松本 町歩き・大正ロマンの上土通り

松本城周辺　　大正時代の雰囲気を今に残す「上土通り」
松本城の東側　東門前の馬出し廊の堀の土を上げたところから町名となったそうです

このあたりは上土町と呼ばれていたと伝えられます

明治末期以降、松本市民の庶民文化の先端を行く「ハイカラな街」として栄え
一時期は商店街として発展してきた歴史があります

女鳥羽川にかかる「ひとつはし」を渡ると目の前に見えてくる「セラミカ」

松本市旧市役所跡を「松本市営上土団地」として「大正ロマン」風に整備

こちらは1913年（大正2年）に建てられた松本市旧市役所の写真です

跡地に建てられました。
現在は国内隋一のポーランド陶器店になっています
女鳥羽川にかかる橋「ひとつはし」を渡った先から約240ｍ

徒歩3分ほどの長さの通りですが、一気に大正時代へタイムスリップしたかのよう

そして～気になったのが・・・街中に「銭湯」が沢山ある事
「塩井の湯」さんも大正時代に建てられたというレトロな外観

明治時代に源泉が発見され、地域の人々の要請を受けて銭湯を開業したそうです
源泉は、「源智の井戸」とともに名水100選にも選ばれています
良い水が湧く地には産婦人科も多いですね



下町会館　「旧青柳化粧品店」

昭和初期に建てられた洋風建物（旧青柳化粧品店）のファサード部を移築したものです

化粧品店として栄えていた頃の写真がこちら

現在はまちづくりの拠点として活用されているそうです

「松本」　市民と行政が手を取り合ってまちづくりに取り組んでいる素晴らしい町でした