紫陽花寺 資福寺

ジメジメとして鬱陶しい季節・梅雨　　嫌ですね～

でも、この季節を喜ぶ花・紫陽花がとても美しい時でもあります

人々に嫌われる季節でも、この梅雨時期に十分な雨が降らないと
その年の夏は深刻な水不足になってしまいます

シトシト・・・と、降る雨は、作物の成長に寄与
その年の野菜や果物の値段は「梅雨」によって決められると言われていますね

こう考えると梅雨は、私達の生活に密着していることを痛感します

蚊に弱く狙われやすい体質故に、梅雨時のお寺は私的にご法度の地

祖父母の月命日参りのついで・・・と言ってはなんですが～紫陽花で有名なお寺へ
我が家のお寺のすぐ隣のお寺なので＾＾主人と歩いてみました

「資福寺・慈雲山 資福禅寺」

仙台城下町の北の守りとされていた「北山五山」と呼ばれる5つの仏閣
そのうちの一つに数えられる歴史ある寺院です

参道階段の両脇から溢れ出てくるように咲く、背丈ほどの美しい紫陽花

境内、本堂周りには約1200株もの紫陽花の花が咲いています



こじんまりとした情緒ある小さなお寺ですが「仙台の紫陽花寺」として有名です

資福寺は元々山形県・高畠町に建立された寺院でした

戦国時代に住職となった虎哉 宗乙が、仙台藩主伊達政宗の教育を任されていた事から
後に政宗の移封に従って岩出山、仙台へと移ってきたそうです

紫陽花に負けずと初夏の花々も沢山咲いていました
山百合

金糸梅

クロコスミア

萩の花

雨に濡れた参道、やはり蚊が沢山　一瞬で被害に遇いました・・・

紫陽花と言うと、葉にカタツムリが這ってる絵が梅雨の時期の定番ですが
実は紫陽花の葉には毒が有り、カタツムリは這うだけで葉は食べないそうです

紫陽花は花期が長いので、仙台の紫陽花寺は盛夏まで楽しめそうです