ポンペイ遺跡 Last「ポンペイの赤」 [イタリア・Italy]
ポンペイには見どころとなる多くの個人住宅がありますが
その中でも特に見事な個人住宅はフォロの北
カリゴラの門からエルコラーノ門までの間の住宅街や城壁の外にあります
ポンペイの城壁、エルコラーノに通じる道にあるエルコラーノ門
城壁はポンペイがローマ支配下に入る前のサムニウム人の時代に
ローマの侵攻に備えて築かれたものです
門を出ると、まず、ローマ時代の豪華な墓地が並んでいます
墓地通り これ、お墓です
お墓と言っても、まるで建物の様にな立派!
ローマ時代はお墓詣りの時に、お墓で食事をしたとの事で~ベンチのあるお墓も多いです
目指す秘儀荘は眼下に見下ろす形で現れます
火山灰の下から発掘された秘儀荘の屋根は現在の住居より、ずっと低い場所にあります
秘儀荘
ポンペイに積もった火山灰の深さは6mと言われています
火山の威力の凄まじさを思い知らされますね
踊るサテュロスの間
ディオニュソスの秘儀の間へ・・・
秘儀荘という名前の由来は~
この建物からディオニュソスの秘儀を描いたとされる見事な壁画が見つかった事にあります
ポンペイの赤・ポンペイレッドと称される独特の赤地を背景に
等身大の人物29人が描かれた壁画 真面目に見事です
当時流行していたディオニュソス信仰への入信の儀式を描いたとされるこの壁画
ディオニュソスはワインの神、豊穣の神,そして演劇の神
部屋の入口から見て左から右に物語は進みます
その信仰は集団的狂乱と陶酔を伴うもので多くの熱狂的女性信者を集めていました
その体制から、熱狂性ゆえに禁教とされたそうです
秘儀荘が城壁から離れた場所に建てられたのは
禁止されたディオニュソス信仰の場・秘密結社だったから・・・とも云われています
ブーツを履いた裸の少年
太ったシノレスがサテュロスにお酒を飲ませています
何か象徴的な意味があるのか・・・不思議な展開
恐ろしいけれど魅力的な黒い羽根の女神 恐怖を乗り越えた後の喜びの踊り
ポンペイでは多くの壁画が残されていますが、ここの壁画は保存状態が素晴らしい!
ポンペイレッドの地を背景に描かれた~まるで絵巻物のようでした
ポンペイレッドは火山灰に埋もれたことで化学変化が起きたものとする説もあるそうです
それにしても地方の中規模都市にこれだけの美しい豪邸があったとは・・・
紀元62年に起きた大地震の復興作業が進んでいたポンペイに、その日は突然やってきました
紀元79年8月24日昼・・・ポンペイのXデーでした
発見されたばかりに、風化が進んでいる「ポンペイの遺跡」
ポンペイとその周辺の世界遺産地域は、約7~8割が発掘済みですが
現在は中止されて、現状保存へと目が向けられているそうです
一時は灰に埋もれ、再び姿を現した「ポンペイ」をあとにし、ナポリへ向かいます
その中でも特に見事な個人住宅はフォロの北
カリゴラの門からエルコラーノ門までの間の住宅街や城壁の外にあります
ポンペイの城壁、エルコラーノに通じる道にあるエルコラーノ門
城壁はポンペイがローマ支配下に入る前のサムニウム人の時代に
ローマの侵攻に備えて築かれたものです
門を出ると、まず、ローマ時代の豪華な墓地が並んでいます
墓地通り これ、お墓です
お墓と言っても、まるで建物の様にな立派!
ローマ時代はお墓詣りの時に、お墓で食事をしたとの事で~ベンチのあるお墓も多いです
目指す秘儀荘は眼下に見下ろす形で現れます
火山灰の下から発掘された秘儀荘の屋根は現在の住居より、ずっと低い場所にあります
秘儀荘
ポンペイに積もった火山灰の深さは6mと言われています
火山の威力の凄まじさを思い知らされますね
踊るサテュロスの間
ディオニュソスの秘儀の間へ・・・
秘儀荘という名前の由来は~
この建物からディオニュソスの秘儀を描いたとされる見事な壁画が見つかった事にあります
ポンペイの赤・ポンペイレッドと称される独特の赤地を背景に
等身大の人物29人が描かれた壁画 真面目に見事です
当時流行していたディオニュソス信仰への入信の儀式を描いたとされるこの壁画
ディオニュソスはワインの神、豊穣の神,そして演劇の神
部屋の入口から見て左から右に物語は進みます
その信仰は集団的狂乱と陶酔を伴うもので多くの熱狂的女性信者を集めていました
その体制から、熱狂性ゆえに禁教とされたそうです
秘儀荘が城壁から離れた場所に建てられたのは
禁止されたディオニュソス信仰の場・秘密結社だったから・・・とも云われています
ブーツを履いた裸の少年
太ったシノレスがサテュロスにお酒を飲ませています
何か象徴的な意味があるのか・・・不思議な展開
恐ろしいけれど魅力的な黒い羽根の女神 恐怖を乗り越えた後の喜びの踊り
ポンペイでは多くの壁画が残されていますが、ここの壁画は保存状態が素晴らしい!
