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雪景色の渡り鳥 [deep emotion]

記録的な暖冬だった昨冬と比べて、この冬は「ラニーニャ」
冬らしい寒さ、の一言で片付けたくない
私の人生で経験したことのない寒い冬です 
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余りの東北の寒さに~宮城を通り越してもっと南へ向かったのでは・・・?
と考えたりもしましたが^^ やはり国内屈指の渡り鳥の飛来地・伊豆沼
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今年も4000羽以上の白鳥の親子の群れの姿を見ることが出来ました
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伊豆沼はオオハクチョウの飛来数が日本一です 
白鳥以外にも、数多くの渡り鳥が毎年越冬にやって来ます
夫婦のナイスなshotが撮れました^^
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おかえり~!
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お母さん、お父さんと逸れなくて良かった~
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羽の色はまだ灰色の白鳥の子 
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嬉しい事に~私の事を覚えてくれていたのか^^手から餌を食べてくれました
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オオハクチョウたちの群れは
真っ白で無機質な雪景色のキャンバスに、優雅な絵を描いてくれます
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季節によって住む場所をかえる「わたり鳥」 白鳥
遠く3000㎞離れたシベリアから、約2週間かけて日本へやってきます
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勿論、シベリアと日本の間をノンストップで渡って来る訳ではなく
何度も中継地で休みながら渡って来るのでしょうが
途中で力尽きたり、天敵に襲われに死んでしまう事もあるようです
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白鳥が食べる物を求め日本に飛んでくる様に
北海道にいるメジロやウグイスは、冬になると南へ下り飛んで行くそうです
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オオハクチョウは親子の絆が強く、常に親子一緒に行動をします
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夫婦仲も良く、どちらかが死んでしまうまでずっと一緒だそうです
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一説によると、白鳥は家族が死んだ際
悲しみから入水自殺をする事があるとも言われています
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家族の絆がとても強い鳥なのですね
子を連れ、遥か遠くから一時も離れる事なく飛来する白鳥たちの姿は
10月頃から、この地の頭上で見ることが出来ます
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その姿を見ると心安らぐ一方で、冬の到来を感じることが出来ます
渡り鳥は生まれながらにして、非情に細かい地図情報を持っているとされる鳥ですが
白鳥は特に「ナビ」どころではない能力を持っているそうです
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太陽や星の配置、磁場や地形の情報などを指標にする事
記憶力や臭覚も優れているのでしょう 
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残った餌(ポン菓子)に群がる雀たち
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白鳥と同じ渡り鳥の群れを沢山の種、観察できるのがこの伊豆沼
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ヒシクイ、マガン、オナガガモ・・・等様々な渡り鳥の姿を見ることが出来ます
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白鳥たちの降り立った内沼手前に大きな黒い・首の長い鳥たちの群れを発見!
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コハクチョウよりも若干小さい
黒い白鳥?と思うほど羽ばたき方が白鳥と似ています
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ヤマカゼさん、この子たちの名前を教えてください^^
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毎年、日本の湖沼や川など400カ所以上で越冬する白鳥
渡り鳥の本格的な調査は、まだまだ始まったばかり
そもそも人間が鳥の「渡・わたり」を理解できたのは
人類の長い歴史のなかでは最近のことだそうです 
ブログで記事にする事によって~私自身も勉強になりました
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ゆっくりと羽を休めてね^^
渡り鳥のやってくる10月末から北帰行の始まる2月末まで・・・
伊豆沼では沢山の種の渡り鳥に出会えます
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