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知られざるもう一つの山寺・垂水霊境 [Japan]

閑さや岩にしみ入る蝉の声」 
[右斜め上]松尾芭蕉が詠んだ句でも有名な~山形の「山寺立石寺」
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その山寺の土産屋さん街を東方面へ・・・真っ直ぐ進みます
蝉の声が五月蠅い8月の記事です
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道幅が狭くなり、一度人家が無くなると~又、人家が出てきます
それが千手堂周りの「部落」
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仙山線の線路を跨いで千手堂へ  
この辺りは、地元の人達にもほとんど知られていない「裏山寺」だそうです
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山寺の歴史を語る上で重要な場所「垂水遺跡」へと続く古道
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夏山には、沢山の種のきのこが静かに頭を出しています
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スーッと背中が寒くなる感じ・・・
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「霊境」 霊境といえば~京都ですが・・・ここは山形^^
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ワァオ! 突如現れた穴だらけの岩・・・
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まるで異空間に迷い込んだかのような異様・異質とも言える景観
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人もいないので、何だか恐ろしささえ感じます
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この垂水遺跡は、大正時代頃まで山伏の居住修行の姿があったそうです
慈覚大師円仁が山寺立石寺を開山する前に修行した宿跡とも云われています
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一説によると、ここで築かれたものが現在の山寺へ移設されたという説もあり
鳥居の姿に・・・フムフム~ここが霊境なのね~と感じます
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見渡す限りの岩壁をアップしてみると~まるで蜂の巣!!そのもの!
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岩の種類は凝灰岩だそうです
ここが海の底であった状況が・・・明白に分かります
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まるで空気も一変してしまったかのような~
神々しささえも感じる霊鏡「垂水遺跡」
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昔の修験道の修道の場であったたので山寺の裏
宮城県と山形県との県境に
こんな幽玄の境があったなんて・・・思いも寄りませんでした
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秋の赤い絨毯・長谷寺(ちょうこくじ) [Japan]

仙台から三陸自動車道を使い東へ車で約1時間の石巻・いしのまき
水田と低い丘陵が続くその石巻郊外の奥まった所に
彼岸花の有名なお寺があります  「長谷寺・ちょうこくじ
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地元では「彼岸花の寺」とも呼ばれているそうです
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今年は暑さが影響したのか、例年より1週間ほど遅く見頃を迎えたそうで
一昨日の新聞を見て^^昨日ドライブがてら行ってみました
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遠くからでも真っ赤な山のように見える境内南東の斜面  Wow!綺麗~~!
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敷地には20万株以上が育ち、斜面一面に赤い花が咲き誇っています
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元々自生していた彼岸花を、72歳になられる住職さんが
約30年前から花を株分けし、増やしてこられたそうです
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長谷寺は石巻で最も古く格式のあるお寺で、昔は仙台藩の侍もお参りされたとのこと
沢山の文化財も保管され、境内には鎌倉時代から安土桃山時代に至る70基余の板碑
石巻地方を代表する6つのお地蔵さんもありました
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秋を感じる彼岸花のそばには~虫博士の大好きな秋の虫たちの姿も・・・
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数本だけ・・・赤の中に白の花も静かに咲いていました
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曼珠沙華・彼岸花
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私的には、田んぼのあぜ道や、田舎のお墓に咲いているといった・・・
何んとな~く、チョッピリ怖いイメージの赤い花
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球根そのものに毒性があることから、昔の土葬で害獣から守る意味があったそうです
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紫陽花もですが、その為~お墓のそばに植えられた花なのでしょうね 
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「神様トンボはね、お婆ちゃんやお爺ちゃんの代わりに~あなたを見に来ているのよ」
母が良く言っていました 糸トンボの前で悪いことは出来ません^^
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一方「曼珠沙華」の由来は、サンスクリット語(ヒンドゥー教の礼拝用言語)で
天界に咲く花」という意味があるそうで
「おめでたい事が起こる兆しに赤い花が降る」と言う仏教の経典からきているそうです
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真っ赤な絨毯を敷き詰めたように、見事に彼岸花の咲くお寺でした
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人間の「暮らし」の中で、想い出から刻まれた記憶
本当の意味から違った解釈が生まれたり
時には知恵となって言い伝えられたりしたもの・・・色々ありますね
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繋ぐ橋 繋ぐ心 [Japan]

