内ケ崎酒造

前期時に引き続き・・・富谷のお話＾＾
映画「殿、利息でござる」の舞台・吉岡宿の一つ手前の富谷宿
昔は本州最北のお茶の栽培地として「富谷茶」も有名だったそうです
そんな富谷宿新町地区の「内ヶ崎酒造店」

宮城県最古の造り蔵です

久しぶりに帰仙した虫博士が父の車いすを押しています＾＾

県内最古を誇る内ケ崎酒造店の歴史は、蔵を構える富谷町の歴史と重なります
初代は伊達政宗公に街道整備を命じられ、町の祖となった人物

寛文元年（1661）内ケ崎家二代目の作右衛門が酒造業を始められました
主要銘柄の「鳳陽」は、奥州街道の宿場で休息をとる大名たち
地元住民に親しまれてきました　

鳳凰が飛ぶと、ほかの鳥がそれ従って羽音を立てて飛び立つように
徳のある天子のもとには賢臣が集まる・・・
この故事にあやかって、家運の隆盛を願って名づけられたのが「鳳陽」

のどごし、キレの良さ、そしてふくらみのある味わいです
「昔ながらの造り」へのこだわり
少量生産のお酒は、どの商品に対しても一本一本丁寧に仕込んでいます

地元の有志の方々と社員が、一緒に田植えや稲刈りをする取り組みも行っています

お酒造りにかかせない米作りの生産者との関係を大切にしているんですね

収穫されたお米で作られたお酒は「蓑かくし」として販売されるそうです
早い段階から海外に対してのアプローチも図り
英国王室御用達の高級ワイン店に、初めて取り扱う日本酒として選出されています

コメント 12

英国御用達とは凄いですね、頂いてみたいです。
by こんちゃん (2021-09-08 04:08) 

日本酒は、呑まなくなったなぁ。というか、
ビールも飲まなくなった。。コロナのせいでオフ会がないから？？
田植え、子供たちが喜びそう。。
どろんこが大好きだからね。。
by 横　濱男 (2021-09-08 08:23) 

おはようございます！
歴史観ある酒蔵ですね（"＾ω＾）・・・
現代では造れる建造物ではないです！
by Take-Zee (2021-09-08 08:30) 

「内ヶ崎酒造店」、素晴らしい酒造店ですね。いつか訪れてみたいです。
「鳳陽」、正月用に購入しなきゃ!

by 溺愛猫的女人 (2021-09-08 11:58) 

初めて知った銘柄です。
まずは飲んでみたいですね。希少価値で手に入らないかもしれないですね。
by ヤマカゼ (2021-09-08 12:18) 

人の田植えシーンは懐かしいです。郊外に行かないと全く目にできません。ほとんどが機械ですからね。
by JUNKO (2021-09-08 13:23) 

おお～、宮城最古の造り蔵ですか！
伝統と風格を感じますね～。
地元の人と社員の家族も一緒に田植えするのも
素晴らしいですね～！
by よーちゃん (2021-09-08 16:52) 

宮城最古の造り酒屋のお酒、飲んでみたいです。
by テリー (2021-09-08 22:04) 

軒下の杉玉の色を見ると醸造の進み具合がわかるといいますね
by 青い森のヨッチン (2021-09-09 10:07) 

お父上はviviさんに甘えて長生きされますよ、一緒に晩酌羨ましいです
わが家の娘は育て方が悪かったのか、頼りにできません
そうそう、私の笑顔の写真、笑うと菅首相に似て締まりがないですが
森の時計の前で撮った写真、少しニンマリしていますよ（笑）
by koh925 (2021-09-09 11:38) 

息子さんが帰省されたんですか。お父さんも孫に
車いすを押してもらって嬉しかったでしょうね。
二代目の作右衛門さんは、街道が整備され宿場も出来たら
あとは美味しいお酒を造って大名たちをもてなそうという考え
だったのでしょうか。それにしてもすごい歴史の蔵元さんですね。
ホームページでブログも少し読んでみました^_^

by プー太の父 (2021-09-09 18:18) 

宮城県最古の造り蔵、内ヶ崎酒造店の「鳳陽」覚えておきます。
是非味わってみたいです。
息子さんが帰省されて、お父様も喜ばれたことでしょう。
by kuwachan (2021-09-10 00:10)