学校でピッザ

宮城県の川崎にある、旧川崎小学校・腹帯分校の校舎
廃校となった学校を再利用し、ピッザを提供しているお店「森のピザ工房 ルヴォワール」
以前も何度かupしているので、覚えていらっしゃる方も多いかと思います

昭和初期に建てられた昔懐かしい田舎の古い小学校
老朽化が進んだ為、ピザ工房は向かい側に同じ様な校舎を建て営業を始めました



以前は仙台駅ビル地下街でも買えましたが、最近は中々入手困難なこのお店のピッザ
職員室が厨房　　その隣の3・4学年の教室がレストランです

あのドロドロ～～～のチーズたっぷりのピッザが食べたくて・・・
山菜取りの後のランチでshigeちゃんとやって来ました

ミシミシという、歩くと響く廊下の音はありませんでしたが
懐かしいあの頃へタイムスリップするような校舎の再建

お目当ての～「蔵王のお釜ピッザ」中（17㎝）　1498円＋税

蔵王のお釜に見立てた生地に～満々と湛えられたチーズの溶岩

ハサミでカットしていただきます！

以前より流れ出す溶岩が少ない？
縁の部分の空洞は、以前はパイ生地の様な層になっていました
「しめじとほうれん草のピザ」М（22㎝）　1598円＋税

コリッコリのしめじとどっさりのほうれん草

「宮城県産北限のしらすピッザ」М（22㎝）　1698円＋税

しらすとチーズってスペシャルな相性　
お喋りしながらでピザが冷めてもとても美味しい！
カルシウムどっさりで、小さな子どもに是非食べさせたい一品～♪
以前よりチーズ控えめになってしまいましたが、相変わらずの人気店です

コロナに負けず　自分に与えられた時間を大切＆有意義に・・・
良いゴールデンウィークをお過ごしください＾＾

森のピザ工房 ルヴォワール 川崎町本店 （ピザ / 蔵王町その他）

昼総合点★★★☆☆ 3.0

BAKED MAGIC

昨年6月に一番町にオープンしたシュークリームの店「BAKED MAGIC」
三越へ行く際の駐車場の出入り口
シュークリームの専門店がオープン！と、分かってはいましたが・・・
暫く行列続きの日々！しかもこの今の世、行列には並びたくない・・・

飽きっぽい仙台人の「飽き」がそろそろ？来た様で
並ばず買える！いまだからこそ～突入＾＾

店内でクリームを詰めている様子がガラス越しに見えます
大阪発「焦がしシュークリーム」の専門店「ベイクドマジック」

海外（中国、インドネシア、ベトナム）にも店舗を出すこちらのお店が
満を持して仙台へ出店

東北には初出店のお店のようです


焦がしキャラメルミルクシュー　200円
焦がし生チョコミルクシュー　240円　を買ってみました

ともに焼き上げたシュー生地に二種類の砂糖をかけ
一つ一つバーナーでカリっと焼き上げる

更にザラメをかけて炙る事でカリっと香ばしく光沢のあるシューが完成

・・・とありますが～これ、焦がし？？
ん～ザラメをサッと炙った感じ　焦げてません　砂糖は全くそのまま・・・
ブリュレとうたっていますが～炙るの忘れた？　と、言う感じ
ジャリジャリ＾＾　ザラメを振りかけた、いたって普通のシュークリームです

お年寄りや入れ歯の人は無理っぽいです

シュークリームは全て2トーン（ダブルクリーム）
一粒で二度美味しい、これは良いかもしれません

生クリームは甘さ控えめ、カスタードクリーム等はその分甘めです

ブリュレしたシュー生地、と言うイメージが強かったため
少しガッカリ～の生地　
クリームは2層になっているので、お口の中でハーモニーを奏でてくれます
飽きっぽい仙台人　仙台で飲食業を出店するには～根性＆潔さが必要です

