーリア州バリ県の町
真面目にイタリアの田舎町です
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長閑すぎる程人がいない・・・広大な小麦畑をひたすら走ります
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沿道に咲いているポピーが、どこへ行っても綺麗に咲いていました
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住居や作業小屋として今でも使われているトゥルッリ(とんがり屋根の家)が点在しています
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白い町が見えて来ました
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町の中核をなす「モニュメント地帯」に到着!
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先ずは~車を停めて~(3時間:6€・約780円)
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「リオーネ・モンティ地区」へと向かいます
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階段が大理石の為、雨が降っている訳でもないのにツルツル滑り
転んでいた欧州の方に絆創膏をプレゼント^^
1996年に「アルベロベッロのトゥルッリ」という名で世界遺産に登録された「アルベロベッロ」
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見下ろしてるこちらが~「アイア・ピッコラ地区」
お土産物屋さんが並び~観光地化されています
先ずは~今でも普通の生活が営まれている住宅街「リオーネ・モンティ地区」散策
新市街と旧市街を分けるアルベロベッロのランドマーク的な場所「ポポロ広場」
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「市庁舎」
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小さなアルベロベッロにふさわし~い小っちゃな市庁舎
1階には警察署や郵便局も入っていました
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円錐形のとんがり屋根をもつ白い家「トゥルッリ」
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トゥルッロは「部屋」を意味し、トゥルッリはトゥルッロの複数形
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この地方に特有な円錐形の屋根を持った「トゥルッリ」といわれる家屋
ここには1000軒以上も建ち並んでいます
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基本的に、ひとつの部屋にひとつの屋根が乗っています
いくつかの部屋が集まる形で「家」になっていますが~
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「トゥルーロ・シアメゼ」Trullo Siameseとなずけられた伝説のこの家1軒
2つのトゥルッリがつながっていて、2つの出入り口があるトゥルッリです
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その昔、一人の少女を好きになり仲たがいした兄弟が
顔を合わせることなく生活できるようにと作ったそうです
雨どいのアップもフォトジェニックでしょ^^
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アルベロベッロのトゥルッリが建てられたのは16世紀
開拓農民用の住居として建てられたのが始まり
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税金逃れの為、直ぐに家屋を破壊出来る様、柱のない設計になっています
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標高415mの丘の上にある「アルベロベッロ」
イタリア語で「素晴らしい木」の意味を持つ、緑の木々が生い茂る町に
真っ白な壁に円錐形の屋根を持つ「トゥルッリ」がビッシリと立ち並ぶ景色
おとぎの国に迷い込んだかのような~不思議空間の町です
「アルベロベッロ」散策はまだまだ続きます
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南イタリアの旅 Matera/マテーラパンを買いに [イタリア・Italy]

連続で良いお天気のマテーラの朝 
体の中にす~っと入っていく朝の空気と、鐘の音に心が洗われる朝の始まり
写真だけでは伝える事が出来ない素晴らしい景色・・・動画でもご覧ください
(下のブルーの文字こちらをクリックすると大迫力で見る事が出来ます)
 
部屋の中にも響き渡る鐘の音は、朝8時から夜10時まで一時間毎に聴こえます
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この眺めだけでもお腹いっぱいになるマテーラの朝です
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朝食用のパンを買いながら朝のお散歩
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マテーラでは大昔から、とても質の高いデュラム小麦(硬質小麦)が作られてきました
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そのデュラム小麦を使って作ったパンが~
マテーラの名物・マテーラパン(パーネ・ディ・マテーラ)
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今日でもマテーラの人々の食卓には欠かせないマテーラパン
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レストランでも必ずテーブルに登場しました
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大人の三人家族で1日1kgのマテーラのパンを食べるそうです
オリーブオイルやリゴッタチーズをどっさり乗せていただくのがマテーラ流
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サッシ地区から新市街に上がって直ぐのルカーノ通り(Via Lucano)
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部屋から歩いても7~8分ほどの距離
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マテーラで1番大きな「薪の窯」があるパン屋さん・Pane e Pace
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午前1時、4時半、8時~と、3回マテーラパンを焼くそうです
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次から次へと客足が絶えない店内
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肝心なマテーラパンは注文すると奥から持って来てくれて
グラムで量り買うシステムです
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こちらは~ピッザではなく「フォカッチャ」
エキストラバージンオリーブオイルがたっぷり使われています
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お気づきの方もいるかと思いますが~マテーラパンの原料のデュラム小麦・・・
通常パスタを作るための小麦です 他は強力粉 なので、このフォカッチャも強力粉で出来ています
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マテーラパンはデュラム小麦と塩と酵母と水だけで作られます
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パスタ用のこの小麦は良く伸びますが、あまり膨らまない性質を持っているそうで
本来はパン作りには適さず、この小麦でパンを作るのは難しいそうです
「ボンジョルノ~」「チャオ~!」
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これが~赤ちゃんの頭より大きなゴツゴツとしたマテーラパンです
マテーラパンにはいくつか形があり、こちらはパーネアルト
「パーネ」はパン「アルト」は高いという意味です
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一見硬そうに見えるでしょう? でもね、ナイフで切ると~中はモッチモチで柔らか
小麦の香りが立ち上ります 普通のパンとは別物です
チーズを乗せて焼いても美味しいですが~
やっぱりリゴッタチーズを塗って食べるのが一番美味しかったです
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今でも大昔から伝わる独自の方法(薪窯焼き)でマテーラパンは作られています

