石尊さまの火伏せ祭り [Japan]
仙台から北へ 東北自動車道を使い約一時間の若柳町(わかやなぎちょう)
宮城県の北部にある小さな町です
「ふるさとみやぎ祭り百選」に選ばれている「石尊さまの火伏せ祭り」は
この小さな町で、江戸時代から行われている伝統的な祭りです
下帯姿の年男たちが水を体にかぶりながら、火伏せを行う水かけのお祭りは17日に行われました
武鎗(むやり)鹿踊りや武鎗神楽が神社に奉納されます
石尊神社は昔から火伏せの神として信仰されている歴史ある神社です
火伏せ祭りの由来(石尊神社案内板より)
石尊神社の創建は、宝徳年間
伝説によれば・・・この地の小豪農、祖主家に夜半貧しい身なりの乞食が現れ
一宿一飯を乞い、主はあまりの姿を憐れみ、家に入れて介抱したところ日一日と元気になり
家族同然に生活しましたが、ある日突然その者が「旅立ちたい」と言い
形見として肌身離さず持ち続けていた日本武尊命の木彫りの御像を差し出し
「是非これを受けてください。諸々の災難よけにいつかお役に立ちましょう」と
涙ながらにお礼を述べ、白石相模と名のり西へ向って風の如く去ったそうです
室町時代、武鎗部落に大火がおこり、西風にあおられてあわや全焼かと思われました
ところが、祖主神社南の屋根に登り、御像を高くかかげ「火の神よ、ここで消し給われ」
と、祈ったところ・・・空高く燃え上ったその先に、鳥の群が舞い
中に一羽の白鳥が乱舞している、とみるや西風に変り火がおさまったというのです
この奇跡は、御像の神威によるものと元治元年(1864年)三月
このお宮を建立して祀り、以後祭礼と水冠りの祭が続いてきたと伝えられています
町はずれの井戸水でお清めし、神官に御祈祷された腰蓑を着けた裸の厄男たちが
いよいよ町内を練り歩き、各家に水をかけて火伏せを祈願して歩きます
かけます!水!
ここでも!ソ~レ!水!
子ども達も後を追い掛け~またかける!一緒に~ソ~レ!
お婆ちゃんたちにも~かけちゃう!水!
「ご苦労様です^^」と、カメラを持って厄男の後をついて歩く私にも・・・
声をかけてくれるお爺ちゃんやお婆ちゃん
ここでも~ソ~レ!水かけちゃう
「石尊さまの裸まつり」には皇太子殿下も訪れ祭りを祝ったそうです
小さな田舎町の大きな行事 菓子をもらい喜ぶ子、軒先に立ち挨拶をしてくれる老夫婦
心に雪解け水が流れる様な・・・清らかな空気がこの街には流れていました
祭りが行われる頃から寒さが和らぎ「春を呼ぶ祭り」とも云われているそうです
宮城県の北部にある小さな町です
「ふるさとみやぎ祭り百選」に選ばれている「石尊さまの火伏せ祭り」は
この小さな町で、江戸時代から行われている伝統的な祭りです
下帯姿の年男たちが水を体にかぶりながら、火伏せを行う水かけのお祭りは17日に行われました
武鎗(むやり)鹿踊りや武鎗神楽が神社に奉納されます
石尊神社は昔から火伏せの神として信仰されている歴史ある神社です
火伏せ祭りの由来(石尊神社案内板より)
石尊神社の創建は、宝徳年間
伝説によれば・・・この地の小豪農、祖主家に夜半貧しい身なりの乞食が現れ
一宿一飯を乞い、主はあまりの姿を憐れみ、家に入れて介抱したところ日一日と元気になり
家族同然に生活しましたが、ある日突然その者が「旅立ちたい」と言い
形見として肌身離さず持ち続けていた日本武尊命の木彫りの御像を差し出し
「是非これを受けてください。諸々の災難よけにいつかお役に立ちましょう」と
涙ながらにお礼を述べ、白石相模と名のり西へ向って風の如く去ったそうです
室町時代、武鎗部落に大火がおこり、西風にあおられてあわや全焼かと思われました
ところが、祖主神社南の屋根に登り、御像を高くかかげ「火の神よ、ここで消し給われ」
と、祈ったところ・・・空高く燃え上ったその先に、鳥の群が舞い
中に一羽の白鳥が乱舞している、とみるや西風に変り火がおさまったというのです
この奇跡は、御像の神威によるものと元治元年(1864年)三月
このお宮を建立して祀り、以後祭礼と水冠りの祭が続いてきたと伝えられています
町はずれの井戸水でお清めし、神官に御祈祷された腰蓑を着けた裸の厄男たちが
いよいよ町内を練り歩き、各家に水をかけて火伏せを祈願して歩きます
かけます!水!
ここでも!ソ~レ!水!