ベイクドマジック 仙台一番町店 （洋菓子（その他） / 勾当台公園駅、広瀬通駅、青葉通一番町駅）

テイクアウト総合点★★☆☆☆ 2.9

春山 タラの芽

「おいで～おいで～」と手招きする春山の木々芽

お入学を終えたような色をした「ケマン」に似た姿

ニガイチゴの花

人が踏み入れない山の中だからこそ～
可憐に、そして何も恐れることなく～美しい姿で花弁を広げています

雪解け水の流れる沢を渡り～

昨年、主人の知り合いに教えていただいた山へ今年も・・・

春山の空気は、本当に＆どんなグルメより～美味しいです

だ～～～れもいない山　マジメに＾＾人っ子一人いません
と、なれば～～マスクも正々堂々外します
出会うのは畏れ多い「熊」か「カモシカ」だけですもの＾＾

「コゴミ」も春の陽を喜び、グングン伸びていました
私達のストレスも、どこかへ持ち去ってくれる芽吹く木々の緑、そして空気

春山に咲く花々は、小さくても新緑に負けないほどの存在感です
ツルキンバイ

ケタチツボスミレ

連れて帰りたいほどの美しさですが
大自然で育ったこの子たちは、きっと我が家では育つことは出来ないでしょう
タニギキョウ

「極秘（ホントに誰にも言えない＾＾）」のこの森の奥に開けた谷山
天然の「タラが芽」の山なんです　この枝の先の芽、見えます？

タラの芽は、ウコギ科の樹木「タラノキ」の新芽
「知らない人は、いないでしょ？」と言うまでにメジャーになった山菜の王様

たらの芽が美味しく育つには春の陽ざしが重要で～
沢を抜け、先に開けたこの谷山は、春の陽射し300％の山です　
ですが～ここまでの道のりはかなり過酷　

この日の夜は、二人揃って筋肉痛でダウン（翌日は元気でしたよ～＾＾）
太陽に向かって太く大きく育ち
太陽の恵みによって栄養豊富になった～天然のタラの芽

栽培物はデパ地下でも沢山売られていますが、天然のタラの芽に敵いません
汚染なし、低脂肪、低糖質、ビタミン食物繊維が豊富なタラの芽

タラの芽：病気を防ぎ＝長寿の元　古くから薬のように食べられてきました
その意識よりも「美味しい」食し方は天ぷらが一番の「タラの芽」
今年も春の山の恵みを・・・いち早くいただく事ができました＾＾

一人静かに・・・春の庭

大好きなヒトリシズカが咲いています

井戸の周りだけだったはずが・・・

この庭がお気に入りな様で＾＾色々な所に静か～に増え続けています
華やかに花桃も満開です

昨年花数が少なかったのは一昨年の剪定のせいだったようです

災いを除き、福を招くとされてきた桃の花　　今年は多くの花が咲きました

ムスカリ

スノーフレーク

スミレ ムラサキケマン

チューリップ

木瓜

サクラソウ　スイセン ヤマブキ

中々「ひたち」へ行けないので・・・ネモフィラを植えました

ポロニア ピナータ
ミカン科の花で、カスミソウの様な小さなピンク色の花が溢れるように咲きます
大きな鉢を一目惚れ買い＾＾　沢山の人に愛でて貰えるように玄関前に置きました
風に揺れ、柑橘系の癒される香りを～家の中まで運んでくれます

乳飲み子3人分ほどの～たわわに咲く花の鉢ですが
ご近所で、庭の鉢が盗まれる被害が多発しているそうなので
しっかり盗難対策（ただ縄でグルグル＾＾）しました
他所様の家の植木を盗んで心潤うのかしらね・・・

いつもと違う日常　不自由な生活の中でも
土に触れ、庭に花が咲き・育て・愛でる事が出来る「幸せ」
2021年の春も・・・静かに感じる事ができました

Cache Cache・カシュカシュ

仙台空港からほど近い岩沼
東北本線・岩沼駅の西側にあるフレンチレストラン「Cache-Cache・カシュカシュ」

「カシュカシュ」とはフランス語で「かくれんぼ」の意味だそう
「食の楽しみをみつけてね♪」と言う店主さんの想いのこもった店名です

店内はソーシャルディスタンスを保つ為でしょう
4人掛けの席に主人と私、二人が案内されました
　
が、隣席との距離は近く～4人で来店のママ友？と思わしき軍団は
マスク無しでお喋りに花咲かせていました
ん～この時期・・・
食事しながら＆食事後のワイワイ・ガヤガヤは余りよろしくない光景