Pane e Paceパン / マテーラ)

昼総合点★★★☆☆ 3.5

 
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南イタリアの旅 Matera /かつての暮らし [イタリア・Italy]

アメリカからのハリケーン従妹一家の来襲[台風]はあっという間の楽しい時間でした
が~爪痕・・・さすがのviviちゃんも疲労困憊[ふらふら] その模様はまた後ほど

マテーラの洞窟住居を説明する際、必要なマテーラ用語
グラヴィーナ Gravina」と「サッシ Sassi
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「グラヴィーナ」は下の写真の様に~グランドキャニオンのような深い峡谷
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見えますか~? この岩穴でも沢山の人々が暮らしていました
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「サッシ」はマテーラの至るところで目にする洞窟住居
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世界遺産に登録された最も古い2つの地区のことです
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マテーラらしい地域の中に、岩盤を掘り抜いて造られた典型的な洞窟教会の一つ
サンタ・マリア・マドンナ・デ・イドリス教会/Chiesa di Santa Maria di Idris
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サッソ・カベオーソ地区の高台に建ち
どこからでも巨大な岩に十字架が載る、風変わりな姿を見る事が出来ます
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もちろん「マテーラの洞窟住居」として世界遺産(文化遺産)に登録されています
岩屋や簡素な家々が軒を連ねるマテーラの町並み
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現在の私達が見ると天地創造以前の「カオス」としか映りません
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この岩を掘って作られた町並みは、もっとも優れた古代の工学の1つに数えられています
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サンタマリア・デ・イドリス教会の裏にある「カーサ・グロッタ」
1700年初頭に造られ1956年まで農民が暮らしていた洞窟住居を、当時の生活の様子のまま再現
家の中を見学することが出来ます 何となく今でも生活出来そうな印象です
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とは言え~サッシ家屋の特徴は上下水道がない!
排煙しやすいように、入口のすぐそばにキッチンがあったようです
調理道具なども当時のまま保存されています
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水道の設備はない為、雨水を地下の貯水穴に溜める井戸が中央にありました
トイレもない為、夜間はベッド脇の壷で処理したそうです
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家畜 ロバ・馬・豚・鶏全てが一緒に暮らし
寒さが厳しいマテーラでは、大切な家畜を守る&家畜の熱で人間も暖を取る
それが生きるための知恵だったのでしょうね
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ベッドは床からかなり高い位置にあります
湿気を防ぐ為の高さですが、ベッドの下では鶏が飼われ、親鳥は卵を抱いたそうです
洞窟内の住居は日が当たらなく湿気がこもる為、衛生上にかなり問題があり
幼児の死亡率は50%を超えたそうです
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ワンルームほどのスペースに、タンスの上部や引き出しを子どものベッド代わりにして~
11人が暮らしていたと聞くと・・・生活の知恵と厳しさを実感させられます
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余儀なくイタリアから強制移住の法律が制定され、一度は廃墟・廃屋となったものの~
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古代の工学技術の塊の町として復活を果たしたマテーラ
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「洞窟住居ってステキ!」と思えるのは今の時代だからでしょうね
すり鉢状になり地形に張り付いているように広がるサッシ地区の洞窟住居
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一時はイタリアの恥部ともされた街ですが
今こうしてイタリアの誇りとする街として注目を集めています
まだまだ日本人は少ないので、旅&写真好きなら今が訪れるチャンスかも・・・
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