ポンペイ遺跡 Ⅲ [イタリア・Italy]
時は西暦79年8月24日
イタリアのヴェスヴィオ山の大噴火で発生した火砕流で
当時1万2000人が暮らしていたポンペイ 市に住む人々は一瞬のうちに生き埋めとなりました
そのポンペイ発掘の最中、あまりに多くの不思議な形の空洞が現れることから
石膏を流し込んで固め周囲の堆積物を取り除く作業が行われると・・・空洞から人型が現れました
石膏とはいえ、元になっているのは人間です 手を合わせずにはいられません
ポンペイで逃げ遅れた人々の殆んどは一瞬で火砕流に巻き込まれました
埋もれた人々の体は1700年の間に朽ち果て、堆積物の中に空洞だけが残ったという現象
「いつの日か私達を見つけて・・・」と言われているかのような現象です
「避難所の庭」と呼ばれる所 三家族が避難途中で火砕流に襲われた現場です
倒れこむ親子、それを助けるかのように体を起こす男性
その瞬間の生々しい様子は眼を瞑りたくなる光景です
この他にも手をつなぐ男女や、もがき苦しむ飼い犬などの空洞が各地で発見され
石膏で固められ瞬間の様子を伝えていると言う、歴史を語る上で奇跡的な遺跡です
ポンペイはその後長い間封印されていましたが
1748年に再発見され、建造物の完全な形や当時の壁画を明らかにするための発掘作業が行われました
長い月日をかけ、街を埋めていた灰が除去されましたが
全体の4分の3近くが風雨にさらされた状態にあり
劣化進むポンペイ遺跡を約149億円かけて修復するプロジェクトが発足しました
ファウヌス(牧神)の家 紀元前2世紀に造られたポンペイ最大の貴族の豪邸
大きなアトリウムの中央には、家の名前となった牧神のブロンズ像(コピー)が置かれていました
奥にはスタッコで飾られ彩色された28本の柱が並び
アトリウムに面して2つの庭園が広がっていました
その床は有名な「ダリウスとアレキサンダー大王の戦い」の素晴らしいモザイクで飾られていました
牧神のブロンズ像とアレキサンダー大王のモザイク画の現物は~
ナポリの国立考古博物館で見る事が出来ます
フレスコ画やスタッコ装飾、モザイク等・・・当時の優雅な生活が想像できますね
ヴェッティの家 巨大な富を手にした商人、アウロ・ヴェティオの豪邸
入り口右の柱には、巨大な男根と金貨の入った袋を天秤にかける生殖の神・プリアポスの姿
「欲」=全ての「欲」に繋がる事を紀元前から人は語っているのですね
「働かざる者は欲を持つべからず」 「富のある暮らしをしたければ~先ず働け」
紀元前に生きたヴェッティさんの考えは、今の世もきちんと生きてます
奥の部屋にある「ポンペイの赤」と呼ばれる朱色の壁画
神話などをテーマに描かれた第4様は必見! 素晴らしい~!
「ポンペイの赤」は、何色にも代える事、例える事の出来ない「赤い色」です
その「赤」が美しく蘇った~ポンペイ一の見どころ「秘義荘」へ向かいます
イタリアのヴェスヴィオ山の大噴火で発生した火砕流で
当時1万2000人が暮らしていたポンペイ 市に住む人々は一瞬のうちに生き埋めとなりました
そのポンペイ発掘の最中、あまりに多くの不思議な形の空洞が現れることから
石膏を流し込んで固め周囲の堆積物を取り除く作業が行われると・・・空洞から人型が現れました
石膏とはいえ、元になっているのは人間です 手を合わせずにはいられません
ポンペイで逃げ遅れた人々の殆んどは一瞬で火砕流に巻き込まれました
埋もれた人々の体は1700年の間に朽ち果て、堆積物の中に空洞だけが残ったという現象
「いつの日か私達を見つけて・・・」と言われているかのような現象です
「避難所の庭」と呼ばれる所 三家族が避難途中で火砕流に襲われた現場です
倒れこむ親子、それを助けるかのように体を起こす男性
その瞬間の生々しい様子は眼を瞑りたくなる光景です
この他にも手をつなぐ男女や、もがき苦しむ飼い犬などの空洞が各地で発見され
石膏で固められ瞬間の様子を伝えていると言う、歴史を語る上で奇跡的な遺跡です
ポンペイはその後長い間封印されていましたが
1748年に再発見され、建造物の完全な形や当時の壁画を明らかにするための発掘作業が行われました
長い月日をかけ、街を埋めていた灰が除去されましたが
全体の4分の3近くが風雨にさらされた状態にあり
劣化進むポンペイ遺跡を約149億円かけて修復するプロジェクトが発足しました