通常なら程よい広さの店内　1階はお姉様がフレンチ・2階は弟さんがワイン
ご姉弟で営む、家庭的な優しい雰囲気のレストラン＆ワインバーです

ランチは魚料理or肉料理の中からどちらかを選択するメニュー(もちろんフルも可能)

私はお肉＋opのフォアグラを　　主人はフルコースを　
「スープ」　季節のポタージュはサツマイモ

きめ細かく泡立ちされた生クリームが、スープをスイーツに変えてしまうほどのマジック

「前菜」　野菜のガトー仕立て　地元産そば粉のガレット

フレンチの腕の見せ所、2種のソースが奏でるハーモニーが素晴らし～い！
薄く作られた地場産のそば粉のガレットも手が込んでいます
「自家製パン」　バターはブルギニョンバター
あらま・・・みっしりとして重く美味しいパン

エスカルゴに使われるバター・ブルギニョンバターはあくまで脇役
パンだけでも十分、いえ三十分＾＾美味しいです
私の「opメニュー」　フォアグラのポアレ＋1000円の登場

レバーは食べられませんが、フォアグラは大好物な私＾＾
ん～こちらはチョッピリ火の通りが悪いような・・・（翌日予感的中でしたが）
「魚料理」　白身魚のカダイフ仕立て
グラタン部分には宮城で好まれ食べられている「あんこう」

「肉料理」　豚フィレ肉のロースト　ボルチーニ・きのこクリーム
口の中でとろけるような豚フィレ　それでも美しく整った姿

器用な女性シェフ‍‍‍の器用な計らいが垣間見られます
「デザート」　アップルケーキ・キャラメリゼ
パティシエールでもあるシェフのデザート

まるで仮面ライダーの様な～スイーツ　素晴らし～い！
フレンチならではのソース職人なんですね～
アップルパイがキャラメルソースで別物に変身～！します

あえて言うなら・・・食用花は要らないので、もう少し量が欲しいかも＾＾

女性シェフならではのキメ細やかな味付け・盛り付け
手の込んだ目にも鮮やかで華やかなお料理
前菜～デザート迄のクオリティの高さは、場所的にも私＆主人の想定外でした

言い方は悪いかもしれませんが・・・
こんな辺鄙な田舎でこのお料理を出されている事は
レコード大賞（死語？）モノだと思います＾＾

カシュ カシュ （フレンチ / 岩沼駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.6

果花と土の香り

蔵王連峰は東部の宮城と、山形の西部・両県にまたがっています
こちらは宮城蔵王　もう少し走れば山形蔵王にも入れますが

県を跨いだ移動は自粛しなければ・・・宮城マンボウです
が・・・こんな遠くからのマンボウ兄弟も、都や県を跨いでいらっしゃってます

宮城蔵王は雄大な自然の宝庫
果物王国・山形との県境の地・宮城蔵王の「遠刈田」

「遠刈田・とおがった」は「とおかった～」ではなく・・・
仙台から車で3～40分で向かうことが出来る地です＾＾
この季節、沢山の果花が春を慶び咲き誇っています
梨の木



桃やりんご・・・


食を楽しむ物の花には香り無し

ですが、芽吹く地を吸う香りは、何だか心穏やかな気分にさせてくれます

実はこの表現の難しい香り・においは
木や草・野菜・果物などから放出される「テルペン」という植物成分の働きだそうです
微量の香りですが、人体に薬として作用し
副交感神経系を活性化させ、気分を安らいだ状態にする働きがあるそうです
コロナ禍でストレスが溜まりまくってる今　春だからこそ～
大自然からのサプリメントをいただける、芽吹く森・花咲く果物畑へ出掛けましょ＾＾　
沈黙の時を終えた「果物畑」　いよいよ忙しい季節になります