ポンペイレッドの地を背景に描かれた~まるで絵巻物のようでした
ポンペイレッドは火山灰に埋もれたことで化学変化が起きたものとする説もあるそうです
それにしても地方の中規模都市にこれだけの美しい豪邸があったとは・・・
紀元62年に起きた大地震の復興作業が進んでいたポンペイに、その日は突然やってきました
紀元79年8月24日昼・・・ポンペイのXデーでした
発見されたばかりに、風化が進んでいる「ポンペイの遺跡」
ポンペイとその周辺の世界遺産地域は、約7~8割が発掘済みですが
現在は中止されて、現状保存へと目が向けられているそうです
一時は灰に埋もれ、再び姿を現した「ポンペイ」をあとにし、ナポリへ向かいます
風化がすすんでいるんだ
保温するのも難しいでしょうね
また火山灰に埋めるとか^^;
by さる1号 (2018-09-14 05:30)
埋まってたからこれだけ綺麗に残ったのでしょうね。
どうやって保存するのかなぁ?^^;
by ぽちの輔 (2018-09-14 06:41)
灰の下に埋まっていたとは思えないほど赤の色も鮮やかでキレイな壁画ですね!もしかして灰に埋まっていたからこそ、空気に触れずキレイな状態で残っていたのかな?
by momo (2018-09-14 06:42)
住まいよりお墓の方が立派だね(゚□゚)
ナポリに向かう電車?の方が興味ありw
by 英ちゃん (2018-09-14 07:28)
イタリアの鉄道は一度乗ってみたいです!
明日退院決定しました(^^)
by ma2ma2 (2018-09-14 07:44)
すごい鮮やかな赤色!
後世にどう残すべきか悩ましいところですよね。。。
by よーちゃん (2018-09-14 08:50)
秘儀荘と読み、ひぎソウと読み。ヒギ。頭の中は秘技となり、妄想を膨らませておりました。女性がいっぱいやし。読み進めて行くうちに知りました、秘儀荘。秘密の儀式ですね。でもそうであってもモヤモヤしてしまうのが不思議。
掘り起こされ姿を現せば風化は進みますわね。埋もれたままがいいのか、みーんなで見るのがいいのか。見たいよね。
by tommy88 (2018-09-14 09:34)
vivianeさんのお写真、ポンペイの赤が
とっても綺麗に写っていて、その時の感動が甦ります。
by kuwachan (2018-09-14 13:04)
壁画もキレイに残っているんですね。
地上に出て来ると風化、現状保存だと埋もれたまま。。。
難しいですね。
何かでスキャンできる技術があれば・・・、ン十年後に期待です。
by 横 濱男 (2018-09-14 15:06)
う〜〜〜ん
すごい歴史を感じるけど〜
そうか〜〜風化も止む終えないね。
きれいな赤やけどね....
今日の大阪は、蒸し暑い!
また、雨かな?
by hatumi30331 (2018-09-14 15:27)
ポンペイレッドが化学変化の色だとしても、保存状態がこれ程よいのは珍しいですね。
by ヨッシーパパ (2018-09-14 19:29)
お墓のあり方が、沖縄のようだと思いました。
お墓に、家族が集まって、故人を偲んでお酒を〜
by とし@黒猫 (2018-09-14 19:46)
秘技の間、9年前に、見ましたが、私が見たときより、絵が、増えている感じです。きっと、修復が進んだのでしょう。
by テリー (2018-09-14 22:40)
鮮やかな赤が印象的な秘儀荘の壁画、
火山灰の下から発掘されたとは思えないほど、
きれいな状態ですね!
いや、むしろ火山灰に包まれたおかげで
火砕流から守られたのでしょうか。。。
ポンペイレッドが火山灰に埋もれたことで起きた
化学変化だとしたら、まさに奇跡の芸術ですね(^^)
ラストに一枚の鉄分、ありがとうございます♪
愛嬌のあるお顔の電車がステキです(^^)
by あおたけ (2018-09-14 22:46)
ポインペイ風化が進んでいるのですね。
by nikki (2018-09-14 22:54)
まだ2~3割残っているのですね~
by とまと (2018-09-14 23:13)
ポンペイ遺跡は爺も見てきて家々や壁画など素晴らしさに驚きました。まだ発掘中と聞いてたので写真で見てないところも多いです。
でも今は発掘中止なんですね。
by 旅爺さん (2018-09-15 11:13)
PCが絶不調で、何をしてもカメさん以上にノロノロ歩み
記事の更新に手間取り、訪問も遅れています、どうなることやら?
by koh925 (2018-09-15 20:40)
ラスト1枚、あおたけさん共々感謝です。新車も落書き2やられたますね。見た目重視のイタリアなのに鉄道車両の落書きがなくならないのは何故?ナポリなら仕方ない?けど、ファッションの街ミラノでも落書き酷いし。
by Cedar (2018-09-18 09:53)
ポンペイ遺跡の記事ありがとうございました。
日本では弥生時代あたりだった頃のポンペイの様子がviviさんの記事から
良く分かりました。
写真にありました火山灰に埋もれてしまった人間は
とても無惨過ぎる姿ですね。
by たじまーる (2018-09-25 18:33)