夏の三陸海岸は本当に美しいです
この雲に届きそうな高波が襲って来たとは・・・考えたくもないほど穏やかな海
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嵩上げされた仙台から北へ海側を走る「三陸自動車道」 
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今年2月 気仙沼港にICが開通し、仙台方面との行き来が可能となりました
2020年末には気仙沼港ICからその先も完成し、三陸自動車道が全線開通となります
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気仙沼湾に浮かぶ東北最大の離島・気仙沼大島
気仙沼湾には大島があることで、湾内は穏やかな流れになっています
懐かしの^^気仙沼ちゃんが民宿を営み、3000人ほどが生活をする有人島ですが
これまで島外への交通手段は船舶しかありませんでした
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今年4月、その大島へ「気仙沼大島大橋」が~開通しました!
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建設計画も順調に進んでいた中で起きたのが「東日本大震災」
大きな被害を受けただけでなく物流輸送が出来なくなり、長期間孤立した大島
その間、アメリカ海軍航空隊等による支援活動によって、島民は生活を続けました
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橋の建設によって「緑の真珠」と呼ばれる「気仙沼大島」は離島ではなくなったわけです
この橋を観に行こう!と、気仙沼へやって来たわけですが~
以前の船着き場前も復興の流れに組み込まれ、美しく生まれ変わっていました
7月にグランドオープンした気仙沼湾を望む4商業施設
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お盆&コロナ禍の為、それなりに人は多かったのですが~
多分・・・普段は全く&殆ど、人はいないと思います  
と、思うと、何だか税金の無駄遣いの様な気もします
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた気仙沼湾地区ですが・・・
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「大漁祈願」と「厄よけ」の願いを込めた約4000個の風鈴を飾った
「百々音・ももね祭り」が開かれ、涼しげな音色を響かせていました
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K-port
ハリウッド俳優の渡辺謙さんが被災地の為に・・・と作られたカフェです
お店には毎日謙さんから手書きのFAXが送られ、店内に貼られています
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コンセプトは「繋ぐ(心の港・port)」
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気仙沼で暮らす人々をつなぐ場所、気仙沼と他の地域や
世界を繋ぐ場所になりたいという想いが込められているそうです
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黒く焼き杉の外壁の五角形造り
冷房は入れられながらも~コロナへの対策の為、大きな窓は全て開けられ
潮風を感じる良い雰囲気の店内でした
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グッズも色々有るんですね~^^
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チャイティーラテをテイクアウトで・・・
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気仙沼大島と本土をつなぐ期待の橋「気仙沼大島大橋」
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100年以上にわたり、本土と大島を結ぶ交通手段だった想い出の航路もなくなり
三陸自動車道を降りると~大島へ・・・即座に車で向かう事が出来るようになりました
復興を目的として造られた「繋ぐ橋」が
コロナ禍を勇ましく掻き退け、多くの人の心を繋いでくれます様に・・・

K-portカフェ / 南気仙沼駅鹿折唐桑駅不動の沢駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.9


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相田みつを [Japan]