春のゲレンデ

春の山　体感にも季節の歩みを感じられます
雲も空も芽吹く木々も、訪れた新しく穏やかな空気を喜んでいるかのよう

宮城蔵王のお膝元・遠刈田
仙台よりほんの少し遅い春の到来です

宮城蔵王えぼしスキーリゾート

仙台から車で40分程の宮城県内最大のスキー場です
晴天の日には、太平洋を眺めながらの爽快なダウンヒルが楽しめます

1年中見どころ満載のえぼしリゾート
春・夏・秋の「グリーンシーズン」を迎えました
ゲレンデの雪下には、こんなに沢山のすいせんが眠っているんです

毎年恒例で行われていた「みやぎ蔵王えぼしすいせん祭り」
昨年は中止でした　が、今年は「みやぎ蔵王えぼしすいせん観賞」として
4/24～5/6　入場制限を行いながらの開催となったようです

入場制限を行いながらでも・・・人込みには出掛けたくないので
一足早くゲレンデへ向かってみました＾＾
ですが～早すぎ？？たかも・・・
先週末、私達が見たゲレンデに咲くすいせんは67,8%？と言う感じでした

虫博士が小さい頃も「すいせん祭り」には出掛けました
この後は白すいせんが咲き仲間入り＾＾
鮮やかなゲレンデの姿が、訪れた人たちを楽しませてくれる事でしょう

美しい粉雪が舞い飛ぶパウダースノーの白い季節が長く
このような緑の季節は短いゲレンデ

風も無く穏やかで、透き通る空気と青空　ゆっくりと流れる雲

すいせんの花も、早々とやって来た私達に微笑むかのように・・・＾＾
優しく揺れていました

「七ツ母里」

沢山の方々の「原阿佐緒」への興味を持ったコメント
有り難う御座いました 　私には記憶に残るほどの妖艶な歌人でした
と言う訳で～史を追った後には・・・グルメが跡を追うviviちゃん＾＾

宮城県・黒川郡大和町にある宮床の古民家
里山Dining七ツ母里・さとやまダイニング　ななつもり

こちらのお店
以前は仙台も長町MALL傍で「母里」という名前で営業されていたお蕎麦屋さん
仙台から北へ車で小一時間

民家を改装し店舗にされていますが、まるでお婆ちゃんの家の様な～
「ただいま～」と言いたくなるような・・・懐かしいてお店です
が～感染症対策はしっかり！玄関での検温　テーブルには飛沫対策のパーテーション

かなり田舎ですが、人気店だけにこの配慮はさすがです
着席と同時に運ばれたお茶と黒豆煮

「七ツ母里お膳」　1600円

大和町「熊谷さんちのササニシキ」を使ったちらし寿司

白身魚のお刺身

ワカサギの南蛮漬け

魚の煮つけ

カニ

天ぷら

お蕎麦

北海道の弟子屈町産の蕎麦粉「キタノマシュウ」を使った希少なお蕎麦
十一蕎麦だそうですが、食感は二八に近くのど越し抜群！
シコシコ感もしっかりで、洗練されているお蕎麦・・・と言った感じ　
実に美味しい！

お汁もかつおが効いた、程よい甘さ　お蕎麦との相性もとても良く
来週にでも又食べに来たい！と思えるほど美味しいお蕎麦御膳です
「ごぼうのっぽ揚」

関取の握りこぶしの様な大きさのゴボウ揚げ　ナイフが置かれていますが
裂きながら食べてください・・・と言わんばかり（言われてる？）の大きさ
サクサク＆カリカリッ！　天つゆより塩でいただいた方が美味しいかも・・・
これは自宅では中々真似できない一品です＾＾
鉄瓶で運ばれた蕎麦湯は冷める事を知りません　

トロトロ～の良い感じの蕎麦湯でした
遠くまで来てくださったお客様への思い、感染症対策、おもてなし

こまでやって来た甲斐があった～と思える良いお店でした

七ツ母里 （そば（蕎麦） / 泉中央）

昼総合点★★☆☆☆ 2.9

原阿佐緒

与謝野晶子、斎藤茂吉に師事し「大正の三閨秀歌人」と称された「原阿佐緒」
仙台から北へ車で30分ほどの「宮床・みやとこ」に、彼女のお墓や記念館があります

2016年5月に公開された日本映画「殿、利息でござる！」
の、舞台になった場所はこの辺りです
当時は先見・知力の目を持った人々が～
この辺りでは「うずうず・・・」していていたのでしょう