子ども達も後を追い掛け~またかける!一緒に~ソ~レ!
お婆ちゃんたちにも~かけちゃう!水!
「ご苦労様です^^」と、カメラを持って厄男の後をついて歩く私にも・・・
声をかけてくれるお爺ちゃんやお婆ちゃん
ここでも~ソ~レ!水かけちゃう
「石尊さまの裸まつり」には皇太子殿下も訪れ祭りを祝ったそうです
小さな田舎町の大きな行事 菓子をもらい喜ぶ子、軒先に立ち挨拶をしてくれる老夫婦
心に雪解け水が流れる様な・・・清らかな空気がこの街には流れていました
祭りが行われる頃から寒さが和らぎ「春を呼ぶ祭り」とも云われているそうです
2018-03-19 00:00
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コメント(15)
火伏せ祭りは、知らなかったけどいろんな祭りがあるな~
人にも水をかけちゃうの?
by えーちゃん (2018-03-19 01:49)
裸で火伏せ祈願で水かける男たちお疲れ様です。
これからも火事がないことを願ってます(⌒‐⌒)
by たじまーる (2018-03-19 06:36)
春を呼ぶお祭りのようやね。
水かけて、火事に用心し、厄除けも兼ねてるのかな?
良いお祭りやね。
今日から木曜日まで雨の予報が続く大阪。
雨降った後は一気に春がくるかもね。
まあ・・・・もう来てるけど。(笑)
昨日、散歩に行ったら、色々満開になってたよ。
仙台も、今年は春が来るの早いかもよ。^^
オダマキ、咲くと良いね。
by hatumi30331 (2018-03-19 07:05)
ホラ貝の音が出てなかったとか。。言ってましたね。(^▽^)
ポスター、どちらも素敵ですけど、やはり・・・KENさん!!。
by 横 濱男 (2018-03-19 07:05)
火伏せと言うぐらいなので火は出てこない祭りなのですね!
今日は午後から雨模様の東京です(^^)
by ma2ma2 (2018-03-19 07:30)
江戸時代から続いてる伝統祭りがあるんですね( ^ω^ )
厄払いして春を告げる、そんな祭りは町の皆様が
心待ちにしてる素敵な祭りですねぇ♪( ´▽`)
by ニッキー (2018-03-19 07:38)
こういうお祭りって当地ではないのでうらやましいです
伝統行事、末永く続いてほしいですな
by くまら (2018-03-19 09:57)
1枚目からワンちゃんのアップ、ありがとう~
伝説を重んじ、こうして祭りが続いているのは
素晴らしいですね^^
春を呼ぶ祭りとは言え、裸で水かけw
勇壮ですね~
福寿草の黄色に東北の春を感じます(´ω`*)
by raomelon (2018-03-19 10:32)
伝統的なお祭り、見応えありますね(^_^)
奇跡のことも、印象に残ります。
大事にずつと受け継がれていくお祭りですね(^_^)
by アールグレイ (2018-03-19 12:03)
伝統的なお祭りとはいえ、この時期に褌一丁でお水をかぶりながら、
お水をかけるお姿に驚かされました。お疲れ様です。
福寿草が春の訪れを告げているようで可愛らしいですね。
by kuwachan (2018-03-19 12:22)
春の声が聞こえてきたとはいえ、まだまだ寒かったのでしょうね。
伝説はとても素敵なお話ですね。
by ようこくん (2018-03-19 12:35)
若柳町って、くりはら田園鉄道が
走っていたあたりでしたっけ?
伝統的な火伏せ祭り、
厳かな神事で見ごたえがありますね〜。
寒空のもと、下帯姿で水を巻く男たちが勇ましい!
背中には「無病息災」の文字が見られますね(^^)
by あおたけ (2018-03-19 18:03)
歴史があるお祭りですね。
by nikki (2018-03-19 22:23)
1枚目、いい写真です。
ちょっとお年を召したワン公。
しかしイイ顔をしてるなぁ、ワン公。
大悟達のワン公です。
いい目をしていい顔をしています。
どこを見ているんだろう、ワン公。
しばらく見惚れてしまいました、ワン公。
by tommy88 (2018-03-19 22:36)
祭りはいいけれど、
この頃ってまだ寒かったんちゃうん?!。
皆、元気やなぁ~!。
そういえば一時期流行った、
アイスバケツのリレーって、
世界のどこかでまだやってるの?。
ふと思い出した。
もうすっかり春やで!。
春めいてきたら、皆活動をはじめた!。
先日も泉佐野で恒例のさのちり亭に集い、
ツワモノどもがオフ会!。
残念ながらボクは不参加でしたが・・・。
来たる4月1日にも、花見があるそうです。
ご都合もございましょうが、ぜひご検討のほどを。
残念ながらボクは不参加ですが・・・。
・・・付き合い悪いな!オレ!。
by 裏・市長 (2018-03-30 04:55)