那須で美味しいランチとパンをいただいた後に立ち寄った~
「相田みつを那須ギャラリー Shop&GallerySHIKISHIMA」
相田みつを美術館(東京国際フォーラム)の協力で平成28年に那須にオープンしました
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さり気無い&短い一言に「うん、うん・・・」と頷きたくなる言葉
相田みつをは「書の詩人」「いのちの詩人」とも称されています
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栃木県・足利の出身だったんですね
詩人であり書家  独特の書体で哲学的な作品を数多く発表しました
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旧制栃木県立足利中学校を卒業後、歌人「山下 陸奥(やました むつ/1895-1967)」に師事
1942年に歌会で生涯の師となる曹洞宗高福寺の「武井哲応」と出会い、在家のまま禅を学びます
1943年に書家を志し「岩沢渓石」に師事
書の最高峰のひとつである「毎日書道展」に1954年から7年連続入選
30歳の頃、独特の書体で短く平易な自らの言葉を書く作風を確立しました
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余り裕福な家では無かった事、戦時中の兄弟との別れ等・・・
積み重なった様々な経験が、沢山の名言を生み出しました
詩人・書家「相田みつを」 1991年12月17日死去
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父も母も余り好みではなかった様で、我が家で彼の書を見る事は有りませんでしたが
幼い頃、お友達の家のトイレに掛かっていた日めくりを
「ウフッ ホント^^そうかも・・・」と笑いながら~
何枚も何枚も捲くり、トイレにいる事も忘れてしまった事がありました^^
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紫陽花寺 資福寺 [Japan]

ジメジメとして鬱陶しい季節・梅雨  嫌ですね~
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でも、この季節を喜ぶ花・紫陽花がとても美しい時でもあります
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人々に嫌われる季節でも、この梅雨時期に十分な雨が降らないと
その年の夏は深刻な水不足になってしまいます
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シトシト・・・と、降る雨は、作物の成長に寄与
その年の野菜や果物の値段は「梅雨」によって決められると言われていますね
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こう考えると梅雨は、私達の生活に密着していることを痛感します
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蚊に弱く狙われやすい体質故に、梅雨時のお寺は私的にご法度の地
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祖父母の月命日参りのついで・・・と言ってはなんですが~紫陽花で有名なお寺へ
我が家のお寺のすぐ隣のお寺なので^^主人と歩いてみました
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「資福寺・慈雲山 資福禅寺」
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仙台城下町の北の守りとされていた「北山五山」と呼ばれる5つの仏閣
そのうちの一つに数えられる歴史ある寺院です
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参道階段の両脇から溢れ出てくるように咲く、背丈ほどの美しい紫陽花
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境内、本堂周りには約1200株もの紫陽花の花が咲いています
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こじんまりとした情緒ある小さなお寺ですが「仙台の紫陽花寺」として有名です
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資福寺は元々山形県・高畠町に建立された寺院でした
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戦国時代に住職となった虎哉 宗乙が、仙台藩主伊達政宗の教育を任されていた事から
後に政宗の移封に従って岩出山、仙台へと移ってきたそうです
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紫陽花に負けずと初夏の花々も沢山咲いていました
山百合
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金糸梅
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クロコスミア
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萩の花
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雨に濡れた参道、やはり蚊が沢山[もうやだ~(悲しい顔)] 一瞬で被害に遇いました・・・
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紫陽花と言うと、葉にカタツムリが這ってる絵が梅雨の時期の定番ですが
実は紫陽花の葉には毒が有り、カタツムリは這うだけで葉は食べないそうです
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紫陽花は花期が長いので、仙台の紫陽花寺は盛夏まで楽しめそうです
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梅雨告げ花実・タチアオイ&サクランボ [Japan]