ファウヌス(牧神)の家 紀元前2世紀に造られたポンペイ最大の貴族の豪邸
大きなアトリウムの中央には、家の名前となった牧神のブロンズ像(コピー)が置かれていました
奥にはスタッコで飾られ彩色された28本の柱が並び
アトリウムに面して2つの庭園が広がっていました
その床は有名な「ダリウスとアレキサンダー大王の戦い」の素晴らしいモザイクで飾られていました
牧神のブロンズ像とアレキサンダー大王のモザイク画の現物は~
ナポリの国立考古博物館で見る事が出来ます
フレスコ画やスタッコ装飾、モザイク等・・・当時の優雅な生活が想像できますね
ヴェッティの家 巨大な富を手にした商人、アウロ・ヴェティオの豪邸
入り口右の柱には、巨大な男根と金貨の入った袋を天秤にかける生殖の神・プリアポスの姿
「欲」=全ての「欲」に繋がる事を紀元前から人は語っているのですね
「働かざる者は欲を持つべからず」 「富のある暮らしをしたければ~先ず働け」
紀元前に生きたヴェッティさんの考えは、今の世もきちんと生きてます
奥の部屋にある「ポンペイの赤」と呼ばれる朱色の壁画
神話などをテーマに描かれた第4様は必見! 素晴らしい~!
「ポンペイの赤」は、何色にも代える事、例える事の出来ない「赤い色」です
その「赤」が美しく蘇った~ポンペイ一の見どころ「秘義荘」へ向かいます
人型の空洞とは不思議です。
確かに手を合わせたくなります。
by こんちゃん (2018-09-13 04:39)
人型は、前にテレビで見た事あるけど悲惨な光景だよね、合掌。
by 英ちゃん (2018-09-13 05:53)
すげえな そう思う。
石膏を流し込もうとした人もね。
ある程度の推測はしていたのだと思う。
2000年という時間が目の前にあるのは感動だろうな。
ハズキルーペ並みに、凄いぜ。
by tommy88 (2018-09-13 06:06)
石膏なのに、今にも動き出しそうな気がします。火砕流が一瞬で人々を襲ったことがわかりますね。
by momo (2018-09-13 06:44)
遺跡の生々しさが伝わってきます
一瞬で火砕流に巻き込まれました・・日本でも災害が相次ぎ 人ごとではなく 切なくなりました
by チャー (2018-09-13 07:31)
空洞に石膏を入れると考えた人に拍手送りたいと思った事が有りますが
生々しいんですよね
一瞬で災害にあった事が物語りますよね
by くまら (2018-09-13 11:42)
無事に胃カメラ、エコーも終わり、問題無しとの事でした
まだ麻酔が効いているので、昨夜から何も食べてないです(^^)
by ma2ma2 (2018-09-13 13:13)
修復のプロジェクトのせいなのか私が行った時よりも
ポンペイの遺跡全体が綺麗に整備されているように見えます。
もう一度行きたいなぁ~。
by kuwachan (2018-09-13 13:16)
ヴェスヴィオ山の大噴火で、ポンペイが、破壊される様子は、映画などにされて何回か見ていますが、この人体の空洞から、造った石膏像は、やはり、当時の状況を思い起こさせますね。
おなじような石膏像は、アメリカのセントヘレンズの大爆発の火砕流跡からも、作られていますね。
by テリー (2018-09-13 16:43)
空洞が人型だったとは、ビックリですね。
石膏で固めた人たちに合掌です。
by 横 濱男 (2018-09-13 17:09)
空洞の鋳型の人間像はおぞましいですが、被害を視覚で捉えられる素晴らしい資料ですね。
全く、この辺りは記憶にありません、おそらく全ては回って折らず、ツアーガイドがさらっと案内しただけかも知れません。
by ヨッシーパパ (2018-09-13 18:59)
なんと、人型の空洞ですか・・・
身体は無くとも、魂だけは残された感じですね。
そう考えると、石工の人型であっても、
魂がそこに宿っているような気がして、
手を合わせたくなる気持ちが分かります。。。
ホント、奇跡的な遺産ですね!
生殖の神の壁画もインパクトありますね〜☆
by あおたけ (2018-09-13 19:50)
人間の石膏、生々しいです。
最後を迎える時、諦める間も無く蒸発したかと
思うと、無念だったことでしょう。
by とし@黒猫 (2018-09-13 20:12)
人型の空洞はびっくりしますね
by とまと (2018-09-13 21:36)