「原阿佐緒」は、私の記憶の中の奥深くにいた歌人です

近代史の本に載せられ・残された歌よりも彼女の「美しさ」の方が興味深かったのかも
原 阿佐緒：はら あさお（1888年6月1日 - 1969年2月21日）

・虫博士の出身校のOGであった事
この記事を書くにあたり～調べていくことで～分かりビックラポン！
ですが・・・中退　後に上京し
日本女子美術学校（現在の東京都立忍岡高等学校）で日本画を学び
1909年（明治40年）に新詩社に入り「与謝野晶子」に師事
有名な「スバル」に短歌を発表

明治に生れ、大正、昭和を生きた女性

男社会であった当時の社会の眼や美貌によって
真実の人柄とはちがった女性のように評価され
それが定着してしまっている・・・気の毒な女性・歌人です

自分の経団の師・小原要逸との間に一児（長男・千秋）次に・・・
画家・庄子勇と結婚し一児（次男・保美）をもうけるも離婚

東北帝国大学（現・東北大学医学部）に入院した事がきっかけで
東北帝国大学学長「石原純」との恋愛が問題となりました

アインシュタインの相対性理論を、日本に紹介したことでも知られる「石原純」
石原には妻子があったにも関わらず
阿佐緒の才能と美貌にノックアウトだったのでしょう

全て男性側からの猛アタック＝熱愛

様々な恋愛問題を引き起こしてきたとされている「原 阿佐緒」
美しさ故に、彼女の求めていなかった人生を歩む事となった哀しい運命・・・

石原氏は東北帝国大学を辞職しましたが、二人は同棲を続けました
この事により阿佐緒は「アララギ」を事実上追放

1929年（昭和4年）大阪・梅田に、バー「阿佐緒の家」を始め

1932年（昭和7年）直木三十五の紹介で「大衆文芸映画社」に入社
阿佐緒が原作を書き、女優として主演したサイレント映画「佳人よ何処へ」が製作・公開

同作の公開に先行し、阿佐緒が作詞し古賀政男が作曲・編曲
淡谷のり子が歌った同名の主題歌が発売されました
阿佐緒が活躍し始めると、小心者なのかその先を見据えての事なのか・・・

石原純氏は妻子の許に帰り、阿佐緒はバーを転々としたそうです
阿佐緒は1943年（昭和18年）帰郷　　歌壇には復帰しなかったそうです

わがひとり かへりしことをあざわらふ 如き眼をして見らるるは悲し
何かひとつ わが胸をさす一言を いはでははてぬふるさと人よ


この首から阿佐緒に向けられた視線と、その苦悩を窺い知ることができます
スキャンダラスに報じられた石原純氏との関係とその後の破局
女優や酒場のマダムとして働いた日々
幾度もの挫折の末に、帰り着いたのは故郷・宮城の「宮床」でした

周囲から冷たい目を向けられても、母の待つ宮床は
阿佐緒にとって、なくてはならない場所だったのでしょう

傷ましく、もどかしく切なく、愛しい・・・
男性や社会に翻弄されながらも
「歌」に「恋」に奔放無垢に生きた美貌の歌人「原阿佐緒」の墓は宮城に在ります

松森城（鶴ヶ城公園）

レンギョウ

ユキヤナギ

スカイラインGTR　懐かしのKen＆Merry＾＾
「オ～～！」と叫びながら、車好きな主人はその後・・・果てしなくスマホ検索

排ガス規制のクリアで25年経ったGTR車は
車好きなアメリカではとても貴重な存在で～
きちんと手入れされている車は2000万前後で売買されているようです
こちらの状態でも～かなりの価値はあるようです