「梅雨の花」といえば紫陽花を思い浮かべる方も多いと思いますが
立葵・タチアオイも外せません
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高さは2~3mほどで花の色はピンク・白・赤など
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梅雨入りの時期に下の方から咲き始め
てっぺんまで咲くと梅雨明けになると言われている
梅雨入りと梅雨明けを知らせると言われる花とも言われています
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茎がまっすぐ立つ事からタ・チ・アオイと名付けられたそうです
私としては~この花が咲くと「果物の季節が始まる!」の意識が強いです
日本一の生産量を誇る山形の「さくらんぼ」はタチアオイが咲く頃がピーク♪
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毎年この時期伺う農園さん、今年はコロナの影響で「狩り」は無し
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「密」を避けるのもありますが
口から出す種の蒔き散らかしを避けるのが1番の理由
殆どの農園さんが、今年は「さくらんぼ狩り」を行っていません
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それにも増して・・・今年のサクランボは不作&不出来[もうやだ~(悲しい顔)]
山形の「ダイヤモンド」と呼ばれている、赤い宝石・さくらんぼ「佐藤錦」 
いつもの年とは色が全く違います 
黄赤から完熟の真っ赤に変化する佐藤錦ですが、一気に赤くなってしまった感じです
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不作や豊作を決める環境条件は4月から5月の上旬によって決まります
主に、蕾が大きくなるころから開花までの時期です
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とてもデリケートな時期のため、農家さんも一番心配な時期なんですよね
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霜がなく、しっかり雨が降り、受粉の時期に気温が上がる
今年は受粉時期の気温上昇が少なかった様です
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そこに~コロナ問題も加わり受粉作業も人手不足
貧血予防、虫歯予防、利尿作用、疲労回復、美肌作用、高血圧予防
さくらんぼさえ有れば生きていけるくらい大好きな私・・・
毎年この時期にいただく大量のさくらんぼで、一年分のパワーを貰っていたのですが
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残念ながら・・・ちょっぴりの佐藤錦で今年はおしまい[もうやだ~(悲しい顔)]
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真紅の実をキュッと噛むと、ほろ酸っぱい甘みが口いっぱいに広がる「佐藤錦」
サクランボの種で最も人気の高く、果樹王国と呼ばれる山形県でも特別な存在です
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初夏の食卓を華やかに彩る「佐藤錦」の今年の色は
何とな~く寂し気なルビー色でした
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万葉の森 [Japan]

久し振りに歩こうか?
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仙台市内から北へ車で30分 富谷のコストコで買い物を終えた後
直ぐ傍の「昭和万葉の森」へ
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平成元年に開園した「昭和万葉の森」
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「万葉集」には約4500種の歌が収められていますが
そのうちの三分の一に、花や植物が詠まれています
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この「昭和万葉の森」では
万葉集に詠まれた「万葉植物」520種以上の植物が植栽されています
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昭和天皇御在位60年を記念して昭和30年に植樹祭が行われ
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落葉樹とをあわせた総面積23㌶の区域に
万葉植物を主体とする森林公園を造成した森・公園です
コストコには良く来るのに、この森を歩くのは初めてです
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万葉集で詠まれている植物を通じて、歴史・文化・自然・科学等の学びの森として
森林浴による健康の増進として・・・利用されています
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栗の花  うす黄色の花は独特の匂いを漂わせます
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睡蓮
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花が夕方になると閉じることから「睡蓮」という文字で呼ばれる事になったそうです
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燕子花
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万葉の時代に戻ったかのような、穏やか~な時が流れています
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コロナとかSNSとかnetとか、無縁かと思える様な地に心安らぎます
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甘野老・アマドコロ  万葉集では「にこぐさ」と詠まれていたそうです
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定家葛・テイカカズラ
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誘われるような良い香りが漂ってきて・・・ふと花を見ると~
天まで登って行きそうな蔦 ジャックと豆の木みた~い^^
背の高い杉の木一面に絡み付いた美しい姿とその香り・・・
森を歩く人達の足を止めていました
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式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず
ついに定家葛・テイカカズラに生まれ変わって~彼女の墓にからみついたという伝説の花
万葉時代の人達は、この香花咲くツタの下で結婚の儀式を行ったのかもしれません
眼を瞑って、その匂いだけに神経を集中したくなる様な~本当に良い香りでした
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春祭りのない「東照宮」 [Japan]

桜前線もいよいよ東北へ上って来ました
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我が家からもほど近い「東照宮」
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徳川家康をまつる神社で、承応3年(1654年)に仙台藩2代藩主伊達忠宗が創建しました
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毎年、桜の時期になると「春祭」が行われています
2020年  今年は中止です
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神輿が出たり、縁日が出たり、幼い頃からの楽しみの「春のお祭り」
小・中学の幼なじみとは、何かにつけこの「東照宮」の話が出ます
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手洗い・アルコール消毒で、どんなにケアしても手がボロボロ~の今日この頃
流石に限界に達し「東照宮」そばにある皮膚科へ受診
今はこう言った症状の方々が沢山いるそうです
エタノール塗布や過分の手洗いは、肌の水分を奪い肌荒れ&老化へ導くそう
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処方されたのは、ヘパリン(ヒルドイド)&デキサメタゾンの混合クリーム
たった30分の塗布で、ウソ~~~~の様に!&30代の肌に蘇りました!
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皮膚科の帰り道 平日なら・・・と思い、参道~拝殿の桜を愛でてきました
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長い春休み  子ども達も持て余し気味でしょう
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桜の下 老若男女の姿があってこそ~日本の春意を得られたのに・・・哀しい
赤い粉糖の様な「もみじの花」も美しい~
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この東照宮にはソメイヨシノを始め、しだれ桜、山桜など80本の桜があるそうです
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史辺りが悪いところには、梅の花もまだ咲いていました
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桜の咲くころの東照宮  賑やかな晴れ姿しか見た事がなかったので
宮内に静かに開いた桜の花を愛でるのは~生まれて初めてかもしれません
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徳川家と伊達家には深い繋がりがあります
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この仙台の東照宮は、1654年(承応3)
仙台藩の初代藩主伊達政宗公の世継ぎである・2代藩主伊達忠宗公によって創建されました
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伊達政宗公の没後、仙台藩の領内では大火や大洪水等の災害が続き
仙台藩の財政は重大な危機に陥りました
でも、幕府の物心両面の援助により危機を脱し、体制を確立することができたのです
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このような背景から忠宗は、徳川家に対する尊崇・感謝の標とし
徳川家光公に東照宮創建を願い出て、直々に許可を得たというわけです
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拝殿西側の「しだれ桜」 
美しい薄桃色がゆらゆら~っと^^指揮者の様に揺れています
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東照宮の正面には南北に2㌔続く宮町があり、仙台駅へ辿り着きます
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この道の開通前は
さらに遥か広瀬川まで続く「仙台南北を通す最長の道」だったそうです
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今年予定されていた、4月16日宵祭及び4月17日例祭は粛々と斎行されるそうです
が、一般参拝者の参列、参道を賑わせる屋台の出店等はありません

昨日、7都府県に非常事態宣言が出されました

私のブログは「旅」「ここ美味しい!」「嬉しい!」「楽しい!」が主(殆ど)です
昨年の旅日記・グルメ等・・・ストックの下書き記事は4頁:80近くあります
でもね、何だか・・・
ブログupする事が「楽しくない」「良いのかな?」と、今は感じてしまいます

不要不急の外出禁止を要請された都府県だけの方に限らず
日本国民が自粛を心掛け、自宅で過ごされてる状況下
尚更netの世界で過ごされる方も多い事と思います
でも、私のストックしているレジャー(楽)的な記事は~今の状況にそぐわない
そんな記事を上げる事自体、今するべきではないのでは・・・
と言うか、不要不急のネタ・記事をこの状況でupすることが
私的にはとても辛く感じ、必要時ではないと思うのです

少しでも~この日本、世界が落ち着いた頃にまた・・・
「美味し」「嬉し」「楽し」のviviブログを再開したいと思います   
桜咲くお花見の仙台の名所「西公園」の写真を一枚、一昨日の最後に載せました
「強制」ではなく「要請」の中、こうして自粛できる人々の姿に
改めて日本人の「質」と素晴らしさを感じました
世界に自慢できるこの「質」を信じ、皆様もくれぐれもご留意くださりお過ごしください
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滑津大滝と材木岩 [Japan]