仙台市内から車で20分の松森　春爛漫の道を桜を追ってウォーキング
松森城址「鶴ヶ城址」

戦国時代に南北朝時代～戦国時代にかけて
仙台市一帯に勢力を張った「国分氏」の居城と伝えられている標高70mの山城です


日当たりが良い地　一足早い八重の桜が見事に花開いていました


頂上の平場が本丸跡で、西側の平地が二の丸跡と言われ
本丸と二の丸の位置が「鶴翼の陣形」に似ていることから
別名「鶴ケ城」とも呼ばれていたそうです

現在は公園として整備されていて
夫々に対策された形で桜・春を楽しむ家族の姿が見られました



マンボウ発令時直後ですしね　　屋外とは言え・・・

小高い丘からは七北田川をはじめ仙台が一望できます

中世に陸奥国の国府が置かれた多賀城市に近い場所にある「松森城址」

どのような目的で築城したのかは・・・未だ明らかにされていません

この松森城の城主の国分氏（こくぶんし）って何者？
国分氏は、宮城郡南部にまで勢力を張っていた武士の一族だそうです

語り継がれなかったとはいえ、城を建て領主としての史が残されていない事
ムム・・・この地っていったい何？　伊達との関係は？？
最後の城主となった17代国分盛重は、
伊達氏15代晴宗の5男で、政宗の叔父にあたる人で
家中の反乱により慶長元年（1596年）に没落

国分氏の没落後、伊達氏の重要な城の一つとなり
仙台藩の正月行事「野始」（狩猟、軍事訓練）の舞台となったそうです

こうした知り得る事のなかった歴史探訪出来るのは・・・
コロナのおかげかもしれません＾＾
居城址ウォーキングは山坂がキツいけど～ハマってしまいそうです　　

やまや園 ピザリア

美しい蔵王連峰　
速度違反の取り締まりの多い山形自動車道からの3月初めの眺めです

知らなければたどり着けないこのお店
とは言え～山の中や谷の中ではありません　果物畑のど真ん中＾＾

大きな道から細い農道に入り、不安になりながらも辿り着くGoogleナビ＾＾
ラズベリーとりんごの果樹園、奥や裏にはさくらんぼの木も残雪から顔を出しています

こんな辺鄙な場所でも駐車場には車がたくさん！

黄色い三角屋根の建物のピッザリア

テラス席もあり、ペット連れでもOKです

店内に入ると～高い天井、そして薪ストーブ

私達は果樹園（雪景色＾＾）が見渡せる特等席に案内されました

雪の間から顔を出す果樹　地に降り注ぐ温かい陽の光
寒さ厳しい地に繰り返される新たな芽吹き

そとの縁台では猫ちゃんがお昼寝

石窯風ピザ窯は薪ではなくガス窯
この光景にナポリを思い出してしまいました　
薪じゃなくても～美味しければそれで良い！だけのこと＾＾

自家製ベーコンのシーザーサラダ（М）　1100円

ワァ～お野菜が真面目に美味しい！！
お正月のお節に入れられたかまぼこの様な～厚みの自家製ベーコン＾＾
絶品で、このサラダだけでもお腹が満たされます
雪下キャベツたっぷりのペペロンチーノ（パスタ80g）　980円

チーズはテーブルでお好みで削ってくれます

アルデンテの茹で具合　ドッサリの雪下キャベツ
良いからみ具合のトウガラシ＆にんにく　美味しい～♪
生ハムボンバー　1530円
ピザリア名物です　ピザ生地が風船のように膨らんでいます

ハサミで切り裂いて～

生ハムやモッツアレラチーズ、シャキシャキの野菜を挟んでいただきます

好みでオリーブオイルをつけながら・・・

これは～ピッザではなく、明らかに「生ハムボンバー」＾＾
窯焼きされた美味な薄いピザ生地に挟まれた生ハムたち・・・
「美味し～～～！！」と叫ばずにはいられない逸品

要となるのは窯で焼き立ての「生地」！
サーモン＆クリームチーズでも・・・
やもすれば～カオマンガイやコンビーフ、ツナ等を挟んでも美味しいかも！＾＾
私達的には「再訪決定！！」の美味しいお店でしたが
さくらんぼの花咲く頃には～県を跨いで行けると良いけど・・・

ピザリア （イタリアン / 羽前長崎駅、南寒河江駅、羽前金沢駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.3