山形自動車道を走り山形へ向かう2月初旬
今年は雪が少ない事と、この頃からコロナ騒ぎが始まっていたので
スキー場はご覧の通り・・・山形の感染者がいない事が良く分かります
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山形へ「寒中挽き抜き蕎麦」を食べに向かいました
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帰りは高速道を使わずに峠越えし、宮城へ入る事に・・・
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山形から下道で峠を越えると~「七ヶ宿」
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こんな景色も見られる嬉しさ 「つらら」なんて何年ぶり~~!
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天然の冷蔵庫「雪室」まであります この辺りは雪深い地で有名です
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夏までの間、様々な物を貯蔵して活用する「雪室」 雪国ならではの知恵ですね
「滑津大滝」へ到着
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水音が轟く「二階滝」とも呼ばれる独特の形の「滑津大滝」
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滑津大滝と広い滑床(岩石の河原)は、古くは男滝・女滝と呼ばれていました
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滑津大滝の名前の由来となった滑床は、広さ100㎡の凝灰岩でできています
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滝見物を終え車で走っていると~Wow!出たぁ~~~野猿の群れ!
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ニホンザルには嫌な思い出ばかり有るviviちゃん 絶対に近づきません
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腕の噛み傷、持って行かれた帽子・・・
車中にはお菓子等の食べ物はありましたが「絶対にや~らない!!」
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ニホンザルに情けは無用です
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七ヶ宿から更に山を越えて宮城県へ入ります
宮城県の下の方^^白石 白石川の左岸にある「材木岩」
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「国の天然記念物」でもあるこの岩山は、高さ100m・長さ200mほどの範囲にわたっています
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岩脈が続き、五角・六角・多角形など、材木を立て並べた様に見えますよね
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昔、飛騨工匠が一夜のうちに不動堂を立てようとしたのですが
夏の夜は短く、もう一息のところで夜が明けてしまい材木片を河中に投じて去った・・・
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その材木片が岩と化して材木岩となった?という言い伝えがあります
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山形へ向かう際は1時間で行ける気軽さで高速道ばかり利用しています
この日通って来た道は高速道が無かった時代、山形へ向かう道だったそうです
少し遠回りしてみると、知らなかった道が色々な事を教えてくれますね
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中尊寺・薬師堂~わんこそば [Japan]

豆まきの際訪れた、世界遺産の岩手県・平泉の「中尊寺」
その中尊寺と言えば「金色堂」ですが
中尊寺にはその他にも素晴らしい建造物が残されています
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参道(月見坂)を登って行くと、本堂、弁慶堂、地蔵堂、薬師堂等が見えてきます
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随所にその趣きのある風景を垣間見ることができます
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本堂の先(右隣り)にある峯薬師堂
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小さいお堂で目立たないのですが
祀られている「薬師如来像」は金箔で覆われています
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この薬師如来像のご利益は~「目」
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全国的にも珍しい「目のお守り」を購入出来るのも、中尊寺の中でもここだけです
中尊寺を訪れると、必ずここでお守りを買います
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「僕のお目目も良く見えるよ~」 一飲みしたいほど~可愛いワンコ
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参道を下ってランチタイム
泉橋庵支店
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わんこそばが「うり」のお店です
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1階席はほぼ満席 2階席もあります
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メニュー中心はやはりお蕎麦ですが~「前沢牛」!?にも心奪われます
わんこそば・24杯:1680円
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盛岡の様に、お店の方が1杯づつお椀にお蕎麦を放り込むタイプではなく
予めお椀に盛られて提供される・・・いわゆる~「ひとりわんこそば」^^
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もう一つ盛岡と大きく違う点は、つけ汁につけていただく いわゆる~「かけそば」^^
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蕎麦に飽きない様、味の変化を楽しめる薬味は数種
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とろろはお蕎麦に最高ですね
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「ひとりわんこ」は寂しいでしょ?「ハイどんどん!ハイもっと~!」
と、主人がお蕎麦を汁椀に放り入れてくれます^^
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細めの麺 この麺がマジ「手打ち」?と感じるほど、乾麺の様なお蕎麦です
私が「ひとりわんこ」を楽しむ間、主人は前沢牛とお蕎麦のセットを
薄切りの前沢牛三切れが乗ったいわゆる~「前沢牛丼」^^
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香りを楽しむ余地なく胃へ流れて行きました
セットのお蕎麦は「わんこ」と同じ 喉越しよくスルスル~っと胃へ落ちていくお蕎麦です
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中尊寺の大駐車場内だけあり、いつも混みあっているお店です

泉橋庵 支店そば(蕎麦) / 平泉駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.7


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