桜花爛漫

胴吹きも最後に顔を出し、我が家のソメイヨシノも満開となりました

樹齢約200年近い大木・古木のため
幹や根元から胴吹き（どうぶき）が続々、毎年増え続けています


モクモクと雲の様に咲き、2階の部屋へ押し寄せんばかりのソメイヨシノ

高さがあるので、こうして2階のベランダから眺めて＆撮るのが一番＾＾


紫木蓮もまた少し背を伸ばし、天を向いて咲いています

ソメイヨシノの前にはしだれ桜も満開です


ソメイヨシノの白い花が、しだれ桜の色に変わるころ・・・

花びらの絨毯が敷かれます

「世の中は三日見ぬ間の桜かな」

桜はいつの間にか散る様に、世の中はいつ何が起こるか予測できない・・・との意

「写真撮らせて下さい」と沢山の方々がやって来ます
（この時期は、ノーメークでダラけていられません＾＾）

ソメイヨシノとしだれ桜のコラボ＆グラデーション　　
この二つの桜木が花を落とした後、八重桜の濃いピンクが花開きます

子どもの頃から・・・夕陽のフラッシュを浴びた桜の姿が一番好きです

昼間に見る桜、夜に見る桜　　見ようと思って観る時間ではないその「時」の
桜が演じる、短く美しい「時」を私は知っています
昔から日本人にとって「桜」は特別な花
桜を見ることで春・季節・日本の文化を感じ、気持ちが癒されます

米屋十兵衛

地下鉄南北線・五橋を降りてすぐのファミリーマートが
昨年、コロナ禍の中改装工事を行っていたので
通る度に気になっていましたが～「米屋十米衛」が移転しリニューアルオープン

和×洋の本格イタリアンのお店です
そもそもこちらの料理長は、広瀬通りにあった「Ristorante da LUIGI・ルイジ」
を営んでいた・・・廣瀬氏のお店

廣瀬さんは、フィレンツェで「ハプスブルグ家公認料理人」の称号を得たことで知られる
腕利きのシェフ　　広瀬通りのお店は、2016年に惜しまれつつ閉店しましたが・・・
「地産地消を突き詰めた新たなスタイル」でリニューアル

本格派のリストランテのお店の主役は「宮城米」です
そう言えば・・・ルイジも「リゾット」がこの上なく美味しいお店でした
入り口では検温＆アルコール消毒、二名ごとにアクリル板も設置
ランチは全部で３種類
1200円のプレートランチと、2200円、3200円のコースランチがあります
私達は2200円のコースランチを・・・
・旬の野菜6種

マリネにされたお野菜　生ハム

野菜で作られたパウンドケーキ　スモークハム

等々・・・もうこれだけで大満足
・野菜と果物のスムージー

・季節野菜のスープ（ミネストローネ）

・自家製パン

・リゾット＆パスタ（数種から選択）

私は「きのこのリゾット」「海老とレモンのクリームスパゲティ」

やっぱり～リゾットは最高です！
本場イタリアでも～こんなに美味しいリゾットは食べた事はありません

登米市生まれの玄米「金のいぶき」と言う新ブランド米が使われているそうです
生の玄米の程よい硬さと、具材を生かした調理　これは～誰にも真似できない素晴らしさ
しつこいくらいに絡まるクリームソースはレモンとのペアだからでしょう
難しい取り合わせを～良くぞここまでやってくれました　海老もプリプリ～！

仲良しdekoは
「自家製ベーコンと菜の花のリゾット「ボローニャ風ミートソースのペンネ」

お互いシェアしていただきましたが、ミートソースも他では味わえない美味しさ
・ドルチェも数種から～2種選べる嬉しさ＾＾
苺のタルトと苺のカッサータ
ベイクドチーズケーキと苺のカッサータ

カッサータとはイタリアではアイスケーキの事
苺たっぷりのカッサータ　甘さも控えめで他のドルチェの邪魔をしない栞らしさ

お米生地のタルト・チーズケーキも、メインの余韻を引く美味しさでした

・ドリンクはアイスティーとコーヒーで・・・

「お米」をここまで別物として表現をされるその感性
シェフの本場イタリアでの修行＝私達・日本人の主食を再認識させるお店です
仲良しとここへ訪れたのが2月末・・・
3月初めから閉業されていましたが、昨日・4月1日から再開されているようです
4月5日からの「蔓延防止措置法」で、仙台の飲食業はもっと厳しい状況になりそうですが
感染症対策への意識の高さ、お料理のグレード＆接客の素晴らしさ～
テイクアウト等で真面目に応援したいお店です　

農家イタリアン 米屋 十米衛 （イタリアン / 五橋駅、愛宕橋駅、宮城野通駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.3